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2019年6月15日(土) 練習日誌③ 肚を回して身を入れ換える

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身体を主体に。

構えを操作する練習として。

蟷螂拳の殿歩双捆手で。

肚を回して。

展開する方向付けをする。

肚の回転で。

前足が。

引き付けられてきて。

そこで。

跨を緩めることで。

足の摩擦を抜いてやると。

左右の足の。

前後が入れ替わって。

左右の構えを。

入れ換えることができる。

この。

入れ換え時に。

ほんの少しだけでも。

左右への移動を加えると。

相手との戦局としての。

線がずれて。

相手との衝突状態が変化することになる。

試しに。

相手に一歩分の間合いを詰めたところで。

左右の入れ替えをすると。

割と容易に。

相手の背をとることができる。

相手が。

この線の変化に。

その身の回転だけで応じようとすると。

自分で作った慣性を留められずに。

自ら体勢を崩すことになる。

そんな練習の一幕でした。

2018年4月14日(土) 練習日誌④ 肚の動きで居着かず重ねて進む

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蟷螂拳の小虎燕拳。

馬式左密肘からの登山右衝捶(とざんみぎしょうすい)。

馬歩の状態から。

骨盤を。

肚で引くようにして。

初めの位置と重ねて。

L字になるように。

左方に対して垂直になるようにもっていく。

そこに誘導されるように。

左足は左方に向けて135度開かれて。

胸。

顔が骨盤に追いつく頃には。

重心が左前方に引っ張り出される。

重ねて。

胸郭を前方に出しながら。

後方に倒しこむことで。

体の流れが。

前方に引き出されていく。

そのまま。

前方に落ちるように。

体の引きに合わせながら。

右膝を。

左膝の裏に寄せると。

左右の身体が入れ替わって。

右前の衝捶へと繋がっていく。

足の蹴り込みで移動せず。

あくまで重心の操作で移動する。

そうすることで。

密肘からの追い突きが。

拍を取ることなく。

居着くことなく推移することができる。

そんな練習の一幕でした。

2018年4月14日(土) 練習日誌③ 重心を動かして蹴らずに横に

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蟷螂兼の小虎燕拳から。

馬式左密肘(ましきひだりみっちゅう)を抽出。

閉足立ちで。

両手を右に掲げるところから。

肚を左に切る。

その状態で。

跨を後ろに引くと。

左方に流れた重心を追うように。

左足が自然に開かれていく。

その支えの外れに乗じて。

胸が左に切れた後に。

中央に戻ることで。

左の肘が左方に打ち出される。

肘が主体となるので。

肘を伸展させ切らずに。

少し揺り戻るところで止めることで。

勁も前腕で留まって。

相手を広範囲に圧し打つことができる。

右腕も。

肘を先行させて揺り戻すことで。

相手の捶などを。

当て絡める威力を備えることができる。

大事なのは。

初めに右足で蹴って移動しようとしないこと。

閉足から始めることで。

動き始めが緩慢にならないかで。

それを確認することができる。

そんな練習の一幕でした。

2018年3月31日(土) 練習日誌③ 顎を引っかけて首を回せしむ

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肩を前に出したところから。

肩甲骨の重さに引かれて。

肘が前方に移動する。

合わせて。

上腕の力を緩めることで。

前腕も開いていって。

腕全体が前方に伸びる。

その動きを使って。

掌底で相手の顎を捉える。

そこから。

掌底で顎を御するというよりも。

掌底は。

顎を削るようにして。

手首の力を緩めながら。

顎を引きずるように。

蟷螂手を作って。

相手の頭の裏に手を突っ込む。

相手は。

顔をあちら側に向けられて。

かつ。

顔から入れられた。

勁力で体のバランスを崩される。

そこに足を引っかければ。

蟷螂拳の愀腿(しゅうたい)で。

一瞬で地面に落とされる。

思っているより効きが強いので。

油断すると危ないので注意。

そんな練習の一幕でした。

2017年11月11日(土) 練習日誌③ 体幹の捻じりと蟷螂の足と

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大木の捻じりの。

