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2017年2月25日(土) 練習日誌① まずは動き始めること

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力を伝達させる練習として。

相手に握ってもらったり。

相手のどこかに触れたり。

何かしら接触した状態からはじめる場合。

接触点から。

近い関節を動かそうと。

支えている力を緩めようとしても。

どうしても。

相手を動かしたい欲求が出てしまい。

結果。

相手を押す動作になってしまう。

例えば。

拳を突き上げるように差し出した右腕の。

手首辺りを相手に握ってもらう。

肘周りの力を緩めれば。

位置エネルギーが運動エネルギーに変わり。

相手に力が伝わりだすのだけれど。

前腕を前に倒そうとすると。

握られた接触点でぶつかってしまう。

とはいえ。

上腕を後ろに倒す動きは。

単に自分に作用するだけで。

相手に大きくは伝わらない。

なので。

肘を中心としたとき。

上腕はほんの少し後ろに倒しながら。

前腕も力の緩みで前方に倒すようにする。

前腕そのものが。

はじめ動かなくても。

上腕が動き出すことで。

運動エネルギーへの転換ははじまって。

動き出したという慣性が働き始める。

慣れないと。

二段階のように感じる操作。

四苦八苦しながら取り組む。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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