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2016年7月24日(日) 練習日誌② 肩甲骨を寄せて緩めて

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身体の各部位から重さを伝える練習。

肩甲骨に着目。

肩甲骨は大きく。

そこで動かされる筋肉も大きく。

総合して大きな力を出し易い。

それを使って遊んでみる。


相手に両手を前に差し出してもらって。

こちらに向けた掌に。

こちらも掌を合わせてみる。

そのときに。

肩甲骨を脊椎の方向に寄せておく。

寄せて保持した肩甲骨を。

緩めて左右に開き直す。

単に緩めると。

左右に開かれる摩擦を察知して。

相手は簡単に止めることができるけれど。

左右の開きに合わせて。

肘を軽く緩めることで。

開く力は消化して。

前方に進む力だけを差し引きする。


その結果。

掌は押された気はしなくても。

肩甲骨が動くことで起きた慣性は。

徐々に伝播して。

相手の胸や腰が後ろに崩れ出す。

掌は合わさったまま。

身体だけ後方に崩れる状態を。

止めることは難しく。

思わずたたらを踏むように。

後ろに数歩退がるはめになる。


掛けてる方も同様に。

その抵抗感。

反作用感のなさに。

相手が勝手によろけたように思えて。

何とも言えない表情をみせたりする。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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