正中線の撚りから。

足を前後に立って。

後ろ足の。

膝を緩めていくと。

膝頭が。

前足の膝裏に寄ってくる。

そのまま撚りて。

蟷螂の尾のごとく。

跨を緩めて。

浮き身になれば。

両足のどちらも軸にならずに。

後ろ足を。

前方に持ってくるように。

回旋することができる。

足が回旋で振り出されたら。

正中線の撚りを反転させると。

各関節の戻りによって。

つま先が立つように。

踵が押し出されるように。

蟷螂拳の揪腿(しゅうたい)が放たれる。

地面を蹴って移動することなく。

身一つの。

翻りで。

下段への足の振りが振舞われる。

試しに。

相手の前足に。

引っ掛けてみれば。

大きな衝撃を受けるわけでもないのに。

膝や腰が。

均衡を崩したように。

力が抜けて屈曲する。

上体への慣性の入力ではなく。

下半身からの慣性の入力は。

また一味違った感覚がある。

そんな練習の一幕でした。

2017年11月11日(土) 練習日誌② 体幹の捻じりと交差の手と

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大木を捻じる練習から。

頭上からみて。

時計回りに。

正中線を撚っていく。

それに合わせて。

それに遅れるように。

両の肘が。

右方へ曲げられていく。

右肘は上がり目で水平に。

左肘は下りて立てられるように。

腕の屈伸で形を作るのではなく。

身体内部の撚り合わせで。

自然と赴くままに。

試しに。

相手に右腕を掴んでもらって。

正中線の撚りを掛ける。

反作用のない。

腕の移動に乗せられて。

相手は前のめりに。

掴んだ腕が伸ばされて。

立てられた左前腕に捉えられる。

そこは。

梃子で関節が極まるというよりも。

右と左。

その交差する力で。

身体が流されていくよう。

加えて。

相手が突き込んでもらって。

同じように。

正中線の撚りで腕を操り。

突き出した腕に触れる。

ただ。

触れる。

それだけで。

突きの軌道というよりも。

身体の軌道が逸らされて。

相手に背中を向けるほど。

引っくり返されてしまう。

後は。

慌てて走って逃げるか。

地面に捻り逃げるかできる程度。

そんな練習の一幕でした。

2017年9月9日(土) 練習日誌③ 七星天分肘の上体の動きを

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腕の関節を使って。

折り曲げた腕を順に動かす動きに慣れたら。

両腕を使って。

時間差をつけながら。

ほぼ同時に腕を拡げてみる。

両腕とも。

肘は伸ばしきらず。

肩甲骨は背中で閉じ。

手首は曲がって。

蟷螂手となる。

相手の腕を捌きながら。

前手で。

顔面や。

顎先。

首元を攻める。

練習では。

身長差に応じて。

攻める場所を分けるけれど。

距離が近ければ。

肘で。

相手の脇を打ってみる。

形としては。

足元を攻めるために。

下腿の操作が必要だけれど。

まずは上体から慣らしていく。

そんな練習の一幕でした。

2017年9月9日(土) 練習日誌② 関節を曲げて末端を置いていき

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相手とぶつからずに慣性を伝える練習。

相手に右腕を伸ばして出してもらって。

外側から。

相手の腕をどかしていく。

自分の腕を上げて。

前腕で相手を触れたところから。

肘が相手の腕の下を潜るようにして。

手首側は少し遅れるように。

また。

指先は。

その手首に遅れるように。

順番に動いていく。

但し。

相手の腕の周りを。

自分の腕が回るのではないことに注意。

上手くできれば。

相手の腕が動かされるというよりは。

そこに連結した。

相手の身体が先に動いて。

こちらに背を向けるように。

ひっくり返ってしまう。

何度か感覚を掴んだら。

前腕を宛てるのではなく。

掌を宛がって。

同じように腕を動かしていく。

きちんと。

指先が最後に動くようにして。

相手の腕が動くことに固執しなければ。

前腕を宛てたときと同じように。

相手の身体がくるりとそっくり返ってくれる。

結果として。

自分の手形が。

勾手(こうしゅ)や蟷螂手(とうろうしゅ)になったりする。

そして。

しっかり掴まれているわけではないのに。

抗いがたい。

そんな練習の一幕でした。

2017年2月18日(土) 練習日誌③ 跨を緩めて揪腿を放つ

