理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu

2019年12月14日(土) 練習日誌④ ぶっきらぼうに始める肘底捶

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太極拳の肘底捶。

捶の部分を練習。

最終的には。

前に立てた。

自分の前腕の肘の下を。

後ろ手の拳で。

巻き打つようにしていくのだけれど。

練習として。

使いやすいように。

少し変えて始める。

まずは。

後ろ手の捶の軌道は。

ぶっきらぼうに。

力ない感じで。

軌道は真っすぐ。

自分のお腹の前を通るように始める。

そして。

相手に触れたところから。

肘。

肩。

股関節を使って。

巻き込む軌道に変える。

こうすることで。

相手に加わった打撃の。

反作用を。

自分に返さずに。

さらに巻き込む慣性を流し込むことができる。

ぶっきらぼうに出す腕は。

拳が当たらずとも。

前腕や肘。

上腕や肩など。

どこか触れさえすれば。

そこを真っすぐ押し込まず。

転じる軌道に変じさえすればいい。

打法に慣れていけば。

相手の攻撃を。

近接に躱して御して。

みえにくいところから。

強力な打を撃つことができるので。

結構強力な作法となる。

そんな練習の一幕でした。

2019年12月14日(土) 練習日誌③ 低高さへの蹴りを受け崩してみる

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遊びとして。

ローキックを。

受けながら崩してみる。

遊びなので。

ローキックとはいえ。

腿の上目を蹴ってもらう。

まずは。

蹴りに合わせて。

後ろ足に体重を移動して。

前脚は。

少し内に捻じり。

蹴られる場所を。

裏側に移す。

腿裏や。

お尻が蹴られるような形。

これは。

単に腿の横はほんとに痛いから…。

そして。

蹴りが。

腿裏に当たる。

その感触を味わう。

続いて。

その感触に至ると思うところから。

軽く。

後ろ脚の膝を曲げて。

その場に。

少しだけしゃがみ込むようにする。

変に。

張ろうとしなくても。

脚の弾力で反作用は生じるので。

その。

受け容れと。

反作用と。

位置の移動で。

ローキックを蹴った相手の。

足をつたって。

こちらの慣性が伝わって。

脚が落とされ。

蹴った体勢が崩されることになる。

様々な打撃を試して。

受け容れられること。

そこから。

方向性を変えて。

慣性を流せることを学んでいく。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2020年1月11日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2020年1月11日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2020年2月1日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2019年12月14日(土) 練習日誌② 受けの作法と肩肘の動く拍子

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相手の捶に対して。

横から。

前腕を地面に垂直に立て。

横薙ぎに。

防御を掛ける。

あちらの。

突き込んでやろうとする。

圧力が大きければ。

こちらも。

その前腕。

肘関節を固くして。

こちらの威力で。

相手を弾き飛ばしてやろうとする。

結果は。

鍛えられた腕であれば。

弾き出せるし。

相手の威力に負ければ。

威力は減じることはできども。

この身に。

捶を受けることにはなる。

形。

作法はそれほど変えずして。

まずは。

横薙ぎにしながら。

相手の腕に触るまでは。

軽く。

柔らかく腕を保つ。

打撃が。

相手に触るまではそうなるのと同じく。

そして。

相手の腕に触れたら。

軽く肘関節に張りを作りながら。

されども。

肘と肩は。

そのまま横薙ぎを続けていく。

前腕は。

無理のその場に留めないようにする。

すると。

こちらの作用は。

相手の前腕に浸透していき。

それほどの。

固い圧力を作らなくても。

その軌道をずらすことができる。

守りにおいても。

居着かず。

動き続けることが大事。

そんな練習の一幕でした。

2019年12月14日(土) 練習日誌① 食い込ませるか食い込まさせるか

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打撃を加えるに当たって。

相手の接触点に。

緩く入って。

中で張る。

イメージはそうだけれど。

相手の中に。

浸透させる。

食い込ませるということは。

反対に。

自分の中に。

食い込まさせる。

ということも同義となる。

作用と。

反作用。

そこが。

その瞬間には。

実際には。

区別がつかないことと同じ。

なので。

相手の。

打撃に対して。

こちらの身を緩くして。

接触点で。

受け容れるということは。

こちらの。

その身を用いて。

相手を御することにもつながる。

まずは。

遊びとして。

相手の拳を。

自分のお腹に宛がって。

ずぶずぶと突き込んでもらう。

その後で。

軽く腹を張ろうとしながら。

自分の身を。

左右どちらかに捩ってあげる。

これも。

反作用を御する行為に繋がって。

相手は突き込んだ腕を通して。

身体が崩される経験を味わう。

攻めも守りも。

ひとつの概念で結ばれる。

そんな練習の一幕でした。

2019年12月7日(土) 練習日誌④ 反作用の利用で移動するか浸透させるか

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こちらから。

作用を掛けることで。

反作用が生じることを理解すると。

その反作用を利用して。

自分の移動の力にするか。

逆用して。

相手に浸透させる力にするか。

それを。

選択可能になっていく。

また。

自分からの作用を。

初めから。

その作用を深めるための。

反作用の浸透にするか。

反作用を別の浸透にして。

相手を崩していくか。

という選択にも繋がっていく。

身を固めてしまって。

反作用の存在を。

堪えるべきものとして。

感じられなくしていくと。

こうした利用ができず。

初めから流れとして存在するものとして。

その利用を考えていくかで。

混沌とした場面での。

応用力に差が出ていくことになる。

形は。

一定の動きの中で。

その作用も。

反作用も。

慣性も。

勁も。

法則性を見つけられるように。

構成されているので。

そこから。

形を離れて。

混沌に戻っていくことも。

当然必要になってくる。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年12月21日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2019年12月21日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2020年1月11日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2019年12月7日(土) 練習日誌③ 拳の先端だけで二度打ちの寸勁を成す

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相手の身に食い込ませて。

返る反作用を得る打撃で。

寸勁を試してみる。

拳の握りは。

全く浅く。

相手に対して。

拳面が斜めになるように。

こちらの四本の第二関節が。

最初に触れていくようにする。

相手の体表面に。

はじめから。

これらの関節が触れたところから。

身体ごと前身して。

関節が。

若干相手に入り込んだら。

同時に。

自分の関節が押し込まれ始めたら。

その形で。

手首と拳を固めるようにする。

すると。

相手からの反作用が。

第二関節から入りこむので。

その反作用に抵抗せず。

拳を握りこませて。

拳頭で二度目の打撃を入れこませる。

とても。

小さな範囲で反作用が循環して。

触れたところからの。

寸勁を打ち込むことができる。

生身の。

肋骨とかに打ち込むと。

本当に怪我に繋がり兼ねないので。

練習には注意が必要。

そんな練習の一幕でした。

2019年12月7日(土) 練習日誌② 靠の打撃を反作用の浸透で大きくする

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八極拳で代表的に用いる。

靠(かお)の打撃。

これも。

相手からの反作用を得ながら。

力積大きく浸透させていく。

靠として。

まずは。

肩甲骨を。

思い切り脇の方に引き付けて。

引いた力を。

解放するようにして。

相手に宛がっていく。

自分の移動と共に。

打ち付ければ。

それだけで重い打撃にはなるけれど。

相手が構えていれば。

衝突としての。

作用が大きく。

こちらも反作用を得ていくことになる。

なので。

まずはゆっくりと。

その反作用が。

自分を進行方向と逆に。

押し返していく。

という流れを確認する。

その上で。

その流れが。

股関節を動かして。

身を開いていくことで。

転換させられることを確認する。

したらば。

靠を打ち付けるとともに。

その身の開きを。

併せて掛けると。

こちらに返る反作用が。

相手に浸透することになり。

とてもその場では。

堪えられない大きな力積となる。

そんな練習の一幕でした。

2019年12月7日(土) 練習日誌① 足の打撃でも反作用を浸透させる

Permalink:

足を使った打撃の練習。

まずはシステマと同じように。

片脚立ちになって。

足を8の字に回していく。

独立式のように膝を曲げて立って。

膝先。

足先が。

上からみて8の字を描くように。

股関節を制御していく。

それが慣れたら。

その軌道を一部使いながら。

相手の前足を。

サッカーのインサイドキックのように。

こつんと打ってみる。

ただし。

当てる部分は足裏寄りで。

まずは。

力を緩めてただ当てるだけ。

それから。

当てる直前に。

足首と足裏を張るようにして。

できたら。

柔らかく当てた後に。

それぞれ張るようにして。

そこで生じる反作用に対して。

膝や。

股関節を。

動かし続けるようにして。

こちらの慣性に変えて。

浸透させていく。

うまくできれば。

相手の前足を蹴り込んで。

足を蹴り飛ばすことができる。

足裏でできたら。

腿の膝頭寄りを使って。

柔らかく。

小さな動きで。

相手を重たく弾き飛ばす。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年12月14日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2019年12月14日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2020年1月18日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2020年2月15日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2020年3月28日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

2019年11月23日(土) 練習日誌④ 宛ててから身体を開いて力積を増やす

Permalink:

宛てに行くときは緩く虚し。

宛ててからは固く実し。

反作用を化して深く攻める。

この形を。

八極拳の形で実現する。

形としては。

頂心肘と黑虎偷心。

頂心肘では。

肘を鉛直な線上で軽く振り出す。

相手に肘が触れたところで。

肘関節を固める。

反作用は肩に返ってくるので。

そこで。

身体を開いて肩の位置をずらすとともに。

反作用を動作で消化する。

黑虎偷心では。

腕を伸ばすときは。

まだ身体を開かず。

相手に向かってゆるゆると伸ばす。

相手に触れたところで。

拳と手首を固めて。

頂心肘と同じように。

身体を開いて。

肘、肩の位置をずらしていく。

いずれも。

反作用を打つ方は感じず。

その衝撃が。

相手に浸透していくので。

打つ場所や強さは充分に気をつける必要がある。

また。

宛がうまでは。

打ち気を出す必要がなく。

拳や肘をもっていくだけという身持ちとなり。

相手は。

打撃が入り込むまでは。

気づきにくくなる。

こうした意識の虚実も併せて慣らしていく。

そんな練習の一幕でした。

2019年11月23日(土) 練習日誌③ 打した反作用を利用して中に浸透させる

Permalink:

相手の内部に。

入り込む打撃は。

重たい部位に対しては。

その位置を奪うことはできずに。

対外に排出されようとする。

けれども。

そのときには。

まず反作用が生じるもので。

この反作用を逆用して。

自分の肘。

もしくは肩を動かして。

追撃を入れていく。

相手は。

反作用を起こした部分は。

硬化しているため。

その硬化した部分をこちらの先端として。

その奥に衝撃を与えることになる。

形としては。

システマのストライクの形で練習。

相手の真横に立って。

自分の身体に水平に打撃を放つようにする。

このとき。

拳から肘の角度はわざと一直線にせず。

肘がやや拳と自分の身体の間くらいに位置するようにする。

そうして。

相手に拳が入り込んで。

拳と肘を固めるとともに。

肘の位置を。

前腕が自分の身体と水平になる位置に。

移動させていく。

そうすることで。

肘が反作用を受けて動く状態が実現されて。

相手に大きな力積が加えられることになる。

痛みという面では。

それほど刺さるわけではないけれど。

衝撃が内臓に向かうと。

危険な状態を引き起こす。

なので。

練習の仕方には注意が必要。

打つ場所。

相手の衝撃を抜ける技術の程度。

呼吸の状態。

色々注意しながら試していく。

そんな練習の一幕でした。

2019年11月23日(土) 練習日誌② 軟から硬で腕を弾く

Permalink:

頭部を打つような軽い打撃ではなく。

もう少し重さを浸透した打撃を練習する。

作法としては。

腕の力を緩めたまま。

身体を使わず。

腕の最低限の力で。

捶を放っていくところは同じで。

異なるのは。

相手の身体に触れるところまで。

力を込めることをしない。

そして。

相手の身体に触れてから。

拳と。

手首の力だけを。

固めるようにする。

すると。

相手の表面ではなく。

相手の内側に。

衝撃が入り込むことができる。

勿論。

身体の部位として。

非常に重い内臓を損傷するほどではないが。

力んでいる相手であれば。

充分に力を浸透させることができる。

この打撃を。

前に出している。

相手の腕に打ち込んでみる。

それは。

相手の腕が存在する空間に。

自分の柔らかくした腕が入り込んでから。

実在化してその位置を奪い取るが如く。

所在をなくした相手の腕は。

そこから弾き出されることになる。

そこそこ打たれた腕も痛いので。

頻度は考えながら取り組む。

そんな練習の一幕でした。

2019年11月23日(土) 練習日誌① 打した反作用で跳ねて連撃する

Permalink:

