理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu
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2020年2月22日(土) 練習日誌② 体幹の動きを基に地面を移動する

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立って移動するときに。

地面を蹴らずに。

移動することを学ぶために。

まずは。

足を使うことを抑制するため。

地面にお尻をつけて。

その状態で動くことを練習する。

そこから。

自分の身体の。

構造を崩してみること。

例えば。

お腹を凹ませれば。

重心が崩れて。

後方に転がっていく。

そんな原初的な動きで。

体を崩し。

地面を転がるように。

動こうとする。

足や腕は。

その崩れた先の。

新たな支点を生み出すために使う。

立った状態で。

足を無意識的に使うよりも。

一旦。

地面に戻って。

座った状態で。

体幹主体で動くことを経験する。

そんな練習の一幕でした。

2019年9月14日(土) 練習日誌④ 股関節を足場と捉えて

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足が動くということが。

移動するためには。

必要だけれど。

足が主体であるかどうかは。

また別のこととして。

仮に。

肚が主体と捉えたら。

股関節を足場にして。

足をそこでコントロールして。

動かすという概念になる。

そして。

股関節は。

肚から下に伸びたところ。

というよりは。

骨盤から。

一度横に。

それも少し角度がついて。

出っ張ってから。

下に向かっている。

そんなことを捉え直して。

股関節を節目にして。

足に乗るということはどういうことか。

足を操って。

足場を変えていくということはどういうことか。

そんな遊びをしてみる。

概念を。

少しずつ変えていくことで。

少しずつ戻していくことで。

求めた自然に近づいていく。

そんな練習の一幕でした。

2019年8月10日(土) 練習日誌③ 脚を回転させるように骨盤を動かす

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大腿骨と骨盤は。

股関節で結びつく。

その関節は。

骨盤の横から。

球関節を差し込むように。

存在している。

なので。

その鉤状の球を。

脚で。

回すようにしてやると。

骨盤を回転させるようにして。

脚からの力を。

伝えてやることができる。

試しに。

足を前後にして立って。

左右の足を。

腰を落とし気味にして。

膝が曲がった形にする。

そうして。

その形を維持して。

足首を曲げるようにして。

滑車のように。

脚を回して。

連動させるように。

骨盤から上を回転していく。

股関節の。

力の緩めと締めで。

連鎖させる動きもできるけれど。

まずは。

単に回転させることで。

脚を蹴り伸ばして動くのとは違う。

異なる運用で。

身体が前に出る。

運動を前に起こせる。

ということを学んでみる。

そんな練習の一幕でした。

2019年8月10日(土) 練習日誌① 当たってからすり抜けるように

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三才歩の練習にて。

上体を軸回転すると。

相手に動きが読まれてしまうので。

はじめに一歩出ても。

そちらにすぐに重心は移さずに。

二歩目に合わせて。

身体が自然に推移するように気をつける。

最初は。

一歩出たところで止まって。

相手に。

胸の真ん中に手を宛がって。

軽く押してもらいながら。

二歩目を動くようにして。

相手の腕を。

回避しながら動けるかを。

体験的に試してみる。

回転すれば。

その軸を押されてしまうし。

一歩目で重心を移し始めていれば。

躱す隙間がなくて。

やはりその体を崩してしまう。

慣れてきたら。

相手に。

一本捶を放ってもらって。

一歩目では体はそのままに。

相手の捶が。

自分の胸に触れるくらいで。

二歩目を動いていく。

うまく。

回転もせず動けていれば。

相手の捶は。

自分の胸の表面を。

滑るように外れていく。

後の先のための備えにもなる。

そんな練習の一幕でした。

2019年7月27日(土) 練習日誌④ 跨を緩め浮き身を掛けて三才歩

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足を肩幅くらいに開いて。

膝を少し緩めて立つ。

そこから。

相手が一本捶を放つに対して。

三才歩を施していく。

ここで。

わかりやすく。

片足に体重を移してから。

前に歩み出すと。

間が合わない。

かつ。

相手にも気取られてしまう。

ので。

片方の跨を。

少し緩めて。

土踏まずの。

少しの空間を使いながら。

軽く浮き身になって。

その間に。

反対側の足を前に出すようにする。

見た目としては。

その場に立ったまま。

おもむろに。

片足が前に出てくるよう。

そして。

実際には。

少し軸がずれているので。

相手は芯を捉えにくくなって。

その捶を外すことも。

簡単になる。

そんな練習の一幕でした。

2019年6月15日(土) 練習日誌④ 軌道を追えずにすれ違う

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大きな局面での。

相手との衝突を避ける練習。

前方から歩いて来てもらって。

こちらの動き方で。

相手が追い難く歩くところから。

相手と自分を結んだ線に対して。

自分が円を描く軌道が。

その中心と円周の間に。

直線が横切るようにさせて。

相手に。

二つの円を切り替えて。

追わざるを得ないようにする。

その結果。

相手は。