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単に跨を緩めて。

骨盤を前傾させることでも。

足を出すことはできるけれど。

より効果的に威力を乗せるために。

大腿直筋を一度伸ばすように誘導する。

蟷螂拳の揪腿(しゅうたい)では。

そのために。

座盤式(ざばんしき)のように。

前足を外に向けて。

足が交差したような形をつくる。

このときに。

蹴り足になる後ろ足の。

跨は緩めずに我慢する。

厳密には。

肚を緩めて伸ばすようにするのだけれど。

はじめは感覚を得るために。

緩めていないと認識した方が分かりやすい。

そこから。

跨を緩め始めるのだけれど。

上体で引っ張ろうとすると。

遠心力が強い乱暴な力になり易いので。

お尻が寧ろ1mmとか後ろに引くようにしながら。

短い距離で振り出されるようにする。

見た目的には。

威力を想起させないけれど。

振り出される足のどこかに振れると。

そこから運動エネルギーが。

慣性が。

勁力が流れ込む。

この動きにはきちんとした手番が必要で。

上体の手の操作と。

下腿の操作は難しい。

なので套路で繰り返し体現できるように練習する。

そんな練習の一幕でした。

2017年2月4日(土) 練習日誌③ 揪腿の両腕を身の切り返しで

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両腕の間で身をうねらせて。

動きを鋭く。

うねりは切り返しに。

この動きを応用して。

蟷螂拳の揪腿(しゅうたい)の腕の動きに繋げる。


身体の正面に。

両腕を掲げて。

その両腕の中で。

身体を斜めに傾かせる。

肩と肩を結ぶ線が。

天井から見下ろしたときに。

脊椎を中心に。

時計回り。

或いは。

反時計回りに少し傾く感じ。

但し。

肩そのものは。

なるべく動かさないように。


きりきりと。

巻いたネジが戻るように。

その身がぶれるそのときに。

両の腕が。

巻き戻るように横に弾け出す。

あくまで。

留めた力を緩めるだけ。

ネジの回転をコンパクトに。

順。

逆。

順と。

細かく切り返しつつ。

順→逆。

逆→順の間に。

両の腕を操作すれば。

快速に揪腿の受け手と斬り手が射出される。

腿そのものはそれほど意識せずとも。

腕からの勁力だけでも。

とても耐え得るものではない。

力感はほとんどなくとも。

仕掛けられた側への作用は大きいので。

勢いで怪我をしないよう。

慎重に手順を繰り返す。

そんな練習の一幕でした。

2016年11月19日(土) 練習日誌② 節々を一つ手前から動かしていく

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腕を操る練習として。

骨と節。

2つの要素で捉えるようにする。

鎖骨と肩。

上腕と肘。

前腕と手首。

手首から先。

体幹に近い部位から。

順に節を動かしていく。

なるべく。

先端、末端については。

過敏に動かさずに。

鈍感に動くのが望ましい。


手前の骨で節を動かす意識は。

節の固定化を防いでくれる。

節が固定してしまうと。

そこで慣性や力の伝達が止まってしまう。

勁が滞る。

ということになってしまう。

代わりに。

節が動かされていれば。

時間的に連続していなくても。

勁の伝達は止まらない。


鎖骨から手先まで。

順にカタカタと動かしていく。

昔そんな蛇のおもちゃがあったようにも思う。

そうして。

腕が若干縮んだ形をつくると。

蟷螂拳の捕蝉式における手法の形になったりする。

そうすることで。

構えが。

すでに勁力を内包した状態であることがわかる。


体験として。

腕を一本前に出してもらって。

捕蝉式を象った状態で。

腕の上に両手を持っていく。

手首を支えている力を緩めて。

ふわりと腕の上に乗せてあげると。

不意に下方につんのめさせられる。

引っ張り引き攣れるような感覚がなく。

突然身が落とされることに。

慌てふためく。

そんな練習の一幕でした。

2016年10月22日(土) 練習日誌① 腰を引いて弦を引く

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保つところと動かすところ。

身体は繋がっているので。

留めるところがあれば。

そこから離れたところと。

その間には。

伸びが生まれて。

復元する作用が生まれる。


相手に腕を一本。

差し出してもらって。

その腕に平行に。

足を前後にして立つ。

両の腕を相手の腕の上に添えて。

