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2016年4月23日(土) 練習日誌② 雙抱肘と馬形・虎形の手法と(二)

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雙抱肘から雙栽捶の連絡は。

肩甲骨の寄せから。

脊椎の落とし。

肩甲骨の引き込みへ。

という3つの動きで繋げている。

はじめの肩甲骨の寄せの前に。

肩甲骨の開きと寄せの組み合わせを一回余分に入れてみる。

脊椎の前後。

胸の開合。

心の開合を挟む。

並行に目の前で閉じた門としての腕が。

一度左右に交錯して再び開かれる。

そこから雙栽捶への動きに繋げ直せば。

形意拳の馬形拳の手法に繋がる。

素早い腕の交差は。

素早い腕の動きで成すのではなくて。

小さい胸椎の前後搖動で成す。

間に動きを入れ込むことで。

相手が二連捶のようにワンツーで打ってきた場合などでも。

その変化に応じることができる。


もう一つ加えて。

腕が並行に上方に来ているところから。

肘を開かずに。

そのまま前面に両腕で劈(へき・ぴー)拳を放つ。

身遣いは雙栽捶と同じくして。

肘が開いているか墜肘しているかの違いだけ。

その角度が異なることで。

趣の異なる打法となる。

こちらは形意拳の虎形拳の手法として。

そして形意拳として。

前方への推進力も併せたいので。

歩法も少し加えていく。

というわけで(三)へ続いたりする。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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