捶を放つときの。

力の抜きと入れを工夫してみる。

浸透する打撃ではなく。

炸裂する打撃も手に入れるための。

ちょっとした段階練習。

腕の力を緩めたところから。

身体の振りなどを使わず。

鎖骨から伸びる。

腕の最低限の力だけで。

腕を振り込んでいく。

相手の身体に近づくまでは。

腕を固めるための。

力を込めることをしない。

そして。

相手の身体に拳が当たる直前に。

拳と。

手首だけを固める。

すると。

その打撃は。

相手の表面に軽く刺さりながら。

胸であれば。

その弾力で跳ね返ることになる。

この反作用を使って。

方向転換をしつつ。

別のところをさらに連撃していく。

これが。

顔面であれば。

このような軽い打撃で充分。

逆に。

重い打撃を入れようとしても。

その衝撃が浸透する前に。

頭などは動いていってしまう。

こうした。

軽いようにみえても。

金槌のように先端を重くした打撃を。

連続でコツコツ打てるようにしていく。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年12月7日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2019年12月7日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年12月21日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2020年1月11日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2019年11月16日(土) 練習日誌④ 押した跳ね返りで肘肩を動かす

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打撃を放つときの。

衝撃を二段化させるための。

前準備として。

拳を前に出して。

相手に両手で押さえてもらう。

前から押さえても。

腕を掴んでもらってもいい。

その状態で。

軽く。

手先で押してやると。

反作用が生じて。

押した力が。

自分の身体の方に返ってくる。

その。

跳ね返ってくる力を感じたら。

その力を利用して。

少しの力を足し合わせて。

自分の肘や肩を。

外にずらしてやる。

すると。

慣性がその動きに吸い込まれて。

自分の体幹には帰ってこず。

肘・肩を動かす。

原動力に変換される。

相手の。

押し返しの力が足されて。

こちらの拳の作用に。

あちらの表面の反作用が足されて。

もうひとつ深く。

作用を入れることができる。

原理をムリに味わわなくても。

ちょっと押したら。

すぐに肘や肩を回しこめばいい。

後は。

自分の打撃の速さと。

肘や肩を回しこむタイミングを学ぶだけとなる。

そんな練習の一幕でした。

2019年11月16日(土) 練習日誌③ 呼気で縮ませて衝撃を抜く

Permalink:

鼻から息を吸って。

口から息を吐く。

システマでの基本的な呼吸の仕方。

息を吐くときに。

速く短く吐いたり。

遅く長く吐いたり。

いくつかの吐くバリエーションをつけていく。

そのとき。

息を速く吐くとしても。

なるべく腹筋に力を入れないように。

意識を掛けておく。

その上で。

パートナーに。

拳を作ってもらって。

身体のあちらこちらを。

ぐっと押し込んでもらう。

その押し込みに合わせて。

息を吐き出していく。

その。

吐き出しは。

自分勝手に吐くのではなく。

相手に押し込まれた分。

風船の空気が押し出されるように。

息を抜いていくようにする。

そうすることで。

拳から入ってくる衝撃を。

呼気と共に。

身体の収縮で受け入れながら。

抜いていくことができる。

相手の押しこみの速さに合わせて。

速く短く吐くこともあれば。

遅く細く吐くこともある。

そうして衝撃の抜き方を学んでいく。

そんな練習の一幕でした。

2019年11月16日(土) 練習日誌② 軸の縛りと重さの集約

Permalink:

身体の部位を使った慣性で。

相手を崩していくとしても。

相手の立ち方では。

容易にいかないこともあり得る。

あからさまに。

前身を強張らせているときも。

全身に。

慣性が広がってしまうということがある。

同様に。

関節の節々に。

適度の緊張を掛けて。

関節間を縛ることで。

同じように。

強力な軸を作りながら。

全身の重さを集約して。

統一することができる。

そうした場合には。

単に慣性の流れを起こした。

単調な作用では。

相手を崩すことはできない。

その軸の。

縛りを敢えて強めてあげて。

縛りを妨害する必要がある。

ただ。

身体的な操法による慣性だけで。

崩す遊びに興じ過ぎていても。

本質がずれてしまうのも確か。

そういった状態がある。

ということも学びながら。

実験を繰り返していく。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年11月23日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2019年11月23日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年12月7日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年12月21日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2020年1月11日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

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2019年11月16日(土) 練習日誌① 脚を下ろす重さの配分差で慣性を伝える

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慣性はみえずらい所で動く。

それを感じるために。

まずは。

片足立ちになって。

前足を浮かしてみる。

ただし。

地面には足の裏が触れている感じ。

形意拳の三体式の形でひとまず。

この状態で。

相手に前に出ている手を。

両手で押さえてもらう。

このときに。

上半身に力は入れないように。

前手は。

相手の両手に。

ぺったりと触っている程度。

ここから。

浮かしている前足を。

力を緩めて。

地面に預けてやる。

すると。

後ろ足主体で。

支えていた重みが。

前足へと移ることで。

かつ。

斜め下ではなく。

前方気味に移ることで。

重量配分が変わって。

その差で。

慣性が生まれて。

触れている手から相手に伝わる。

そこまで。

大きな力ではないけれど。

体重の2割程度の片脚の重さがあるので。

相手の腰辺りに。

慣性が伝わるには十分となる。

そうしたら。

普通に相手を押しやれば。

相手の支えが崩れていることで。

簡単に後ろに下がらせることができる。

そんな練習の一幕でした。

2019年10月26日(土) 練習日誌④ 腕を捻じられる慣性で身体を回す

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右腕の。

前腕を相手の右手に掴まれて。

捻り上げられるようとするとき。

自分の前腕を。

自分の腹に向けて。

とても弱い力で。

倒そうとしてあげる。

すると。

相手は無意識のうちに。

その慣性を消すための力を出そうとして。

けれども。

その重心や踏ん張りの調整は追いつかず。

自分の方に引き寄せるはずが。

相手に寄りながら。

捻じり上げることになる。

その結果。

捻じる力は。

釣り上げる力ではなく。

単に。

こちらの肩を捻るだけの力に転じて。

こちらは。

その捻じりに沿って。

肩を中心に。

その身を回転させてやれば。

自分の制御を失うことなく。

その力を消化することができる。

相手は逆に。

自分の予定外の運動に翻弄されて。

上手く力は出せている気がせずとも。

力を出し続けてしまって。

制御権を失うことになる。

滑らかに動けば。

まるで踊りを踊るかの如く。

くるりと回る人と。

自ら背中を反って倒れる人の。

予定調和にみえる形となる。

そんな練習の一幕でした。

2019年10月26日(土) 練習日誌③ 静止するは固めるか釣り合うか

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腕全体を持ち上げる。

このときに。

肩回りの筋肉を固めて。

腕全体を固定するように。

本体と接続して静止させるか。

腕全体を。

持ち上げようとする力を。

徐々に弱めて。

重力と釣り合うように。

結果として静止させるか。

それぞれで。

その状態は異なることとなる。

釣り合うように止めていれば。

そこには。

動に移行できる。

途中の状態であって。

静止してはいるものの。

少しの力で。

動きに転じられるようになる。

そうして。

身体の前面に挙げた腕を。

相手に押してもらえば。

身体との。

接続が緩くて押しどころを見失いながらも。

確かに。

そこに静止させている腕の慣性を感じて。

押し切ろうとすることが。

難しい状態に導くことができる。

そこで難儀している間に。

その腕を。

三節昆のように操れば。

相手はその動きに翻弄されて。

均衡を崩して。

身体を泳がせることになる。

そんな練習の一幕でした。

2019年10月26日(土) 練習日誌② 隙間に水の如く雪崩れ込む

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身体を一枚岩にして。

相手の攻撃を捌いて。

こちらの攻撃に転じる。

のではなく。

例えば。

相手の一本突きを。

打たれる部位を。

相手の勢に合わせながら。

その他の部位は。

その一本突き以外の。

相手と自分の空間の隙間に。

雪崩れ込むように侵入する。

それは。

隙間を探して。

ただそこに入り込む。

嵌りこむのではなくて。

水の如く。

ひとところの。

勢を象ろうとするように。

方向性をもった運動として。

そのあとは。

その勢を活かして。

短打を放つのもよし。

相手に纏わりつくようにして。

呑み込み崩していくのでもよし。

勢の展開に任せていく。

そんな練習の一幕でした。

2019年10月26日(土) 練習日誌① 挟み込ませて勢の展開を学ぶ

Permalink:

二人一組になって。

相手に。

両手を使って。

左手。

右手。

それぞれで。

異なる体の部位を。

適当に。

挟み込むように押してもらう。

互い違いになるように押したり。

それぞれが。

異なる方向に向かうように押したり。

身体は。

関節で繋がってはいても。

部分とすれば。

分解して動くこと。

関係し合いながら。

別々の慣性を持つことを体感する。

ある程度味わったら。

相手に。

片手でひとところを押してもらって。

押された部位は。

押されるがままにして。

そうでない部分を。

挟み込まれたかのように。

動かして。

相手に近づくように慣性を向ける。

はじめは分離して動いて。

後で自分が作った慣性。

勢に加わるようにする。

相手に押されたら押されるがまま。

自分が進むときは進むだけ。

そうではなくて。

勢は混ざりながら。

展開していくことを学ぶ。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年11月16日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2019年11月16日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2019年12月14日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

練習予定:2019年11月9日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2019年11月9日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年11月23日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年12月7日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年12月21日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2019年10月19日(土) 練習日誌④ 身体の部分を切り離して押させる

Permalink:

システマの練習よろしく。

相手に。

自分の身体を押してもらう。

自分の身体に入る。

相手からの慣性。

テンション。

緊張を感じる練習の中で。

押されている部分を感じて。

その部分を。

切り離していくことを練習する。

例えば。

右胸を押されていたら。

胸郭の右半分が押されているとして。

胸郭に繋がる。

脊椎を。

固定せずに緩やかにして。

腰椎や。

頸椎と個別に。

胸郭だけが動かされるようにする。

そうして。

部分が押されるということが。

自分という。

全体に対して。

どのような作用を及ぼすかを。

身体で感じていく。

自分の身体の中に。

どんな勢として現れるのかを。

感じるようにする。

そんな練習の一幕でした。

2019年10月19日(土) 練習日誌③ 押し間違えて為される十字小手

Permalink:

地面と垂直に。

立てた右の前腕を。

相手に。

左手で掴んで押してもらう。

少林寺拳法の十字小手の入り。

このときに。

自分の前腕を。

相手の方向ではなく。

自分からして。

少し右向きに倒してやろうとする。

決して。

相手に勝つことなく。

むしろ。

そちらに力を出しているのに。

押し負けてしまう程度。

その。

押し負けるときに。

戦っているように感じるのは。

肘ではなく。

肩回りになるので。

押し切られるように。

自分の肩回りの力を緩めてやる。

相手は。

こちらの中心ではなく。

倒れる右腕の慣性を相殺しようと。

少し左側に向けてくれるので。

こちらは。

左胸が押されるようにして。

軽く身体を開いてあげると。

予定と異なる。

その軌道に。

自ら平衡を崩して地面に向けて。

崩れ落ちてしまう。

関節を取っていなくても。

その手を離すことなく。

自らぶら下がってぎゅっと掴んでくる。

そんな練習の一幕でした。

2019年10月19日(土) 練習日誌② 節ごとの異なる力が合わさることで

Permalink:

人は。

多関節による構造があって。

当然のことながら。

その節々は。

連動連鎖するものでありながら。

ある程度。

個別の方向性をもって。

異なる慣性を備えながら。

動かしていくことができる。

なので。

例えば。

自分の前腕は。

肘や肩を固定点として捉えたときに。

その空間上で。

左方に動かせて。

その固定点である肩を。

自分の体幹で。

右方や。

後方に運んでやると。

2つの異なる方向性をもった力が。

各空間上には存在することになる。

合わせ切ってしまうと。

ひとつの運動に集約されるとしても。

人と人が。

相対する限りは。

その個別の空間ごとの作用も。

気にしながら動くこととなるので。

そこに難しい処置が入れば。

容易に平衡を崩すことになる。

そのために。

頭を切り替えていくことも求められる。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年10月26日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2019年10月26日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年11月9日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年11月23日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年12月7日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2019年10月19日(土) 練習日誌① 指の弾性ほどの力で相手を釣る

Permalink:

感じていようと。

感じていまいと。

そこに作用が生じていれば。

そこに反作用が生じていて。

そこに反応が生じ得ることとなる。

相手に。

適当に床に座り込んでもらって。

掌を上にして差し出してもらう。

その掌の上に。

立っているこちらの掌を。

上から重ねてあげる。

この状態で。

自分の手首は決して緩めることなく。

相手に。

手や腕の重さを預けることなく。

指だけ。

軽く反らせて。

その力を緩めて。

指の弾性分だけを相手に渡してやる。

すると。

そこに無意識的に。

相手は反応して。

自分への作用を消そうとする。

その。

指の弾性作用は変えることなく。

自分の掌の位置を。

本来なら。

相手の手が離れてしまう方向に。

ゆっくりと動かしていくと。

相手は。

帳消しにしようとする動きを。

起こし続けるために。

こちらの掌にあちらの掌を合わせて。

釣り上げられるように。

動いてくる。

自分でただ立ち上がっているのに。

まるで。

強制的に立たされた錯覚を起こして。

不思議な気分になる。

そんな練習の一幕でした。

2019年9月28日(土) 練習日誌④ 得手不得手が交差すると拮抗せりて

Permalink:

