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2016年8月13日(土) 練習日誌③ 七星歩で下方の崩しを体感する

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躱す動きから歩を出す動きを応用して。

相手の上段への捶などを。

膝から作った反る動きで間を稼いで。

跨を引きながら。

顎を引いて胸を張る。


跨を引くことで。

前足が自由になる。

このまま歩を進めることもできるのだけれど。

脛を前に振り出して。

爪先を立てれば。

七星歩の形を取ることができる。

この足で。

相手の脛を蹴り上げたり。

足の甲を踏みつければ。

それで十分酷いことになる。

けれど。

それで練習が終わってしまうので。

少し視点を変えて。

跨の引きと共に。

身が少し低く。

下方に落下しているコトを利用してみる。

方法は簡単。

相手に腕を一本前に差し出してもらって。

そこに触れながら。

七星歩に移行するだけ。

それ以外は特に何もしない。

何もしないのだけれど。

下方に一瞬落ち込む力は絶大で。

七星歩をとった瞬間に。

相手は地面に潰しこまれてしまう。

全身では。

下方の大きな力。

加えて。

上半身では胸を反ることによる。

外へ飛び出す力。

下腿では踵で蹴り出す力。

複合的で迅速な形がここに内包されている。

七星天分肘とか。

これひとつの形を極めるだけでも。

十分なんだろう。

ちなみに。

落下の力は。

思いの外過ぎるので。

徐に成功すると。

ほんとに鞭打ちになりそうなので注意が必要。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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