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2016年5月21日(土) 練習日誌② 骨盤を抜いて足を撥ねる

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身を後ろに引いて前に滑る練習。

後ろ足を交差させながら前に進み出られた。

ここからさらに。

もう一工夫。

身を引いて。

前に滑り出して。

膝が前方に少し曲がり行ったら。

お臍を引いて。

大腿骨の上に乗っていた。

骨盤をちょいと外してやる。

外してやるとは言っても。

大腿骨は繋がっているので。

連なっているので。

シーソーのような運動と。

重さからの解放によって。

ほんの少し。

本当に床を滑ることができる。

見た目的には。

スキップをしているようなものだけれど。

スキップと違うのは。

上には跳び上がっていないこと。

あくまで水平に。

前方に。

滑空している。

ほんの一瞬の。

落下はしているけれど。


そのシーソーを使って。

前足を前方に蹴り出せば。

崩歩の一歩につながる。

閉門脚の一歩につながる。


筋肉の無理矢理な蹴り上げでなく。

漸進の推進と。

脚の純粋な運動を伴って。

その一蹴は。

思いのよらないエネルギーを相手に伝えてくれる。


骨盤を抜いて。

重さを抜いて。

足を操る。

足を撥ねる。

より自由に動けるように。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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