身体の構造は似ていれど。

文化的。

習慣的。

身体の遣い方が異なることで。

押すのが得意な人。

引くのが得意な人。

それぞれ特徴が出たりする。

この。

それぞれが得意な人が。

攻めに徹する。

受けに徹する。

という条件設定で練習をすると。

得意の攻めと。

得意の受けで。

大きい力の運用で拮抗し。

不得意な攻めと。

不得意な受けで。

小さい力の運用で消耗し。

いずれも。

互いに消化不良を感じることがある。

特化するのであれば。

それを気にせずに。

得意で相手を凌駕すればよいけれど。

中国武術としては。

どちらも。

調和させて。

和合させていくことがひとつの道。

それでも。

何を得意として。

どんな特性が出ているのか。

個性の活かし方は残しつつ。

自然と同化することも学びたい。

そんな練習の一幕でした。

2019年9月28日(土) 練習日誌③ 受け容れる力と推し届ける力の循環

Permalink:

手先の構造は複雑で。

前腕は。

橈骨と尺骨があるように。

足先の構造は複雑で。

脛骨が太くて。

そこに体積があるように。

身体の中には。

力を。

受け容れる方向性。

推し届ける方向性。

二つの経路を。

内包する空間がある。

その方向性を。

丹田で切り替えて。

流れの制御を施してやる。

試しに。

こちらは拳を前に突き出して。

一列になってもらった。

二人の相手に。

先頭の一人がこちらの拳を

両手で押してもらう。

それを。

拳の小指から始まる経路で受け容れて。

踵まで流し。

脛の前面から。

拳の親指に繋がる経路で押し届ける。

二人掛かりの力でも。

地面を媒介にした力を借りて。

ひとりで押し返すことができる。

そんな練習の一幕でした。

2019年9月28日(土) 練習日誌② 内に返る力を阻害しないように

Permalink:

自分から発する軌道が。

自分に返ってくる。

そんな。

内に返る力を阻害しないように。

例えば。

相手を自分に引き込むとき。

小指の。

尺骨側の筋肉。

上腕三頭筋。

肩甲骨周りなど。

これらの。

伸びていくための筋肉に。

力を込めると。

引き入れる。

戻ってくる力と。

相反してしまう。

なので。

中丹田の。

背中側から。

手先まで。

これらの筋肉を緩やかにして。

内に返る力を。

阻害しないようにする。

あくまで。

軌道として内に返ればよく。

相撲などで。

まわしを取りに行くような運動も。

内に返る力となる。

そんな練習の一幕でした。

2019年9月28日(土) 練習日誌① 外に向かう力を阻害しないように

Permalink:

外に向かう力。

例えば相手を推そうとするとき。

この力を阻害しないようにする。

特に。

末端に近い前腕に。

力を込めてしまうと。

その力の流れを阻害して。

素直に力が流れなくなる。

同じく。

上腕二頭筋や。

鎖骨と上腕を結ぶ筋肉。

これらは。

引き込むための作用となるので。

これらの筋肉たちが。

なるべく。

伸びやかになるように。

関節を固めないように。

筋肉を固めないように。

意識してみる。

そうして。

中丹田の前面から。

手先までの。

力のルートを確保するだけで。

確保しようと緩やかにするだけで。

体幹の力が伝わり易くなり。

相手をより少ない力で。

外に向かって推していくことができる。

ただし。

あくまで外に向かうように。

自分に返る流れを作らない場合。

そんな練習の一幕でした。

2019年9月21日(土) 練習日誌④ 異なる力みを敢えて起こして学習する

Permalink:

右腕の前腕を立て。

相手に握ってもらう。

この右腕を。

下方に落とすことで。

相手を崩していくとして。

ひとりで。

単に下方に下ろすときには。

それぞれの筋肉の形はあまり変わらない。

けれど。

いざ相手に握られると。

腕に力みが入って。

腕橈骨筋という。

前腕の親指側の肘近く。

この筋肉が盛り上がる。

これは。

前腕を強く引き付けるとき。

腕への衝撃を耐えるために固めるとき。

いずれにせよ。

前腕を空間に強く固定したいときに使われる。

なので。

この筋肉に力を込めると。

身体が土台になるというよりも。

前腕の方が土台になり易く。

相手も。

その固まった腕に。

しっかりと耐える用に構えられる。

なので。

はじめはわざと。

この腕橈骨筋が盛り上がるように力を込めて。

そのあとで。

この筋肉が変形しないように。

意識しながら。

腕を引き下ろしてみる。

そうすることで。

本来動作では使いたくない。

筋肉を抑制して。

必要な入力で動くことができる。

うまくできると。

力感を得ないのに。

簡単に相手が崩されてくれたりする。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年10月19日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2019年10月19日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2019年11月16日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2019年12月14日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

練習予定:2019年10月12日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2019年10月12日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年10月26日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年11月9日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年11月23日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2019年9月21日(土) 練習日誌③ 行くときの慣性で交差させる

Permalink:

肚を右方に回して。

胸郭はその場を留める。

肚がある程度回ったところで。

胸郭を留めるための。

力を緩めていくと。

それまでに張った力を使って。

胸郭が肚に追いつくべく。

ぐるりと回っていく。

このときに。

肚がその位置に固定されるように。

弓の位置を固定するようにして。

弦と矢だけが。

動くように仕向ければ。

所謂。

弾勁となるのだけれど。

弦が動き始めた直後に。

弓の固定を解いてやると。

弓が元の位置に戻るときに。

弦がその慣性によって弓を追い抜いて。

交差して。

入れ替わることになる。

行き交った弓に引かれて。

再び弦が震動することになる。

この交差を。

どれだけ繰り返して。

加速度の高い力を。

積み重ねられるか。

それがひとつの目指すところとなると。

そんな練習の一幕でした。

2019年9月21日(土) 練習日誌② 戻る力で接続して連結する

Permalink:

右腕を上げて。

腕の位置はそのままに。

胸郭を右方に回す。

腕の位置を動かさないように。

肩回り。

背中の力を緩めるのだけれど。

緩めることは。

緩めた筋肉が。

縮むための動きになって。

緩めることをやめると。

自然と縮む作用が。

生じ始める。

相手に右腕を掴んでもらって。

その右腕を。

置いていかれるように動いたら。

少し緩めた後に。

すぐに。

その緩めを解いていく。

すると。

胸の動きに。

右腕が接続されて。

胸が動く力に。

右腕が追いつこうと。

戻る力が足されて。

相手は。

体幹に近い力で引かれることで。

耐えることが難しくなる。

この力の伝達に慣れて。

特段。

緩める。

解くに分けなくても。

自然と連結されること。

連結される状態を目指す。

そんな練習の一幕でした。

2019年9月21日(土) 練習日誌① 弛ませられず張るところまで

Permalink:

腕を切り離さず。

身体の力を使うために。

右腕を相手に掴んでもらって。

右方に引っ張ろうとしてみる。

単に。

右腕で引っ張ろうとしても。

簡単に耐えられる。

そこで。

まずは。

胸郭部分を。

右方に回転させていく。

このときに。

右腕は置いていかれるように。

肩回り。

背中側の力を緩めて。

敢えて。

腕と身体の接続が。

弛むようにしていく。

それを続けていくと。

どこかで。

緩めることも限界がきて。

回る胸郭に。

腕が引っ張られざるを得ないところまで。

筋が張ることになる。

それでも胸郭を回し続けると。

腕の力ではなく。

胸が動く力で。

相手を引っ張ることができる。

効果が出るまで。

遅い動きではあるけれど。

腕に力を込めずとも。

腕で相手に作用をさせられる。

その感覚を得られる練習。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年9月28日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2019年9月28日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 卓球場

日付 2019年10月12日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年10月26日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年11月9日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2019年9月14日(土) 練習日誌④ 股関節を足場と捉えて

Permalink:

足が動くということが。

移動するためには。

必要だけれど。

足が主体であるかどうかは。

また別のこととして。

仮に。

肚が主体と捉えたら。

股関節を足場にして。

足をそこでコントロールして。

動かすという概念になる。

そして。

股関節は。

肚から下に伸びたところ。

というよりは。

骨盤から。

一度横に。

それも少し角度がついて。

出っ張ってから。

下に向かっている。

そんなことを捉え直して。

股関節を節目にして。

足に乗るということはどういうことか。

足を操って。

足場を変えていくということはどういうことか。

そんな遊びをしてみる。

概念を。

少しずつ変えていくことで。

少しずつ戻していくことで。

求めた自然に近づいていく。

そんな練習の一幕でした。

2019年9月14日(土) 練習日誌③ 前手を引っ掛けて動きを一拍遅らす

Permalink:

単に腕力だけで。

腕を動かそうとすると。

どうしても。

遅くて軽い。

かつ。

その拍が読まれてしまう。

なので。

体幹。

肚などを起点に。

小さな動きで。

その起こりをもつことで。

反射的な力の入力を消して。

腕を不意に。

けれども意図して。

動かすことができる。

互いに。

右前に構えて。

両手を上げた状態で。

肚からの力を使って。

自分の前手で。

相手の前手を打ちつけて。

その引き際に。

軽く前手を引っ掛けてやる。

慣性が相手に入れば。

相手は。

居着くか。

応じるか。

いずれにせよ一拍何か行動する必要があって。

先手の有利を得ることができる。

素早くとも。

焦らず。

必ず相手の応ずるを生じさせることが。

手堅い対応のための方策になる。

そんな練習の一幕でした。

2019年9月14日(土) 練習日誌② 身体の形と繋がるところ

Permalink:

高めの馬歩の状態から。

両腕を前に伸ばしているところ。

肚を中央に留める力を。

股関節に繋がる筋肉を。

緩めることで。

そのバランスを崩して。

右方に回転させていく。

仮に。

肚が右に向かったとき。

胸は正面を留めると。

そのために。

広背筋の辺りは。

伸ばすために。

緩めることになる。

そして。

緩んだところは。

その後に。

縮むことができるようになる。

こうした。

繋がるところの。

連動を用いて。

反対に。

繋がっているが故の。

縮もうとするに任せて。

肘が一旦曲がり。

それから開き直す形。

そうして形を変える。

整えて。

弓歩に至ることを。

定式から過渡式を。

御して。

観察することで学んでいく。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年9月21日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2019年9月21日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2019年10月19日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2019年11月16日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2019年12月14日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

2019年9月14日(土) 練習日誌① 合わせることで逆の張りを残す

Permalink:

足を肩幅程度に開いて。

直立したところから。

脹脛・腿・臀部を緩めて。

静かに沈んでいく。

このときに。

各部位に対して。

掛かっている重さは。

なるべく一定になるように注意する。

そして。

各部位が動くところは。

その始まりも終わりも合わせるようにする。

そうすることで。

緩めることは。

拮抗する他の部位。

それはひとところではないけれど。

連動する部位が。

縮むことに繋がって。

縮むことは。

いま緩めたところが。

再び縮む力を蓄えるに繋がる。

これがただ脱力することと異なるところ。

そうして。

その。

復元する力が自然に残れば。

沈んだ姿勢は。

重くなることはなく。

連動する部位の支える力を緩めることで。

再び立ち上がることも。

力の入力ではなく。

力の加減を制御することで果たせる。

そんな練習の一幕でした。

雑記:抜けると謂えども張りは残りて

Permalink:

右腕を宙に浮かせて。

上腕はやや下方に。

前腕は水平より上方に構えて。

ここから。

前腕を地面と水平方向に倒していく。

重力が働くので。

単に。

力を抜く。

上腕の力を緩めていくだけで。

前腕はするりと。

倒れ込んでいく。

のだけれど。

そうして倒れた前腕は。

元々の身体の張力が。

ただただ失われただけで。

倒れたところから。

再び元に戻るには。

力を込め直さなくてはならない。

ここで。

前腕が倒れるときに。

肘と肩が。

後方に引き戻るようにしてやる。

肩だけでもいい。

すると。

内部の筋肉が。

引き伸ばされることで。

元に戻る力が蓄えられて。

上腕三頭筋側を。

緩めようとすれば。

再び前腕が重力に逆らう側に立ち上がる。

張りの連鎖をどう保って。

力の入力ではなく。

移ろいで動くか。

そんな自然の理のひとつ。

練習予定:2019年9月14日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2019年9月14日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年9月28日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 卓球場

日付 2019年10月12日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2019年8月24日(土) 練習日誌④ 噛み合う線と噛み合わない線

