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2016年8月6日(土) 練習日誌③ 躱す動きと打つ動きと次への動き

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相手に顔面を狙ってもらって。

捶を一本放ってもらう。

自分は左足を前に。

近づく捶にのけ反りはじめる。

但し。

いきなり背を反らすのではなくて。

膝を曲げることで。

顔を遠ざけるようにする。

そうしたらば。

続いて左の跨を引くようにして。

身体も左に向けて捻り躱す。


はじめの身体の傾きと。

そこからの引きによって。

左腕が右上に振りあげられて。

体幹からの連鎖で。

相手の捶を絡め弾く。

そのまま。

左に捻じった身体にブレーキを掛ければ。

右腕が捶として射出されて。

相手の中段を攻める打撃となって。


跨の引きで自由になった前足が。

一歩前に踏み出して。

そのまま相手の背に回る動きになる。


うん。

文にすると何が何やらだ。

だけれど。

相手が一手突き出す間に。

躱しと受けと突きと移動。

それらをすべて同時進行させることができる。

手順で追うと。

とても複雑だけれど。

身体が動きを覚えれば。

ただそのような動きとして。

繰り出すことができる。

繰り出された方は状況に追いつけずに。

ただ身を固める他なかったりするけれど。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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