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2017年2月18日(土) 練習日誌③ 跨を緩めて揪腿を放つ

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単に跨を緩めて。

骨盤を前傾させることでも。

足を出すことはできるけれど。

より効果的に威力を乗せるために。

大腿直筋を一度伸ばすように誘導する。

蟷螂拳の揪腿(しゅうたい)では。

そのために。

座盤式(ざばんしき)のように。

前足を外に向けて。

足が交差したような形をつくる。

このときに。

蹴り足になる後ろ足の。

跨は緩めずに我慢する。

厳密には。

肚を緩めて伸ばすようにするのだけれど。

はじめは感覚を得るために。

緩めていないと認識した方が分かりやすい。

そこから。

跨を緩め始めるのだけれど。

上体で引っ張ろうとすると。

遠心力が強い乱暴な力になり易いので。

お尻が寧ろ1mmとか後ろに引くようにしながら。

短い距離で振り出されるようにする。

見た目的には。

威力を想起させないけれど。

振り出される足のどこかに振れると。

そこから運動エネルギーが。

慣性が。

勁力が流れ込む。

この動きにはきちんとした手番が必要で。

上体の手の操作と。

下腿の操作は難しい。

なので套路で繰り返し体現できるように練習する。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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