Permalink:

互いに相手と向かい合って。

隙を伺い。

捶を放つ。

このときに。

向かい合っているのは何か。

自分が狙う相手の目標。

相手が狙う自分の目標。

ある程度。

打つことに慣れてくると。

身体の。

中心と思しきところを。

狙うようになる。

芯を捉えようとするようになる。

この。

互いが狙い合う線が。

噛み合うことによって。

攻防が成立し易くなっている。

仮に。

相手は自分の。

構造的な中心線を狙っているとき。

自分は相手の。

部位。

例えば左胸などを。

狙っていくと。

こちらの攻撃に至る線は。

相手のこちらに至る線とは。

噛み合わないことになる。

自然と。

こちらが動こうとする中心は。

相手が思っているところにはなく。

その結果。

相手のこちらを狙う攻撃の線は。

ずれが生じることで。

割と容易に。

その線を逸らすことができるようになる。

初歩的な。

線の操作ではあるけれど。

護身の基本としては十分。

そんな練習の一幕でした。

2019年8月24日(土) 練習日誌③ 身を沈めながら腕の上がる所以を為す

Permalink:

立つことは。

立つまでの過程。

その後の。

姿勢を整える過程。

これらの過程によって。

体を変えることの。

所以を備えているけれど。

腕は。

単に。

肩先からぶら下げることもできて。

直立からの。

変化が先になければ。

緩めによって。

腕が上がるということは。

中々に想像がつかない。

そこで。

脹脛や。

腿・臀部の力を緩めて。

身を沈めていきながら。

胸郭と。

肚の。

間を空けることで。

腕を上げるための。

筋肉が。

体幹に引き込まれるように。

誘導する。

腕が上がる所以が為されれば。

腕をそこに。

留めている力を緩めることで。

腕を上げることができるようになる。

そんな練習の一幕でした。

2019年8月24日(土) 練習日誌② 腕の始まりを捉え直す

Permalink:

腕を上げようとするときに。

末端から。

体幹に向けて。

関節のひとつ体幹側に近い筋肉が。

緩む必要がある。

のだけれど。

腕の範囲が。

肩の付け根で終わる。

そんな考えを持っていると。

腕を上げるための。

付け根の概念がずれるので。

腕のどこの力を緩めればよいか。

わからない。

ということになる。

なので。

改めて。

腕は肩の付け根ではなく。

広背筋や。

小胸筋。

大胸筋といった。

脊椎にまでつながっていることを。

知識として理解してもらって。

体幹に近い部位を。

緩めることで。

腕を上げることができることを。

体感でさらに理解していく。

単に。

腕よ上がれ。

と念じてみても。

腕の範囲が誤っていると。

効果的には働かない。

そんな練習の一幕でした。

2019年8月24日(土) 練習日誌① 脹脛・腿・臀部を緩めて中腰る

Permalink:

足を開いて立ち上がったところから。

中腰に移行する。

そのときに。

単に。

下半身の力を抜いて。

身が下がってから。

力を入れ直すのではなく。

面倒ではあっても。

脹脛(ふくらはぎ)。

腿(もも)の前面。

臀部(でんぶ)。

の三か所を意識して。

各処を緩めることで。

ゆるりと。

中腰になりたい高さまで。

下がることを試していく。

各処だけ緩めようとしても。

その拮抗筋も。

一緒に緩めてしまって。

結果として。

力が抜けるということになり易い。

だけれど。

まずは。

ある部位を緩めることで。

姿勢の変化が起きることを。

地味ながらも。

何度も試して。

感覚や。

状態の違いがあるかを見つめていく。

そんな練習の一幕でした。

2019年8月17日(土) 練習日誌④ 脱力することと緩めること

Permalink:

脱力することと。

緩めること。

その違いを。

軽く体感してみる。

単純に。

腕を上げてみて。

脱力すると。

腕は自然落下に任せて。

すとんと。

肩を引っ張るように落る。

緩めていくと。

腕は次第に下方に向かって。

ゆるゆると降りていく。

1か0かの脱力と。

その間の緩め。

その間の中で拮抗して留まる。

膨らんだ風船は。

その身を緩やかにして。

でも。

その中の空気を拮抗する。

その口を緩めて。

空気がある程度出ていくまでは。

内圧は緩みながら。

風船自身も緩んでいく。

脱力は。

風船の弾性を失わせること。

割れて四散すること。

接続も。

拮抗も失われて。

勁力も散っていく。

言葉ですべてを理解するのは難しいけれど。

ある程度体感を交えて。

理解を進めていく。

そんな練習の一幕でした。

2019年8月17日(土) 練習日誌③ 拮抗筋を縮めず緩める

Permalink:

ただ単純に。

動き方を見つめる練習。

立ち上がった状態で。

腕を。

站椿のように上げる。

腕が。

そこに留まっているのであれば。

完全に。

折れ曲がったり。

伸びきったり。

極に至っていなければ。

そこには。

感覚はなくても。

腕の各処の。

筋肉同士が。

拮抗していることになる。

例え。

なるべく力を抜いて。

力を入れている感覚はなくとも。

そうして。

意識は頭に保ったまま。

前腕が。

外に開く気持ち。

或いは。

上腕二頭筋の辺りが。

緩む気持ちをもつ。

決して。

上腕三頭筋が縮む気持ちはもたない。

せっかく。

拮抗しているのだから。

力を緩めさえすれば。

拮抗は破られて。

変化は生じる。

力みのない。

拍子のない動きのための。

第一歩。

そんな練習の一幕でした。

2019年8月17日(土) 練習日誌② 意識の置きどころと気持ちの置きどころ

Permalink:

身体を動かすに当たって。

意識と。

気持ちを分けてみる。

意識。

意を念じるところは。

頭に置いて。

気持ち。

神経に作用を与えるところは。

各処。

各形に合わせて。

置き換えていく。

意識を。

頭に保つのは。

極端な偏りを作らないようにするため。

すべてを。

ひとところに向けてしまうと。

それ以外が。

すべて虚になってしまう。

無意識的な虚は。

おざなりになるだけで。

隙になってしまう。

それを避けるために。

それに慣れるまでは。

意識の置きどころと。

気持ちの置きどころ。

それを何となく分離して。

身体に対しての。

気持ちの配分を意識的に御していく。

慣れるまでは。

頭が疲れるかも。

そんな練習の一幕でした。

2019年8月17日(土) 練習日誌① 鎖骨の角度と作用の流れと

Permalink:

馬歩などの。

架式で立ったときの。

腕の形を整える。

肩甲骨は大きな骨だけれど。

背中側に。

作用が流れるようにすると。

そこから。

周り込んでは支えにくいので。

鎖骨側に。

作用が流れるように。

鎖骨の角度を合わせる。

鎖骨は。

首元から。

やや湾曲しながら。

肩幅の。

端近くまで伸びていって。

そこから。

上腕骨に繋がっていく。

そこで。

この鎖骨の肩側の端を。

少しだけ。

前に向けてやって。

上腕骨との角度が。

外に出ていかないように。

内に向くように置く。

肘も。

遂肘とはいっても。

脇を絞り込んでしまうと。

前方からの力が。

これまた外に逃げてしまうので。

緩やかに。

下に向ける程度にする。

その状態で。

前から拳を押してもらうと。

力の作用は。

両の腕を円環的に中心に集まって。

足の方に流れていってくれる。

逆に。

肩を鋭角にした場合との差を確認して。

腕が保てるかを確認していく。

そんな練習の一幕でした。

2019年8月10日(土) 練習日誌④ 股関節の軸の方向に合わせて立つ

Permalink:

股関節の。

鉤状の球関節は。

骨盤の横から。

単に水平に刺さっているのではなく。

やや前方に。

やや上方に。

重さを支えるように。

向かっていることを知って。

その意識と。

自分の身体の運用を合わせていく。

その向きを。

活かすように。

骨盤の位置を整える。

前傾させ過ぎず。

後傾させ過ぎず。

また。

股関節の位置が。

自分の踵から後方に出過ぎず。

大腿骨。

脛の骨。

それらを順番に辿って地面に落ちるようにして。

同じように。

前方からの衝撃が。

脊椎を辿って。

きちんと骨盤に向かうように。

立ち姿を整える。

その状態で。

相撲の立ち合いのように。

こちらは立ち姿のまま。

相手に。

ぶちかましのように前から。

肩で胸に当てられても。

その衝撃は。

地面に流れて。

自分の体をその場に残すこともできる。

向かってくる相手の勢いに。

変に備えて。

体を崩すことがなければ。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年8月24日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2019年8月24日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年9月14日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年9月28日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 卓球場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2019年8月10日(土) 練習日誌③ 脚を回転させるように骨盤を動かす

Permalink:

大腿骨と骨盤は。

股関節で結びつく。

その関節は。

骨盤の横から。

球関節を差し込むように。

存在している。

なので。

その鉤状の球を。

脚で。

回すようにしてやると。

骨盤を回転させるようにして。

脚からの力を。

伝えてやることができる。

試しに。

足を前後にして立って。

左右の足を。

腰を落とし気味にして。

膝が曲がった形にする。

そうして。

その形を維持して。

足首を曲げるようにして。

滑車のように。

脚を回して。

連動させるように。

骨盤から上を回転していく。

股関節の。

力の緩めと締めで。

連鎖させる動きもできるけれど。

まずは。

単に回転させることで。

脚を蹴り伸ばして動くのとは違う。

異なる運用で。

身体が前に出る。

運動を前に起こせる。

ということを学んでみる。

そんな練習の一幕でした。

2019年8月10日(土) 練習日誌② 前に出た慣性を活かすように御する

Permalink:

三才歩で。

相手の捶を。

当たる。

もしくは。

当たる直前で。

躱していくと。

相手は。

自分の捶が当てらえるものと思って。

自分の慣性を前に出してしまう。

すると。

運動線が前方に維持されて。

拳に集約されることになる。

なので。

その拳を。

その慣性を邪魔しないように。

上下。

左右に。

ずらしてあげると。

相手は自分の拳を中心に動こうとして。

その拳の移動に。

合わせて動くことになる。

ここで。

その拳を掴んで引いて。

無理やり移動させようとすると。

相手は。

その作用反作用に反応して。

運動線を。

自分の身体の重たい方に戻してしまう。

運動は。

その名の通り。

動きが運ばれるもの。

その動的な状態の変化を。

体験的に学んでいくことが必要。

そんな練習の一幕でした。

2019年8月10日(土) 練習日誌① 当たってからすり抜けるように

Permalink:

三才歩の練習にて。

上体を軸回転すると。

相手に動きが読まれてしまうので。

はじめに一歩出ても。

そちらにすぐに重心は移さずに。

二歩目に合わせて。

身体が自然に推移するように気をつける。

最初は。

一歩出たところで止まって。

相手に。

胸の真ん中に手を宛がって。

軽く押してもらいながら。

二歩目を動くようにして。

相手の腕を。

回避しながら動けるかを。

体験的に試してみる。

回転すれば。

その軸を押されてしまうし。

一歩目で重心を移し始めていれば。

躱す隙間がなくて。

やはりその体を崩してしまう。

慣れてきたら。

相手に。

一本捶を放ってもらって。

一歩目では体はそのままに。

相手の捶が。

自分の胸に触れるくらいで。

二歩目を動いていく。

うまく。

回転もせず動けていれば。

相手の捶は。

自分の胸の表面を。

滑るように外れていく。

後の先のための備えにもなる。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年8月17日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2019年8月17日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2019年9月21日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

2019年7月27日(土) 練習日誌④ 跨を緩め浮き身を掛けて三才歩

Permalink:

足を肩幅くらいに開いて。

膝を少し緩めて立つ。

そこから。

相手が一本捶を放つに対して。

三才歩を施していく。

ここで。

わかりやすく。

片足に体重を移してから。

前に歩み出すと。

間が合わない。

かつ。

相手にも気取られてしまう。

ので。

片方の跨を。

少し緩めて。

土踏まずの。

少しの空間を使いながら。

軽く浮き身になって。

その間に。

反対側の足を前に出すようにする。

見た目としては。

その場に立ったまま。

おもむろに。

片足が前に出てくるよう。

そして。

実際には。

少し軸がずれているので。

相手は芯を捉えにくくなって。

その捶を外すことも。

簡単になる。

そんな練習の一幕でした。

2019年7月27日(土) 練習日誌③ 合一した慣性からの三穿掌

Permalink:

下丹田と中丹田。

外三合。

これらの合一で単換掌を打つ。

すると。

前足の方向に。

まとまった慣性が生じて。

そこに導かれるように。

身体の支えを外してあげると。

前方に歩み出すことができる。

その慣性に乗りながら。

身を開いて。

穿掌を。

三連続で放つ。

足で頑張って踏み込むことはせず。

身体の開きによって。

足は。

とっとっとっと。

ついていく形。

脊椎を中心に動いては。

遠心力に振られてしまうけれど。

開く動きで。

左右の軸は。

慣性の軌道上を辿れれば。

邪魔されることなく。

一息で連掌できる。

素早い三連撃は。

単純ながら効果は高い。

そんな練習の一幕でした。

2019年7月27日(土) 練習日誌② 身の開きと腕を合わせて衝捶を

Permalink:

