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拳種紹介
小桜会で取り組んでいる武術を簡単に紹介します。蟷螂拳
明代末期に山東省出身の王朗という人物が、
蝉(セミ)を捉える蟷螂(カマキリ)の姿を模して編み出したと言われています。
様々な拳術のいいとこどりをしたとも言われ、実戦性の高さが評価されます。
快速精妙な手法と腿法に、連環を得意とします。
套路も豊富で学びやすい拳法です。
套路
基本六路、七手拳、挿捶拳、小虎燕拳、崩歩、力劈、乱截太極拳
中国河南省の陳家溝に伝わる陳家太極拳(陳氏・陳式とも)です。
ゆっくりした動作と健康のイメージが大きいですが、
非常に武術性の高い拳法であり、その神秘性が保たれている拳法とも言えます。
纏絲勁(てんしけい)、化勁(かけい)などを代表とした勁力を用い、
小さい力で大を制する四両撥千斤といった言葉も有名です。
套路
簡易式、老架式、二路炮捶八極拳
中国河北省滄県を中心に伝えられ、獰猛な威力を誇る拳法です。
漫画やゲームの題材にもされていることから有名になりました。
肘や肩、靠(カオ)と呼ばれる肩から背中に掛けての部位を用いた打撃が存在します。
熊の歩法に虎の打撃と言われるように正に一撃必殺の拳法です。
套路
八趙拳、小八極、大八極(武壇、馬家)、八極連環拳形意拳
山西省を発祥とする内家拳の代表各の拳法です。
こちらもいくつかの漫画で取り上げられています。
鑚、崩、劈、炮、横の五行拳と十二形拳を中心に、
状況に応じて変化はするものの、基本的には直線的に小さく仕留める実戦的な拳法です。
套路
五行拳、五行連環拳、龍形、虎形拳など十二形拳の一部八卦掌
清朝後期の董海川という人物が創始者だと言われている拳法です。
走圏という円を描いて歩きながら練り、
主に掌を打撃として用いる特殊な拳法として有名です。
流麗かつ荘厳な神秘さを持っていて、その真髄に触れることすら困難だと言われています。
套路
小開門、八母掌(程派系)システマ
中国拳法ではありませんが、その実戦性の高さと系統立ったカリキュラムが参考になります。
軍隊格闘術であるため実戦性の高さは折紙つき。
当会では過去に参加したセミナーの内容を参考に、
受身やグランドテクニック、ストライク、ナイフへの捌きを練習します。
発想を拡げることが目的であり、本格的にシステマを学べるわけではないのでご注意を。
~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。
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東京功夫小桜会