腰を後ろに引いてみる。

腕が動かないように。

胸の位置を動かさないように。

絶対的な形は変わらないけれど。

相対的には。

胸は反りながら脇が伸びる。

したらば。

伸びた脇を緩めて。

上腕の力も幾分緩めると。

縮んでいく腕に引き摺られて。

相手は下方に崩れていく。

腕が引かれるのではなくて。

腰が崩れた結果。


相手の腕の上から。

自分の指先が天井を向くように維持すれば。

相手は下方に崩れて。

相手の腕の下から。

おばけだぞーと言うように肘と手首を曲げれば。

相手は上方に引き上げられながら。

前に引き出されてくる。


保留と引きは。

弓の弦を引くようなもの。

弾かれるときは一瞬で。

不意に身体が崩れることで。

危うく膝を打ちつけそうになるので。

その辺りは注意が必要。

そんな練習の一幕でした。

2016年10月8日(土) 練習日誌② 崩して寄せて腰を斬る

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肚からの水平面の動きを発展させて。

蟷螂拳の腰斬(ようざん)を取り上げて練習する。

自分の肚を。

左に切るようにして開始。

肩に動きが伝わると。

上腕が腕に沿って体幹側に引かれる力が生じる。

このときに。

腕を伸ばそうとする力を緩めると。

前腕が上腕に近づくように。

折り畳まれて。

縮めた抅手の形になる。

体幹から連なった力は。

相手の捶や掴みかかる腕を捉えて。

相手の体幹まで伝わりながら。

こちらの左腕の動きに支配される。

相手が左の捶。

右での掴み。

いずれで向かってきても。

身体が引き伸ばされるように。

その面をこちらに向けることになる。


左腕を抅手に導いた動きは。

同じく。

右腕を身体の前面を薙ぐ動きを導いて。

脇。

肘。

手首と。

順に留める力を緩めて行けば。

相手の腰を斬る動きを象ってくれる。

斬までを。

対人で試してしまうと。

はまったときに。

大変なことになるので。

抅手と。

斬は。

別々に試して。

後は形として染み込ませる。

そんな練習の一幕でした。

雑記: 蟷螂手の甲で打つ

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七星天分肘などで。

前手も蟷螂手の形をとることがある。

この前手は。

そのまま打撃にもなるのだけれど。

折り曲げた手首で打つ。

だけではなく。

手の甲の部分で打つこともする。

尤も。

何も考えず。

手の甲で打ち抜いてしまうと。

反対に。

自分の手首を挫くことになる。

なので。

手首を挫かないような打ち方が必要になる。

むしろ。

どの打撃もそのような打ち方が求められている。

手の甲をあてがい。

相手に接触しつつ。

それ以上押し込まず。

かつ。

手首の力も抜く。

掌で打撃をする場合も。

甲と平が反対になっただけで。

同じような注意が必要。

そうでないと。

やはり手首を挫くことになる。

裏を返せば。

手首を挫かないような。

打ち方。

当て方。

それができればそれが打撃法になるということ。

表裏一体。

そんな自然の理のひとつ。

雑記: コサックと七星歩

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戯れながらに。

七星歩で前足を出すのを応用して。

コサックダンスの中で有名な。

低い姿勢で足を交互に出す。

というのに挑戦。

意外と。

相性がよく。

上手く跨を操作できれば。

ちょこんと跳ねるのは。

自然な弾性が利用されるだけで。

思いの外体力は使わない。

逆に立身中正を守らないと。

膝を壊す危険があるので注意だけれど。

そういった姿勢や動きを確認するのに。

たまに試してみるのもいいかもしれない。

ちなみに。

コサックダンスは。

ウクライナの伝統舞踊で。

ホパークというそう。

その原型は。

モンゴル人から持ち込まれた。

東洋武術だったとか。

跳躍が特徴的で。

躍動的な踊りなのだけれど。

動画などを観ると。

その身体操作は参考になる。

単に身体能力だけで。

踊っている人も居るのだろうけれど。

跳ぶというよりも。

跳ねるような感じで。

脊椎と跨で足を操りながら移動する。

そういった様子が面白い。

遡っていくとどこかで系譜が繋がることもあるのかもしれない。

そんな自然の理のひとつ。

2016年8月13日(土) 練習日誌③ 七星歩で下方の崩しを体感する

