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2016年4月23日(土) 練習日誌③ 雙抱肘と馬形・虎形の手法と(三)

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雙抱肘から虎形拳の手法に繋げてみて。

さらに歩法を混ぜ合わせてみる。

ポイントになるのは。

はじめに相手からの捶を避けるときの。

足を「踏み出さず」というところ。

足を踏み出してしまうと。

爪先側に荷重が掛かってしまって。

次の一歩のための居着きが生じてしまう。

なので。

避けるための一歩は。

踏み出さない。

踏まない。

逆説的に。

爪先、前足底に体重を掛けない。

踵から軽く着いたら。

身を転じて。

次の一歩を始めてしまう。

そのままジグザグに。

相手の懐に進入していく。

侵入していく。


二歩目は。

一歩目と同じく。

前足底まで体重は向かわせないけれど。

前足底。

拇指球で停止を掛ける。

膝を柔らかくしてその衝撃を吸収。

したりしない。

衝撃を吸収すると。

膝にも悪い。

そのまま膝も緩やかだけれど曲げもせず。

全身が止まるようにして。

代わりに劈の勢いに繋げる。


見た目には。

スケートで加速しようとしているような。

ピンボールがバネに連続で跳ねられるような。

そんな感じで。

足の内股から続くエッジに当たるように。

ジグザグに侵攻する。


雙抱肘の身遣いから始まって。

いくつかの変化応用を繰り返し。

外見に現れる腕の動きは別として。

身遣いは割と共通だったりする。

逆にそうでないと咄嗟のときに動けるものではないとも思う。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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