身体の動きと。

腕の外三合を一致させる練習。

捶を打つ肩と。

同じ側の跨を軸にして。

身体と腕が開くような形にすると。

衝捶を打つ形。

八卦掌では穿掌を打つ形となる。

動きの。

慣性を合わせることは。

説明の上では。

理解できるところだけれど。

身体が。

分解されておらず。

練られていない状態では。

各節が錆びていて。

上手く慣性を伝えあうことができず。

合計した力が出ない。

一度。

分解することによって。

勁の通り道を。

滑らかにしてから。

その動きに合わせ直すことが必要。

合一させてから。

崩して。

再度合一するか。

先に崩してから。

合一を目指すか。

その道程は幾つかあるけれど。

目的を理解していないと。

その過程そのものが崩れてしまう。

そんな練習の一幕でした。

2019年7月27日(土) 練習日誌① 身の転回と腕を合わせて単換掌を

Permalink:

肘の開き。

肩の開き。

外三合を合わせるところから。

動きの起点と終点。

それらの間が合うようにする。

それを馴染ませたら。

動かす肩と。

反対側の跨。

こちらの跨を軸として。

身を外に転回させて。

そこからの動きと。

腕の動きを合致させていく。

転回と言っても。

脊椎を中心に回るのではなく。

重たい上体部分が。

なるべく動くように軸をとる。

これまで。

なるべく節をばらばらに。

動かす練習をした上で。

それらの運動を合わせ込んで。

各部分の慣性が。

一致した状態で。

単換掌を打ち込んでいく。

その慣性の合算の大きさも去ることながら。

一拍で放たれる。

その間を読むことは難しい。

後は。

それを流れの中に組み込むか。

起こりを決して。

無拍子に至らせる。

そんな練習の一幕でした。

2019年7月20日(土) 練習日誌④ 走りながら芯をずらして捕獲を避ける

Permalink:

自分の立っている軸をずらして。

その場で相手のタックルを受け留められたら。

少し移動しているところで。

それを横から組み敷こうと。

タックルしてくる動きにも対処する。

横からの動きに対して。

単に逃げようとすると。

相手は。

こちらの芯の線形的な動き。

今の動きの延長上の動きを。

読み取ることができて。

それを追って捕獲することができる。

なので。

延長上の動きではなく。

意図的に。

相手の軌道からは。

急旋回が必要となる位置に。

自分の芯を置き。

なおかつ。

少し芯と軸が向く方向を変えてやる。

すると。

相手は。

芯に対して直接的にぶつかることはできず。

腕で引っ掛けることしかできず。

かつ。

歪んだ力を発揮することしかできない。

その力は。

こちらの芯からは外れているので。

回転させられるに。

少し任せてやれば。

ずるりと滑り落ちて。

相手だけが遠心力で振り回されることになる。

相手の力を。

十二分に発揮させない。

そんな練習の一幕でした。

2019年7月20日(土) 練習日誌③ 立つ軸をずらして衝突の方向をずらす

Permalink:

相手がどこに目掛けてくるか。

その感覚を得るための練習。

どちらかの足を前に出して。

タックルを受け留める体勢をつくる。

ここから。

相手に。

腰を目掛けてタックルを掛けて。

後ずさりさせようとしてくる。

このときに。

相手は。

こちらのどこか。

重さが詰まっていそうなところを。

無意識に。

目指してやってくる。

なので。

相手が近づいてきたら。

足の左右の前後を入れ換えつつ。

自分の。

物理的な中心軸が。

いくらか横にずれるようにする。

すると。

相手は少しでも変わったその軸を。

追う必要があると感じて。

はじめの開始点から。

軌道を曲げて追う必要が生じてくる。

その結果。

出そうとしていた全力の。

何割かは削られて。

衝突の方向が変わってしまい。

後ずさりさせられることなく。

その場で受け止められてしまう。

体の置き方ではなく。

体捌きの妙。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年8月10日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2019年8月10日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年8月24日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年9月14日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2019年7月20日(土) 練習日誌② 立体をその形のまま推進させる

Permalink:

キックミットを持ち上げて。

相手に正面から押さえてもらう。

それを。

反対側から押していく。

何も考えずに。

両手で押すと。

押している部分がへこんで。

相手に力が伝わらない。

のだけれど。

立体を立体として認識して。

押すことで。

歪むのではなくて。

押すことで。

その歪みが調整されるように。

そのままの形で。

推進するように。

頭の中でイメージすると。

無意識の中で。

その押し方が変わっていて。

歪まずに。

凹まずに。

真っすぐ推進させることができるようになる。

揃った慣性は。

それなりの力を生んで。

相手の中を通過する慣性となって。

相手を押していくことができる。

はじめに説明したときは。

みな不思議な顔をするばかり。

やってみると。

現象は起こせるけれど。

やっぱり不思議な顔をする。

そんな練習の一幕でした。

2019年7月20日(土) 練習日誌① 腕で打つも身体は揺らして

Permalink:

相手の前に立って。

ドアをノックするように。

胸の辺りを軽く打つ。

ただ単に。

腕だけを使って打つと。

それほどの重さも。

衝撃も生じないけれど。

左膝を緩めて。

跨を動かす隙間を作り。

そちらに軽く落ちるように。

肚を左方に揺らし始める。

そこに連鎖させて。

胸を動かして。

鎖骨が揺らされて。

肩。

肘。

手首と。

身体の連鎖を起こすことができれば。

小さい動きでも。

腕だけで打っているようにみえて。

身体の慣性を乗せることができる。

傍目には。

気づきにくい動きなので。

真似をしようとしても。

ずれが生じて。

軽い衝撃になってしまう。

少し分解して。

理解して。

身体で確認することができれば。

違った真似ができるようになる。

そんな練習の一幕でした。

2019年7月6日(土) 練習日誌④ 弧を描いて軸を左右に振れさせる

Permalink:

歩行の中で。

円の描き方で。

相手の体軸を崩すことが。

理解できたら。

お互いに定歩で。

足を使わない状態でも。

同じように。

体軸を崩すことに挑戦する。

まずは単純化。

相手と自分の脊椎を。

結ぶことで。

上から見たときに。

直線が引けることを想像する。

この直線が基線となる。

そうしたら。

自分は。

この直線で切り取られるように。

円を描く中心を。

その直線の外に設けてやる。

後は。

そこで想像した円周に沿って。

自分の体軸を動かしてあげるだけ。

相手は。

こちらの体軸を追って。

始めは基線のある片方に向かって。

次第に。

基線の逆方向に向かって。

その体軸を。

振ることになる。

そこで生じる遠心力を。

意識して処置することができなければ。

相手の真っすぐは。

感覚的に乱れることになって。

正常な状態を保つことが難しくなる。

後は。

蛇行するように攻め入れば。

用意に崩れる状態の出来上がり。

蛇行についての注意点は。

また次の機会にて。

そんな練習の一幕でした。

2019年7月6日(土) 練習日誌③ 同時に動かして緩やかで早い腕振りを

Permalink:

腕を単に横薙ぎに振る。

手刀で。

首のあたり。

或いは顎先を振り抜く。

その動きで。

肩、肘、手首。

これらの点が。

直線的で。

並行な軌道を描くように心掛ける。

それと併せて。

手首の開き。

肘の開き。

肩の開き。

これらの動作が。

同時に始まり。

同時に終わることを心掛ける。

これらの心掛け。

試みが達せられれば。

その動きは。

緩やかながらも。

先端の振りが速いのではなく。

始まりから終わりまでが。

早い動きを実現しながら。

まとまった慣性によって。

思いの外重たい打撃に繋がる。

ただ。

試みてみると。

存外。

動きを同期させることは難しく。

動画でみたり。

他の人にみてもらったり。

自分だけで確認し難かったりする。

それでも。

慣れてこれば。

その同期生も感じられるので。

まずは。

丁寧に。

動きを合わせることに挑戦してみる。

そんな練習の一幕でした。

2019年7月6日(土) 練習日誌② 体当たりを掌の接点のみで受け止める

Permalink:

身体の動きと。

腕の動きを同期することができれば。

ひとつの物体が。

床を滑るかのように。

まとまった慣性を備えることができる。

そのために。

胸郭部分と。

骨盤部分。

これらが同期しつつも。

回らずに。

体内の点が直線的に動くことが必要。

厳密には。

股関節を中心とすれば。

回るように動くしかないように思えるけれど。

その股関節の位置を。

微妙に調整することで。

円形の動きを。

ある程度打ち消させて。

直線化することができる。

そうして。

直線化した身体の動きと。

同じく。

直線化した腕の捶を合わせると。

前方から。

体当たりしようと。

蹴り出して突進してくる相手であれば。

見た目には。

腕一本。

触れるのは掌だけで。

その突進を止めることができる。

身体と腕の。

同期が崩れていると。

間に挟まれた腕への負荷が大きいので。

注意しながら試していく。

そんな練習の一幕でした。

2019年7月6日(土) 練習日誌① 部分を同期して慣性をまとめる

Permalink:

慣性を伝える練習の中で。

動きの連鎖ではなく。

動きの同期も試していく。

その試しとして。

身を下げることと。

捶を放つこと。

その2つを取り上げる。

いずれも。

手と手首。

前腕と肘。

上腕と肩。

頭と首。

胸、骨盤と。

それぞれの点と部分。

これらを。

三次元上で同一の慣性を持つように。

丁寧に推移させていく。

各部分が同期して。

その慣性がまとまっていけば。

身を下げることで。

こちらの手首を掴んだ相手を。

一緒にずれなく座り込ますことができ。

捶を放つことで。

撞木で鐘を撞くかの如く。

直線に抜けていく威力をもつ。

まずは。

部分を意識して。

同期させて動かそうとすること。

それが始まり。

そんな練習の一幕でした。

2019年6月22日(土) 練習日誌④ 相手が追うときに遠心力を誘う

Permalink:

正面から歩いてくる相手を。

自分の背を追わせるように。

御する練習として。

軌道を少し丁寧にみていく。

自分が一円。

相手が二円に向かわせるために。

まず。

自分は右斜め前方に大きめに歩み出す。

相手の画面において。

一歩ごとに横に向かう幅を大きく見せる。

すると。

相手もそれを追うように。

一歩ごと横幅をつけるので。

自然と円を描くようになる。

ひとつの円の四分の一を描くまでが。

相手の一円の遠心力が最大となるところ。

そこからもう四分の一を描こうとするまでは。

相手が二円目に切り替えるところ。

なので。

この区間は。

自分の円の半径を徐々に。

小さくしていくと。

相手は。

遠心力の打ち消しをしながら。

こちらの円を追う必要が生じて。

サイドステップを掛けようとしても。

いつもよりも過剰な力を必要とする。

そういった。

計算違いを誘発しながら。

自分が有利な状況を作り出していく。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年7月27日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2019年7月27日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2019年8月17日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2019年9月21日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

練習予定:2019年7月20日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2019年7月20日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場


日付 2019年8月10日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年8月24日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2019年6月22日(土) 練習日誌③ 捻じり上げも逆らわずに

Permalink:

壁に向かって。

腹を押し付けられて。

左腕を。

背中側で。

下から上に向かって。

捻じり上げられた状態。

右腕は。

もう一方の手で。

壁に押し付けられている。

背中は。

肩だとかで。

壁向かって圧力を掛けられている。

そんな状態で。

捻じり上げが。

成立するのは。

思い込みとして。

相手の捻じり上げに抵抗しようとして。

自分で肩を固めているから。

自分で。

鎖骨を上に持ち上げようとしているから。

ここは。

逆らわずに。

鎖骨の肩側を。

下げるに任せてあげる。

すると。

腕や背中を押さえられていても。

自分の身体を動かす間があることがわかって。

鎖骨を下げながら。

少し回転してあげると。

肩の関節が回せるようになって。

捻じり上げは。

捻じり上げとして成立しなくなる。

大抵の関節技というものは。

自分で固めているだけなので。

どこを固めてしまっているのか。

感じることが大事になる。

そんな練習の一幕でした。

2019年6月22日(土) 練習日誌② 張り付けられても運動線は作れて

Permalink:

