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2019年11月23日(土) 練習日誌④ 宛ててから身体を開いて力積を増やす

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宛てに行くときは緩く虚し。

宛ててからは固く実し。

反作用を化して深く攻める。

この形を。

八極拳の形で実現する。

形としては。

頂心肘と黑虎偷心。

頂心肘では。

肘を鉛直な線上で軽く振り出す。

相手に肘が触れたところで。

肘関節を固める。

反作用は肩に返ってくるので。

そこで。

身体を開いて肩の位置をずらすとともに。

反作用を動作で消化する。

黑虎偷心では。

腕を伸ばすときは。

まだ身体を開かず。

相手に向かってゆるゆると伸ばす。

相手に触れたところで。

拳と手首を固めて。

頂心肘と同じように。

身体を開いて。

肘、肩の位置をずらしていく。

いずれも。

反作用を打つ方は感じず。

その衝撃が。

相手に浸透していくので。

打つ場所や強さは充分に気をつける必要がある。

また。

宛がうまでは。

打ち気を出す必要がなく。

拳や肘をもっていくだけという身持ちとなり。

相手は。

打撃が入り込むまでは。

気づきにくくなる。

こうした意識の虚実も併せて慣らしていく。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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