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躱す動きから歩を出す動きを応用して。

相手の上段への捶などを。

膝から作った反る動きで間を稼いで。

跨を引きながら。

顎を引いて胸を張る。


跨を引くことで。

前足が自由になる。

このまま歩を進めることもできるのだけれど。

脛を前に振り出して。

爪先を立てれば。

七星歩の形を取ることができる。

この足で。

相手の脛を蹴り上げたり。

足の甲を踏みつければ。

それで十分酷いことになる。

けれど。

それで練習が終わってしまうので。

少し視点を変えて。

跨の引きと共に。

身が少し低く。

下方に落下しているコトを利用してみる。

方法は簡単。

相手に腕を一本前に差し出してもらって。

そこに触れながら。

七星歩に移行するだけ。

それ以外は特に何もしない。

何もしないのだけれど。

下方に一瞬落ち込む力は絶大で。

七星歩をとった瞬間に。

相手は地面に潰しこまれてしまう。

全身では。

下方の大きな力。

加えて。

上半身では胸を反ることによる。

外へ飛び出す力。

下腿では踵で蹴り出す力。

複合的で迅速な形がここに内包されている。

七星天分肘とか。

これひとつの形を極めるだけでも。

十分なんだろう。

ちなみに。

落下の力は。

思いの外過ぎるので。

徐に成功すると。

ほんとに鞭打ちになりそうなので注意が必要。

そんな練習の一幕でした。

2016年5月21日(土) 練習日誌② 骨盤を抜いて足を撥ねる

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身を後ろに引いて前に滑る練習。

後ろ足を交差させながら前に進み出られた。

ここからさらに。

もう一工夫。

身を引いて。

前に滑り出して。

膝が前方に少し曲がり行ったら。

お臍を引いて。

大腿骨の上に乗っていた。

骨盤をちょいと外してやる。

外してやるとは言っても。

大腿骨は繋がっているので。

連なっているので。

シーソーのような運動と。

重さからの解放によって。

ほんの少し。

本当に床を滑ることができる。

見た目的には。

スキップをしているようなものだけれど。

スキップと違うのは。

上には跳び上がっていないこと。

あくまで水平に。

前方に。

滑空している。

ほんの一瞬の。

落下はしているけれど。


そのシーソーを使って。

前足を前方に蹴り出せば。

崩歩の一歩につながる。

閉門脚の一歩につながる。


筋肉の無理矢理な蹴り上げでなく。

漸進の推進と。

脚の純粋な運動を伴って。

その一蹴は。

思いのよらないエネルギーを相手に伝えてくれる。


骨盤を抜いて。

重さを抜いて。

足を操る。

足を撥ねる。

より自由に動けるように。

そんな練習の一幕でした。

2016年5月21日(土) 練習日誌① 反るかの如く前に滑りつつ

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歩法で前に出る練習を少し。

左足を前に立ったところで。

足の拇指と小指の支えを外すことで。

前に出ることは可能だけれど。

そこにひとつ異なる動きを加えてみる。

上体を反るかのように胸郭を後ろに引く動き。

決して。

腰は反らないように。

顎を引いて胸郭を下げる。

このとき。

膝を軽く緩めると。

尾てい骨で膝を押しているかのように。

体がすいと前に滑り出す。


アイスの棒とかを。

机の上に垂直に立てて。

その上端を指で押さえているとき。

下に圧力を掛けながら。

少し後ろに倒しながら。

前方にも押してあげる。

そんな感じ。

アイスの棒は。

机の上を斜めのまま滑り出す。


それと同じように。

地球が引っ張ってくれる力を使いながら。

後ろから前方への力を掛けてあげる。

後は。

床との摩擦を少し減らしてあげれば。

体は斜めになりながら。

前方に滑り出してくれる。

こうして進んだ力は。

慣性を持ちながら。

浮かず。

落ちず。

踏まない。

そんな推進する動きになる。


そのまま。

後ろ足を前足に交差するように追い越せば。

一歩滑り出すことができる。

交差した足を元に戻せば。

二歩滑って相手に近づくことができて。

推進したその身は。

その体重の分だけ止め難い動きになる。


但し。

後ろに倒れるように前に滑るのと。

お腹を突き出して脚を持ち上げるのは。

似ているのだけれど。

違う動作。

前から相手が押さえることができるかで試せたりする。

上手く行けば。

玉突きが如く。

押さえに行った相手の方が。