足で蹴るのではなく。

身体の部位の重心を傾けるなどして。

運動線を作って。

推移することができたら。

少し遊びとして。

壁に向かって。

胸や。

腹をつけた状態で。

二人掛かりで。

自分の両腕と。

背中を押さえ込んでもらう。

壁に張り付けられた状態。

二対一では。

中々力で跳ね返すことは難しいけれど。

張り付けられるのは。

自分が。

相手の力に抵抗しようとしているから。

なので。

その抵抗力を。

そっと緩めつつ。

自分の運動線を。

どこかに定めて。

設けてあげる。

自分の身体として。

統一した運動ができれば。

押さえている。

二人の力もその向きに流れ込んで。

むしろ。

自分の動きを助けてくれるようになる。

後は。

その運動の通りに動けば。

拘束は。

いとも簡単に解けて。

張り付けの刑を脱することができる。

そんな練習の一幕でした。

2019年6月22日(土) 練習日誌① 塔手を丁寧に聴勁を学ぶ

Permalink:

聴勁を復習するために。

単純な形として。

ただ塔手で相手と触れ合う。

意識するのは。

塔として。

指先を上に向けて。

その位置まで。

指先が弧を描いていくこと。

その位置まで。

手を前に伸ばしていくことをしない。

なるべく。

重力と相殺される。

そのような軌道で手を移動させる。

そこから。

相手を。

自ら押してしまっていないか。

反対に。

相手が。

微力ながらも。

押してきていないか。

それらを聴こうとする。

注意しないと。

無意識に相手を押してしまう。

もし。

相手が押してきているのを感じたら。

その方向に。

少しずつ手をずらしてあげる。

決して。

押し返してそこに留めることをしない。

もし。

そこに留めるのであれば。

自分の身体に。

相手の運動を通してあげて。

反発することをしないようにする。

とても静かな。

練習だけれど。

大事な要素。

そんな練習の一幕でした。

2019年6月15日(土) 練習日誌④ 軌道を追えずにすれ違う

Permalink:

大きな局面での。

相手との衝突を避ける練習。

前方から歩いて来てもらって。

こちらの動き方で。

相手が追い難く歩くところから。

相手と自分を結んだ線に対して。

自分が円を描く軌道が。

その中心と円周の間に。

直線が横切るようにさせて。

相手に。

二つの円を切り替えて。

追わざるを得ないようにする。

その結果。

相手は。

こちらが描く円の。

軌道に合わせるように。

追わざるを得ない状況が作られる。

その状態になったら。

自分の描く円を。

急旋回するように小さくすると。

相手はその急さに。

すぐに応じることができずに。

ただただ。

すれ違うことになる。

仮に。

そのすれ違いを防ごうとすれば。

ムリに方向転換することになって。

身が崩れた状態で。

合い対そうとすることになる。

そしてそれがこの歩法の狙いだったりする。

そんな練習の一幕でした。

2019年6月15日(土) 練習日誌③ 肚を回して身を入れ換える

Permalink:

身体を主体に。

構えを操作する練習として。

蟷螂拳の殿歩双捆手で。

肚を回して。

展開する方向付けをする。

肚の回転で。

前足が。

引き付けられてきて。

そこで。

跨を緩めることで。

足の摩擦を抜いてやると。

左右の足の。

前後が入れ替わって。

左右の構えを。

入れ換えることができる。

この。

入れ換え時に。

ほんの少しだけでも。

左右への移動を加えると。

相手との戦局としての。

線がずれて。

相手との衝突状態が変化することになる。

試しに。

相手に一歩分の間合いを詰めたところで。

左右の入れ替えをすると。

割と容易に。

相手の背をとることができる。

相手が。

この線の変化に。

その身の回転だけで応じようとすると。

自分で作った慣性を留められずに。

自ら体勢を崩すことになる。

そんな練習の一幕でした。

2019年6月15日(土) 練習日誌② 打つことと推進することを同じくして

Permalink:

運動線を前に出して。

浮き身を掛けると。

前方に進める。

そこに。

身法も加えて。

打撃を放ちながら進めるようにする。

小八極の金鶏亮翅(きんけいりょうし)で。

試してみる。

右足を前に構えたところから。

肚を右方に切って。

運動線を前方に放り出して。

肚を戻すことで。

右腕での金的の動作を作り出す。

同時に。

跨を緩めることで。

運動線を留めていた支えをとる。

すると。

右腕を打ち出すと共に。

前方に両足が滑り出してくれる。

一挙動。

一拍で。

間を詰めると共に。

相手の下方への打撃を加えられる。

足の蹴りで移動しないことは。

身体の操作によっての。

結果としての移動を可能にする。

そんな練習の一幕でした。

2019年6月15日(土) 練習日誌① 朝天蹬一で顎先を打ち抜く

Permalink:

上方に向けて。

打撃を掛ける練習。

太極拳の朝天蹬一にて。

右腕を上方に向かわせるために。

身を沈めたところから。

一端上体を起こす。

この起こしで。

打ち上げるというよりも。

上体を起こした後に。

少し。

身を丸く戻して。

その結果。

肩が少し下がることを。

動きの起点とする。

前腕を。

上腕に近づけて。

その間も。

その後も。

肘をゆっくりと。

肩と入れ替わるように。

打ち上げていく。

小さな軌道で。

掌が。

天井に向かうようにしていく。

試しとして。

顎先に本当に当てるのではなく。

両の拳を組んで掲げてもらって。

小さな頭を想定して。

その拳を。

下から打ち抜いてみる。

ゆっくり動くと。

じっくり顔を御せるし。

快速に動くと。

脳震盪を起こすように。

頭ががくんと揺さぶられる。

そんな練習の一幕でした。

2019年6月8日(土) 練習日誌④ 打ち当てながら肘の力を緩める

Permalink:

簡単な打撃の練習。

システマのストライクのように。

相手の真横に立って。

胸に構えてもらった。

ミットに向かって右拳での一撃を加える。

打ち当てるまでは。

左に軽く肚を寄せて。

鎖骨。

肩。

肘と。

腕を移動させるようにする。

ミットに当たる直前で。

肚を引いて。

腕の慣性が活かされるように。

肘以外は。

後退させていく。

ミットに当たったら。

肘の力を緩めるようにして。

反作用を。

肘で受け止めないようにする。

このとき。

ミットと肘に挟まれて。

前腕自体はすぐに移動はしないので。

そこに反応して。

肘を固めないように注意。

気持ち的には。

左斜め下に。

腕全体が落ちていくような感じ。

実際の人体に当てる感じとは違っていても。

その衝撃を。

自分の腕で体感しておくことは大事。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年7月6日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2019年7月6日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年7月20日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場


日付 2019年8月10日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2019年6月8日(土) 練習日誌③ 散手で立ち位置を変えていく

Permalink:

足は前後に開いて。

塔手から。

相手の動きを聴勁しつつ。

あまり足は動かさず。

両手で崩し合いをする。

軽めの散手で。

重心を動かすことと。

運動線を動かすことを練習する。

まずは。

少なくとも。

腰を落として。

脛を突っ張らずに。

重心が前後に動くように。

それに慣れてきたら。

重心は保ちつつ。

運動線は。

左右。

前後に。

散らして動いてみる。

練習としたいので。

運動線を散らす人と。

散らさない人で。

役割を決めて学んでみる。

始めは。

そもそもが戸惑ってしまうけれど。

知識的に知ることと。

体感的にわかること。

どちらも大事に。

動き合っていく。

そんな練習の一幕でした。

2019年6月8日(土) 練習日誌② 運動線を身体の外に出してみる

Permalink:

地球という重力に。

引っ張られる重心線と。

それよりは小さいけれど。

慣性の集合として得られる運動線。

その区別を持ってみたら。

遊びとして。

運動線を。

身体の外に出してみる。

まずは。

ただ単に立ってみて。

足を前後に開きつつ。

その足幅は狭めにしておく。

そこから。

身体としての支えが弱い。

足を開いた。

垂直かつ背中側に。

腰を移動させていく。

いずれ。

前足を横に開きたくなるときがくるので。

前足を開く代わりに。

後ろ足を。

斜め前に進めて。

重心線を拾い上げてあげる。

これを繰り返すと。

大雑把なれど。

円を描くことになって。

運動線は。

常にその円の中心に。

向かうことになる。

慣れないと。

その運動を御することが難しいけれど。

極端で慣れて。

段々小さく収める方が理解はし易い。

そんな練習の一幕でした。

2019年6月8日(土) 練習日誌① 運動線を端に寄せて

Permalink:

ただそこに立った状態にみえながら。

ただ立っているのとは。

異なった状態を作ってみる。

そのひとつの手段として。

質量的な重心線はそのままに。

運動線を他の位置に置く。

まずは。

ただ単に。

足幅の狭い並行立ちで。

跨を緩めれば。

足が右斜め前方に出るように。

胸郭を倒し。

けれども。

頭は水平にしてみる。

正面からみると。

少し傾いているかなというくらい。

その形で。

身体の質量としての重心は。

元の真ん中に収めておく。

見た目としては。

そこに立っているようにみえて。

慣性としては。

右斜め前に滑り出せる状態。

このずれがあることで。

相手は。

その標的の位置の割り出しが難しくなる。

ひとまずは。

地味なれど。

自律的に。

そういった差を自覚的に作るところから。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年6月22日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2019年6月22日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年7月6日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年7月20日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場


※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2019年5月25日(土) 練習日誌④ 打たれた流れから外れ避ける

Permalink:

脊椎を緩やかにして。

相手に打たれた流れをはっきりさせる。

それから。

流れに乗りながら。

相手が流れを追えない。

けれども。

その流れから外れない。

そんな軌道を描いて。

打たれてから。

その部位を。

動かしていく。

衝撃は。

そこでこらえると。

そこから自分に侵入してくる。

けれど。

打たれるに任せると。

まずは。

動くことに運動量が消費される。

その間に。

打たれた部位を。

流れから外して。

逃がしてやる。

相手は。

打った感触が不十分ながらも。

当たっているという実感から。

その流れを出し続けつつ。

打撃そのものは避けられる。

流れが得られたら。

当たることなく流れを外してやると。

手応えのなさから。

不満足な気分で捶を繰り返す。

もどかしさ。

そんな練習の一幕でした。

2019年5月25日(土) 練習日誌③ 遠心力を起こして追い難くする

Permalink:

流れを外して躱すために。

まずは。

大きな捉え方で練習してみる。

相手に。

正面から真っすぐ歩いて来てもらって。

こちらが。

相手と同じ速さで動いて。

追いつかれないように。

動くようにしてみる。

そのひとつの方法として。

相手の直線上から。

左右どちらかにまず一歩踏み出す。

すると。

相手はそれを追うために。

自然と。

大きなではあるけれど。

ひとつの円を描き始める。

自分は。

そのおびき出すための一歩を。

はじめの直線に対して。

相手が描く円の中心と。

反対側に円の中心をとって。

そちらの円を描くように動く。

自分は一円の中。

相手は円を切り替えなくてはならない状態。

すると。

相手は。

円を切り替えるときに。

遠心力分を解消するために。

切り換えた後の円が。

大きくなる傾向をもつ。

この分で追い難くなって。

特別に足を速めなくても。

相手は触ることができなくなる。

まずは大きな視点で体感する。

そんな練習の一幕でした。

2019年5月25日(土) 練習日誌② 跨を先に緩めて一拍で動く

Permalink:

片足に運動線を向けて。

跨を緩めて。

一歩踏み出せるようにしたら。

傾ける→外す。

という順番を変えて。

外す→傾ける。

として動いてみる。

順番といっても。

ほとんど同時だけれど。

上体を傾ける動きは。

傾けていく程度で。

ある程度の時間幅がある。

その頭で。

支えを外しておくと。

その傾きに合わせて。

身体の移動が起こってくれる。

一、二で動くのではなく。

一拍で。

足を踏み出しながら。

身体の滑り出しを起こせる。

どこかに溜めのない。

拍子の掴みにくい動きは。

人が追い難い動きになる。

それを。

力の入力ではなく。

支えの外しで起こすことで。

自然な動きとして学んでいく。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年6月15日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2019年6月15日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2019年7月27日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2019年8月17日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2019年9月21日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

2019年5月25日(土) 練習日誌① 運動線を傾けて跨を緩め動く

Permalink:

大腿直筋と大腰筋を気にしながら。

跨を折り曲げる練習をして。

胸郭を後ろ倒しにしながら。

運動線は。

右斜め前に向かわせる。

自分の。

右腿辺りに圧力を感じる程度。

その状態で。

跨を後ろに引くと。

その運動線を留めている。

その支えがなくなって。

足を一歩進めることができる。

はじめは。

右足に重さを感じているところで。

その支えを緩めて。

跨を引くことが。

できないのではないかと。

頭は思ってしまうけれど。

何度か無理やりにでも。

外せることがわかれば。

後は重さが掛かっていても。

自由に留めを外すことができるようになる。

このときの。

後ろ足は。

傾きを作るための支えでしかなく。

蹴り出す操作はしていない。

その気になれば。

後ろ足の支えも外して。

両足同時に滑ることもできる。

でも滑りを意識すると。

蹴り出す癖がついてしまうので。

まずは。

片足だけ蹴り出しなく踏み出す。

そんな練習の一幕でした。

2019年5月18日(土) 練習日誌④ 先に流れて流れを制す

Permalink:

