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2016年8月20日(土) 練習日誌② 休んでいる筋肉が多いだけ

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足を肩幅より少し広く開いて。

顎をくっと引きながら。

尾底骨の先を。

足と足の間に差し込むように押し下げる。

上下に張りがある状態で。

肩甲骨を寄せて。

両腕を真一文字に拡げて。

指先を垂直に天に向けるようにする。

左右にも張りを作って。

上下左右に張ったところから。

それぞれを支えている力を。

すいっと抜いて。

両腕は軽く閉じ。

中腰の体勢。

疑似的にだけれど。

身体の各処の筋肉が。

一旦解放されて緩んだ状態。

自然体に近い形になる。

ここからは。

特に考えることもなく。

次に動くときは。

単純に出力が向上する。

試しに。

軽く閉じた腕を掴んでもらって。

えいとばかりに。

横に開いてみる。

ただ力任せに。

全身を使って。

腕を掴んだ相手は。

想定していなかった力をもらって。

跳ねるように振り回される。

基本的なコト。

次に力を出せるのは。

今休んでいる筋肉だけ。

だから。

休んでいる筋肉が多い分だけ。

次の総出力は大きくなる。

その状態を保って。

動き続けることができれば。

常にその次の瞬間は。

最大の出力を発揮できる。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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