後ろに弾き出されてしまう。

そんな練習の一幕でした。

2016年4月9日(土) 練習日誌③ 身体を崩して形をつくる

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身体の動作をつくるときに。

なるべく連なった動きを実現したい。

最後が同じような形になるとしても。

軸をつくって切り返しての動きだと。

ひとつひとつの所作は切れてしまう。


白猿桃偸(はくえんとうとう)の。

はじめの一式で崩れた動きを練習してみる。

相手に対して横向きに立って。

左足を斜めに一歩。

右足を入環式(にゅうかんしき)に寄せて。

左手は顔から右肩に掛けてカバーしながら。

右手を丁手にして手首で相手の内膝か急所を打つ。


同じ動きでも。

右足で蹴りだしながら左足で踏み。

左足を軸にして身体を回転させて。

遠心力を利用して右手で打つこともできる。


また。

踵と左斜め前の子球の支えを外して進み出ながら。

左の股関節→胸郭と緩め。

肩の搖動に従いながら腕の力を順番に緩めることで。

ひとつの挙動、所作の中で打つこともできる。


それぞれで全く効果が違って。

よく効かせることができれば。

相手は大きな打撃との対決というよりは。

わけがわからない中で。

膝が、腰が、上体が。

不意に支えを失ったように崩れてしまう。


その崩れを何とか持ち直しもらって。

さらに二式目も練習。

同じように崩して立て直して捶と膝を放つ。

だけれども。

合わせ稽古だとしても。

一式目を耐えること自体が困難なので。

木人役はとても辛い。

一式目は躱す方がいいかもしれない…。

なんて練習が終わってから思った。

そんな練習の一幕でした。

2016年3月26日(土) 練習日誌① 姿勢を整えて均衡を崩す

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立身中正を整えて立つ練習から開始。

胸郭の置き所などを微調整。

姿勢を整えることがその後動くための布石になる。

姿勢を保つことは。

余分な力を抜くことではあるのだけれど。

必要な力を抜いていることではなくて。

そこかしこに拮抗する力も残存する。

その均衡状態だ。


そこから特定の部分の筋肉への入力を抜いて。

姿勢を崩す練習へ移行。

より体幹に近いところを選んで。

筋肉を緩ませるようにする。

筋肉は拮抗筋が存在するから。

似た動きをしようとしても。

力を入れることで拮抗筋に勝って動かすことも。

力を抜くことで拮抗筋に負けて動かすことも。

どちらもできるようになっている。

勿論。

どちらを選ぶかで。

その作用は異なっていて。

その後の動きの流れも変わってくる。

後者を選択することで形を変えていく。


いくつかの簡単な動作で試したら。

蟷螂拳の小虎燕拳から。

順風掃葉式(じゅんぷうそうようしき)を用いてみる。

弓歩の状態から背中を反らせて。

顔の前を後ろ手で払いながら。

さらに一歩踏み出て横劈軋(へきあつ)を放つ。

一見するとアクロバティックな技に見える。


はじめの背中を反らせて手で払うところ。

単に形だけを瞬発的に作ると。

本当に相手の手を払うだけになってしまって。

その後の侵入が一か八かになってしまう。

背中を反らせるということは。

背筋で引っ張るだけでなく。

胸郭を前に留めている筋肉を抜くことでもできる。

背中を反らすというよりは。

胸郭が後方にずれながら若干回転する感じ。

そこで生まれた慣性に従うように。

腕の力も順番に抜きながら顔の前を通過させる。

このように動くことで。

体幹から末端への動きを実現して。

素早いながらも伝達性のある勁力を起こせる。

相手の突きはこの伝達に従って。

吊り上げられるように誘導される。

払った流れをそのまま活かして。

劈軋を横向きにしたように。

斜めに斬り下ろして薙ぎ払う。

相手を崩しておくことで侵入の危険も減らせることになる。


套路の中に登場する動きは。

複雑にみえたりするので。

その形の再現に囚われがちだけれど。

ひとつひとつを丁寧に分解してみると。

それぞれが理に適った動きになっていることがわかる。


ただ。

普段異なる動き方をしてきていると。

頭の神経命令が揃っていなくて。

始めの内は混乱してしまう。

自分の身体の指揮系統の躾し直しだ。

そんな練習の一幕でした。

~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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