身体を緩めて。

椎を緩めて。

相手の捶の流れを理解してきたら。

その身の崩れを。

相手の捶が到達する前に。

先に再現してみる。

そうして。

自分の身体の中に。

先に流れを起こし。

その流れに沿いながら。

はじめの流れとしての線では。

追いにくい方向に切り返す。

中々。

ただただ真っすぐな直線は難しく。

やや曲線を描くことが多いので。

その曲線に対して。

急角度で内側に切れ込むか。

外側に外れ込むか。

注意は。

折れ線のように。

その描く線と。

全く関係ない。

断絶を起こしてしまうと。

相手は流れに沿うことをやめて。

仕切り直してしまう。

流れに沿いながら。

流れを制す。

そんな練習の一幕でした。

2019年5月18日(土) 練習日誌③ 椎を緩めて推し流される

Permalink:

頸椎と胸椎を。

椎同士を結んでいる筋肉を。

なるべく緩めるように整える。

まずは。

そこを固めてしまっていることの。

認識をもって改める。

そうして。

身体は。

まっすぐと保ちながらも。

少しの力で。

揺れ動くことができることを。

思い出す。

それを確認するように。

相手に身体を押してもらったり。

軽い捶で推してもらったり。

様々な角度と方向で。

身体に圧力を加えてもらう。

推される方は。

推される力になるべく抵抗せず。

椎が揺らされ。

ずれたり。

回ったり。

そうなりたいように。

動くに任せられるようにする。

どこかの方向に。

動くことに抵抗があると。

とたんに固まりが生じて。

すぐに。

その場を動くことになる。

その場を動くとしても。

自分の身がその形を変えた結果として。

流されていくようにする。

そうして自分の身体の性能と。

捶で打たれたときの流れを。

学習していく。

そんな練習の一幕でした。

2019年5月18日(土) 練習日誌② 捶を受けながらその身を崩す

Permalink:

自分の身体の運動の方向性。

慣性を掛ける方向によって。

相手の身を崩すことができたら。

相手の捶を受けながら。

崩す慣性を伝えられるようにする。

まずは。

まっすぐ出してもらった腕に。

自分の前腕を触れさせて。

停まった状態で。

慣性を加えて崩してみる。

形としては。

蟷螂拳の揪腿(しゅうたい)で。

足を交差して。

身体を転じる動きで。

ほんの少しの沈み込みを。

相手の下盤に向ける。

そうすることで。

相手の跨が崩れて。

足へ軽く引っ掛けるだけで。

足場を失わせられることを確認したら。

その運動の方向性を。

形として馴染ませる。

その上で。

相手に実際に捶を打ってもらい。

同じ運動を保ちながら。

流れを作って動いていく。

形として。

崩す能力がそこに備わっているので。

定めた通り動くことができれば。

同じように崩し倒すことができる。

分解と綜合。

そんな練習の一幕でした。

2019年5月18日(土) 練習日誌① 跨の折り目を狙うように

Permalink:

相手に慣性を伝える練習。

身体を真っすぐに保って。

腕を緩やかに保つ。

相手に前後立ちで。

腕を輪っかのようにして出してもらう。

上からこちらの腕を引っかけて。

身体の下方への慣性で。

相手を崩していく。

このとき。

相手がなるべく。

関節を固めて。

上方に伸び上がろうとしていると。

単に下方の慣性を掛けるだけでは。

持ちこたえられることがある。

そこで。

身体の運動の方向を。

相手の跨の折り目として。

大腿骨と骨盤の接続する。

その横線を狙うように。

ほんの少しだけ動いてあげる。

すると。

相手に伝わった慣性は。

その折り目に向かい。

相手の関節の固める量を乱してくれる。

そうしながら。

下方への慣性を与えると。

踏ん張りの効かなくなった部分があることで。

持ちこたえることができなくなり。

身体の中の。

保ち合いを失って。

地面に崩れ落ちることとなる。

そんな練習の一幕でした。

2019年5月11日(土) 練習日誌④ 慣性の流れを延長させて操り遊ぶ

Permalink:

慣性の流れを理解するために。

相手の捶を使って。

遊んでみる。

ここではわざと。

少し長めに拳を打ち出してもらう。

まずは。

その拳の軌道が。

管を通る水流のようだと。

捉え直して。

水源である身体の。

その速さに合わせて。

管を延長させるように。

こちらの身で。

相手の流れを導いてみる。

操るのは。

その管が。

途中で折れてしまわないように。

注意しながら。

少し大きめに。

弧を描きながら。

相手の内側や外側。

上や下に。

相手の身を引っ張り出してあげる。

それが上手くできたら。

最終的に導きたい方と。

反対側に軌道を向けてから。

小さく回転して戻してあげるなどすると。

相手の身体の慣性によって。

相手の足が追い付かなくなって。

回転して放り出されたりして。

小さな力で。

大きな作用を生めることがわかる。

遊びながら。

流れというものを理解していく。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年6月8日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2019年6月8日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年6月22日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年7月6日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年7月20日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場


※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2019年5月11日(土) 練習日誌③ 顔面を押されるのを柔らかくいなす

Permalink:

首が思ったよりも。

柔らかく動くことを確認したら。

首の付け根が。

鎖骨が交差する点の。

その体内の。

厚みの真ん中あたりに。

あることも確認して。

さらに。

固める必要がないことをみていく。

その上で。

相手に。

顔面を打ち抜くような軌道で。

拳を宛がってもらって。

そのまま。

打ち抜くように。

力を込めていってもらう。

首の付け根から。

頭蓋までの間が。

充分に緩められるようになっていれば。

相手の拳の威力は。

芯を探せども。

芯を捉えることはできずに。

不十分な感覚をもって。

通り抜けていく。

見た目は。

打ち抜けているようにはみえるけれど。

頭を揺らしているようにみえるけれど。

固定した頭に。

震動が伝わるのではなく。

一傾きして戻るだけの動きで。

深刻な衝撃を伝えはしない。

これで。

顔面の攻撃が平気になるわけではないけれど。

顔を通過する。

その衝撃を理解するための。

受け容れがしやすくなる。

そんな練習の一幕でした。

2019年5月11日(土) 練習日誌② 頭を操って相手を押し返す

Permalink:

首の範囲を確かめたら。

少し遊びを入れてみる。

まずは。

額を前から両手で押さえてもらって。

これを押し返す。

普通であれば。

首をがっちりと固めて。

身体で押し返そうとするのだけれど。

首が稼働するものだと。

理解したら。

頭は相手に軽く圧着したままで。

胸郭を前方に。

倒れさせるようにする。

首の力を緩められれば。

顎と。

頸椎の。

間が十分に狭くなるまでは。

動くことができて。

胸郭が動いた慣性が。

相手に伝わってくれる。

そこから。

また胸郭を戻すようにしながら。

頭蓋骨を。

首で突き上げるようにして。

もうひと回転加えてあげる。

うまく慣性が伝われば。

相手は。

背中や腰から崩れて。

後方に押し返されてくれる。

もちろん。

首は強い部分ではないので。

ムリに抵抗し合わないように。

あくまで。

動くということを確かめるように。

遊んでみる。

後頭部を押さえられたり。

側頭部を押さえられたり。

幾つかで動くことをみていく。

そんな練習の一幕でした。

2019年5月11日(土) 練習日誌① 首の範囲を確かめて緩やかにする

Permalink:

首の範囲を確かめる。

ここで確かめたいのは。

いわゆる頸椎の範囲。

首として稼働する範囲のこと。

確認のために。

まずは。

頭蓋骨が乗っかっている。

首の上端の位置を。

イメージの上での位置を。

指し示しもらう。

唇のあたり。

鼻下のあたり。

鼻の上端のあたり。

様々ではあるけれど。

頭蓋の下端。

頸椎の上端は。

もう少し上であって。

眉間の裏辺りになる。

このイメージがずれていると。

本来は動く。

首の範囲が。

狭く固められてしまう。

虚領頂勁としたくても。

無意識に実をとってしまうと。

果たせなくなる。

まずは。

首の範囲が思いの外広いコトを確認して。

頭蓋骨が。

ふわりと乗るように。

頸椎が。

前後左右に。

長く動くことを確認していく。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年5月25日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2019年5月25日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年6月8日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年6月22日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2019年4月27日(土) 練習日誌④ 衝突を通して運動を通す

Permalink:

胸倉を。

両手で掴まれた形で。

腕を上から引っ掛ける。

前腕を下ろそうと。

肘に力みを入れても。

相手はびくともせず。

自分が浮かされる一方。

ここでまずは。

腕全体を下方に力を加えて。

わざと。

相手の腕に衝突させる。

衝突を感じたら。

自分の肘の力を。

そっと緩めていく。

すると。

腕の重さの運動が。

相手に取っていって。

掴んだ腕を弾くことはないが。

腰から崩れて。

地面にしゃがみこむ。

それが確認出来たら。

自分の腕の力みも使わずに。

胸郭を。

そこに留めている力を緩めて。

緩みで。

胸郭を前倒しにして。

より重い部分の運動を起こす。

後は。

同じように。

肘の力を緩めていけば。

力を使うことなく。

同じように。

相手が胸倉を掴んだまま。

地面にしゃがみ込ませることができる。

運動の起こし方と。

運動の伝え方。

双方繰り返して慣れていく。

そんな練習の一幕でした。

2019年4月27日(土) 練習日誌③ 立ちを緩めて運動を起こす

Permalink:

身体のバランスを整えて。

真っすぐ立ち上がると。

力みでもって。

強引に動こうとすることが。

不自然に感じる。

地面を蹴るなどして動くよりも。

関節を。

支えている力を緩める方が。

楽に感じる。

そこで。

腕を肩の高さに上げて。

相手に掴んでもらう。

この状態で。

胸郭を。

そこに留めている力を緩めて。

後ろに回転して倒していく。

頸骨も。

合わせて緩めていって。

頭は水平を保つ。

すると。

腕を掴んでいる相手は。

不意に入ってくる慣性で。

前に引き出されてしまう。

同じように動きながら。

膝を緩めて。

骨盤を動かす隙間を作りながら。

お尻をぐっと引いて。

骨盤を。

前に倒していく。

力を使うことなく。

緩めだけで。

鉛直方向の運動に統合して。

相手を腰から崩して。

地面に落としていく。

そんな練習の一幕でした。

2019年4月27日(土) 練習日誌② 力みを取って横からの押さえに適応する

Permalink:

足幅は肩幅よりも狭いくらいで。

並行立ちで立ち上がる。

この状態で。

横から肩を押していく。

身体をある程度。

整えて立ったとしても。

押されることに。

抵抗すると。

簡単に横に動かされてしまう。

そこで。

その人の状態にも依るけれど。

肩の構造を捉え直しつつ。

肩甲骨と。

鎖骨を。

緩やかにして。

肩を押されても。

固めないように意識する。

と同時に。

股関節の接続を確認して。

跨を固めて踏ん張らないよう。

ここも意識する。

その上で。

自分が身体の部分の。

全体の総和として。

そこに存在していることを。

意識して。

全身に気を配っておく。

この状態で。

肩を押されても。

反作用を起こすところなく。

必要な分だけ。

身体の各処の隙間が使われて。

相手は反作用で押せなくなる。

まずはそうして。

在ることを体現していく。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年5月18日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2019年5月18日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2019年6月15日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2019年7月27日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2019年8月17日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2019年9月21日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

2019年4月27日(土) 練習日誌① 足の認識を整えて構造を活かす

Permalink:

椅子に座った状態で。

足先を手に取りながら。

足の認識を整えていく。

内踝と外踝。

その位置関係。

前後の関係。

高さの関係。

繋がる骨の関係。

地面までの幅。

外踝から足裏の肉ははみ出すか。

或いは骨ははみ出すか。

小指と薬指の骨の接続。

中指から親指の骨の接続。

どう降りてくるか。

そういった関係性を。

頭の想像と。

実物とを。

もう一度整え直す。

そうすると。

実際に在りたいところに。

その足の形や。

位置付けが変わっていく。

そうしたら。

立ち上がってもらって。

足を前後に構え。

前から押してみる。

整える前は。

後ろ足のつま先が。

容易に浮き上がって。

踵だけで耐えるようになっていたところが。

つま先は浮き上がらず。

足裏の外側のエッジに掛かるように。

ぺったりと。

自然に誘導されてきて。

その構造が活かされて。

そこに留まることも難しくなくなる。

そんな練習の一幕でした。

2019年4月20日(土) 練習日誌④ 的をみせて方向の慣性を誘導する

Permalink:

互いに向かい合って。

相手に一歩踏み込んで。

捶を放ってもらう。

この捶を単純に躱していく。

そのときに。

ひとつ工夫を入れる。

相手が。

打とうとするときに。

自分身体を。

躱したい方向と。

反対の方向に動かす。

但し。

相手に見える身体の面は。

なるべく大きさを変えないように。

的をよく見せるようにする。

それを見た相手は。

一歩踏み込もうとする。

その動きの。

方向性が少し曲線を描くことなる。

直線でなく。

曲が入ると。

方向性を変えるときの。

慣性を消すための動きが必要になる。

それは。

逆側に動かれたときの。

追う動きを阻害することになる。

相手と。

離れている中で。

相手を御していく方法の。

簡単な一作法。

そんな練習の一幕でした。

2019年4月20日(土) 練習日誌③ 単推手で少しずつ軸を崩す

Permalink:

肘を支える力を緩めて。

相手の押して来る力を化す。

そこから段階的に。

単推手への崩しに繋げたら。

単推手を。

持続的に運用している中で。

大きくではなく。

少しずつ化していく練習をする。

練習する側は固定して。

相手が。

推して来るそのときに。

ほんの少し。

肘を支える力を緩めて。

相手の力を受け容れて。

その力を。

少しだけ。

肘を折ることで。

横に誘導する。

その。

少しの移動によって。

相手の軸がぶれ始める。

回転の慣性が加わって。

その軸が倒されると。

次第に。

そのぶれの補正が難しくなって。

相手は。

思ったように立っていることが難しくなる。

後は。

適当なところで。

単に引く押す逸らすを加えると。

思いの外大きく身体を泳がせることになる。

こうして。

安全に動の中で磨いていく。

そんな練習の一幕でした。

2019年4月20日(土) 練習日誌② 胸郭を倒させて跨を引き下方に落とす

Permalink:

並行立ちして。

片腕を立て。

相手に両腕で掴んで押してもらう。

肘を中心とした。

化勁で崩す他に。

その感覚を使って。

胸郭を支えている力を。

緩めていくようにする。

一度に緩めずに。

そっと。

ふわっと緩める。

すると。

相手が押し込んでくる力で。

自分の胸郭は。

後方に向けて倒れていく。

そうしたら。

続いて。

自分の跨を引いていく。

すると。

胸と骨盤。

それぞれの運動線が。

足し合わされて。

下方への運動線が残る。

その結果。

相手の身体にも。

下方への慣性と。

押す力を化されたことによる。

崩しが加わることで。

掴まれた腕を支える力を緩めて。

腕を下ろすだけで。

相手は支えを失ったかのように。

地面に崩れ落ちてしまう。

そんな練習の一幕でした。

2019年4月20日(土) 練習日誌① 腕はままで身体を動かして伝え崩す

Permalink:

姿勢を正して。

肩幅より狭いくらいの。

並行立ちで立つ。

両手を前に差し出して。

相手に前から押してもらう。

姿勢が整っていて。

押される手を主動にした。

抵抗を入れなければ。

入ってくる力は。

身体を通して地面に向かい。

その場に留まることができる。

その状態で。

相手を反対に押し返す。

そのためには。

腕に力を込めるのではなく。

腕を支えている力加減は変えずに。

体幹側を動かすようにする。

例えば。

跨の辺りから前に倒して。

胸郭を前に。

頭は地面と水平を維持する。

そうして。

運動線だけを前に向けると。

相手は。

その慣性に影響を受けて。

後方に崩されていく。

崩れた身体は。

地面からの反作用を自分で起こして。

浮きながら後退していってしまう。

そんな練習の一幕でした。

2019年4月6日(土) 練習日誌④ 握手を化して跪かす

Permalink:

握手で握りこまれる力を。

化して相手に作用する練習。

まずは。

相手にがっちり握ってもらって。

その力が。

自分にどのように作用するのかを確かめる。

普段は。

無意識で。

自分の色々な関節を固めることで。

握手が成立するように。

力を込めている。

それらの力を緩めると。

握られている腕を中心に。

自分の身体が崩れていることを。

体感してみる。

それができたら。

握られる手。

手首。

肘に注目して。

それらの力を。

緩やかに緩めていく。

そうしながら。

肘と。

肩の軌道を少しだけ。

逸らしてあげる。

相手は。

成立するはずの力が。

どこかに分散されていくことを。

追うことができずに。

その後に。

前腕を下に落とすような。

運動を加えられると。

為すすべなく。

握手した状態のまま。

跪くことになる。

友好の証の最中にやるのは。

どうなのかと。

倫理的な問題はあるけれど。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年5月11日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2019年5月11日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年5月25日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年6月8日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2019年4月6日(土) 練習日誌③ わざとの反作用を化して崩す

Permalink:

相手はじまりでなく。

こちらから作用を起こしつつ。

相手の力を化して。

御していく練習。

相手に前後立ちして立ってもらって。

どちらかの腕を水平に突き出して。

もう片方の腕で。

水平の腕を支えてもらう。

そこを。

こちらは並行立ちで。

両手で軽く押し始める。

このときわざと。

手先で押すようにすると。

反作用が自分の方に返ってくる。

その跳ね返りを。

一瞬肘の関節を固めて受け止めてから。

その支える力を緩めつつ。

胸郭を。

滑車のように。

後ろに引いて。

下がってから。

また前に戻ってくる。

そうすると。

反作用が化されることで。

相手の力ももらうことができて。

相手は。

踏ん張ろうとする気持ちが沸くことなく。

身を浮かされて。

後方に下がらされてしまう。

こちらから。

行動を起こすことで相手の力を利用する。

そんな練習の一幕でした。

2019年4月6日(土) 練習日誌② 集中しないことで察知されなくなる

Permalink:

いわゆる。

相手に気取られなくする練習。

右腕を立てて。

相手に両手で掴んでもらう。

その状態で。

腕を横に振ったり。

下に落としたり。

動こうとしても。

大抵止められる。

相当な腕力差があれば。

ものともしないのだろうけれど。

それはさておき。

この状態で。

改めて。

自分の身体は。

掴まれている腕だけではなくて。

その他。

より大きな部位たちで。

構成されていることを思い出す。

例えば。

左腕のこと。

つま先のこと。

お腹のことを。

気に掛けてあげる。

そうして。

全身を気に掛けてあげながら。

右腕を動かしてみる。

すると。

上手く行けば。

相手は動きを察知することが遅れて。

その動きを止めることが。

思うようにいかなくなる。

単なる反射ではなくて。

相手も何かに反応していること。

それが感じられたら。

面白い実験かなと思う。

そんな練習の一幕でした。

2019年4月6日(土) 練習日誌① 神経の圧迫を減らして意を伝える

Permalink:

意を伝えるために。

肩幅より狭いくらいで立って。

頭の位置。

脊椎の位置。

座骨の位置。

それぞれを整える。

そうすることで。

脳からの指示が。

神経を通って。

素直に。

全身に巡るように。

おかしな。

圧迫がないように解放する。

その上で。

お臍と。

骨盤の上端。

それらを結ぶラインで。

人体を輪切りにすることを考えて。

そこに位置する。

腰椎が。

捻じられるように。

回転するよう。

念じてみる。

果たして。

念じたことで回っているのか。

単に動かそうとして動かしているのか。

この二つの意味が。

異なることを指しているのか。

同じことではないのか。

経験の上で。

分かつことができるか。

ややこしいことにはなるけれど。

まずは。

試してみることが大事。

意を発することで。

イメージと。

感覚と。

運動。

それらを動員すること。

導引すること。

先々を考えると。

取り組んでおく必要がある。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年4月27日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2019年4月27日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2019年5月18日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2019年6月15日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

2019年3月23日(土) 練習日誌④ 単推手で段階的に化勁を織り成す

Permalink:

塔手で手を合わせて。

平円で行う。

単推手の形。

その中で。

物理的に化勁を施していく練習。

まずは。

塔手から。

相手が推して来るときに。

一端その力を受けながら。

すぐに。

肘を支える力を緩めて。

上腕を滑り逃がして。

相手の正中線に目掛けて。

迂回して攻め入る形をとる。

一番単純な。

その瞬間だけを切り取った作法。

次に。

相手が前進して推して来るとき。

自分が後退しながら。

その間を制御して。

相手が前腕を推せる状態を作って。

同じ作法を施す。

それもできたら。

平円で互いに前後している中で。

間を定めて。

狙って作法に入る。

後は。

一度に崩し切るか。

少しずつ不調にするか。

遊びの領域に入っていくけれど。

段階的に。

化勁の作法が学べるように。

織り成していく。

そんな練習の一幕でした。

2019年3月23日(土) 練習日誌③ 引かれても緩め回して逆小手

Permalink:

相手の力を利用するには。

相手が出している力の。

流れを完全に断ちはせずに。

ちょっとした隙間を与えて。

その隙間に。

自分のちょっとした力を加えることで。

その流れを変えてやることが。

ひとつの方法になる。

相手が逆手で。

こちらの手首を掴んで。

引っ張ってくるという形。

このとき。

練習のため。

引かれる側の腕は。

肘を曲げた状態にしておく。

相手が引くときに。

肘を曲げている力は。

はじめそのまま維持しておく。

そして。

引かれるときに。

曲げを支えている力を。

徐々に緩めていく。

いきなり抜いてしまうと。

単に前腕が勢いよく持っていかれてしまう。

徐々に緩めながら。

上腕で肘の関節を操作するよう。

意識を向けて。

引かれる方向ではなく。

横に逃げるように。

肘を動かしていく。

すると。

相手は。

その引く力の変化に巻き込まれて。

掴んだ手首を中心に。

地面に崩れ落ちていく。

少林寺拳法の逆小手のような形。

相手の勢をどう利用するか。

そんな練習の一幕でした。

2019年3月23日(土) 練習日誌② 肘の構造と滑り込み

Permalink:

自分の腕の。

前腕を立てて。

相手にその前腕を両手で掴んで。

押してもらう。

このとき。

肘の構造を理解し直す。

前腕は。

いわゆる肘と呼ばれる。

尖った部分まで及んでいる。

上腕は。

その盾を。

後ろから支えている形になる。

関節では繋がっているけれど。

筋による。

結びつきを断てば。

正面からは。

上腕骨は触れられないことになる。

この。

隙間を利用して。

上腕で。

前腕ならびに肘を操作していく。

相手に押された。

力を支えている力を。

少しだけ緩めて。

自分の前腕が自分側に倒れ始めたら。

その代わりに。

上腕が肘を乗り越えて動くように。

滑り込ませるように動かす。

勿論。

筋でも関節でも繋がっているので。

実際に追い越すということはなくても。

前腕は。

肘側を先頭にした運動を起こして。

相手の押す力を巻き込んで。

推進してくれる。

その結果。

片腕対相手の全身でも。

それに打ち勝ったようにみせて。

相手を押し返すことができる。

そんな練習の一幕でした。

2019年3月23日(土) 練習日誌① 肋を支える力を緩めて巻き返す

Permalink:

相手の力を利用して。

相手に力を返していく練習。

弓歩のように。

足を前後して。

身体の正面を相手に向ける。

その状態で。

相手に肋(あばら)骨を捉えて押してもらう。

単に耐えて。

押し返そうとすると。

身体が浮き上がってしまう。

ので。

肋を支えている力を。

まずは緩めるようにする。

支えているといっても。

直接。

肋骨を構成している力を。

というわけではなく。

肋骨をその位置に留めている。

その力を緩めるだけ。

相手の。

押す角度にも依るし。

自分が取っている姿勢にも依る。

けれど。

股関節を緩めるのが手っ取り早い。

すると。

相手の肋骨を押す力は。

跨で転回して。

膝の方に流しやすくなるので。

そのまま。

膝を前に出すようにして。

相手の下に潜り込むように。

スライドしていく。

相手は。

その転回とスライドに巻き込まれて。

前に押していたはずなのに。

気づくと。

後方に浮かされて移動させられてしまう。

化勁を理解するための。

大雑把な運動。

そんな練習の一幕でした。

2019年3月16日(土) 練習日誌④ 脛の骨は膝の皿より低く

Permalink:

膝にある関節の位置を。

改めて確認する。

多くの想像の中では。

膝の関節は。

膝の皿の真裏に位置していると。

考えがち。

だけれど。

骨と関節の位置を観察すると。

膝の皿の真裏というよりは。

膝の皿のすぐ下。

よく脚気の検査とか言って。

コンと叩くと。

脛が跳ね上がる。

その後ろくらいに位置することがわかる。

膝の皿は。

どちらからというと。

大腿骨の。

下端の前面を守っている感じ。

場所が分かったところで。

相手に両手を差し出してもらって。

自分の両手を重ねて。

その膝の位置を探って。

慣性を伝えてみる。

関節の位置を間違えると。

膝の皿に当たって跳ね返る感じで効果がなく。

場所が当たれば。

膝の関節を折って。

相手を跪かせることができる。

イメージと実際を合わせていくことが大事。

自分が立つにせよ。

相手を崩すにせよ。

そんな練習の一幕でした。

~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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