こちらが描く円の。

軌道に合わせるように。

追わざるを得ない状況が作られる。

その状態になったら。

自分の描く円を。

急旋回するように小さくすると。

相手はその急さに。

すぐに応じることができずに。

ただただ。

すれ違うことになる。

仮に。

そのすれ違いを防ごうとすれば。

ムリに方向転換することになって。

身が崩れた状態で。

合い対そうとすることになる。

そしてそれがこの歩法の狙いだったりする。

そんな練習の一幕でした。

2019年6月15日(土) 練習日誌③ 肚を回して身を入れ換える

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身体を主体に。

構えを操作する練習として。

蟷螂拳の殿歩双捆手で。

肚を回して。

展開する方向付けをする。

肚の回転で。

前足が。

引き付けられてきて。

そこで。

跨を緩めることで。

足の摩擦を抜いてやると。

左右の足の。

前後が入れ替わって。

左右の構えを。

入れ換えることができる。

この。

入れ換え時に。

ほんの少しだけでも。

左右への移動を加えると。

相手との戦局としての。

線がずれて。

相手との衝突状態が変化することになる。

試しに。

相手に一歩分の間合いを詰めたところで。

左右の入れ替えをすると。

割と容易に。

相手の背をとることができる。

相手が。

この線の変化に。

その身の回転だけで応じようとすると。

自分で作った慣性を留められずに。

自ら体勢を崩すことになる。

そんな練習の一幕でした。

2019年6月15日(土) 練習日誌② 打つことと推進することを同じくして

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運動線を前に出して。

浮き身を掛けると。

前方に進める。

そこに。

身法も加えて。

打撃を放ちながら進めるようにする。

小八極の金鶏亮翅(きんけいりょうし)で。

試してみる。

右足を前に構えたところから。

肚を右方に切って。

運動線を前方に放り出して。

肚を戻すことで。

右腕での金的の動作を作り出す。

同時に。

跨を緩めることで。

運動線を留めていた支えをとる。

すると。

右腕を打ち出すと共に。

前方に両足が滑り出してくれる。

一挙動。

一拍で。

間を詰めると共に。

相手の下方への打撃を加えられる。

足の蹴りで移動しないことは。

身体の操作によっての。

結果としての移動を可能にする。

そんな練習の一幕でした。

2019年5月25日(土) 練習日誌② 跨を先に緩めて一拍で動く

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片足に運動線を向けて。

跨を緩めて。

一歩踏み出せるようにしたら。

傾ける→外す。

という順番を変えて。

外す→傾ける。

として動いてみる。

順番といっても。

ほとんど同時だけれど。

上体を傾ける動きは。

傾けていく程度で。

ある程度の時間幅がある。

その頭で。

支えを外しておくと。

その傾きに合わせて。

身体の移動が起こってくれる。

一、二で動くのではなく。

一拍で。

足を踏み出しながら。

身体の滑り出しを起こせる。

どこかに溜めのない。

拍子の掴みにくい動きは。

人が追い難い動きになる。

それを。

力の入力ではなく。

支えの外しで起こすことで。

自然な動きとして学んでいく。

そんな練習の一幕でした。

2019年5月25日(土) 練習日誌① 運動線を傾けて跨を緩め動く

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大腿直筋と大腰筋を気にしながら。

跨を折り曲げる練習をして。

胸郭を後ろ倒しにしながら。

運動線は。

右斜め前に向かわせる。

自分の。

右腿辺りに圧力を感じる程度。

その状態で。

跨を後ろに引くと。

その運動線を留めている。

その支えがなくなって。

足を一歩進めることができる。

はじめは。

右足に重さを感じているところで。

その支えを緩めて。

跨を引くことが。

できないのではないかと。

頭は思ってしまうけれど。

何度か無理やりにでも。

外せることがわかれば。

後は重さが掛かっていても。

自由に留めを外すことができるようになる。

このときの。

後ろ足は。

傾きを作るための支えでしかなく。

蹴り出す操作はしていない。

その気になれば。

後ろ足の支えも外して。

両足同時に滑ることもできる。

でも滑りを意識すると。

蹴り出す癖がついてしまうので。

まずは。

片足だけ蹴り出しなく踏み出す。

そんな練習の一幕でした。

2018年11月24日(土) 練習日誌③ 蹴らず寄りて肘を交差す

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足を前後に開いて。

胸を大きめに倒しながら。

軽く跨を引く。

身体の重心バランスを傾ける。

正中線を斜めに傾けることで。

運動線が前方に向き。

前足に寄ることができる。

後ろ足で蹴らないことで。

起こりのない動きになる。

相手に。

一本突いてもらって。

その動きで。

前足に寄りながら。

傾けた胸で。

両腕を打ち上げる。

両手を前方で交差させて受けることで。

その慣性。

前方に推進する慣性と。

胸が倒れる回転の慣性で。

相手の侵攻を止めながら。

崩しを加える。

そのまま。

その場に落ちるようにして。

沈墜と十字勁を発揮して。

頂肘を。

相手の脇下に打ち込んでいく。

単純な動きながら。

嵌ると非常に危険な交差法になる。

なので。

まずはゆっくり形をこなす。

そんな練習の一幕でした。

2018年9月29日(土) 練習日誌④ 後退からの展開

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重心を操ることで。

後退することを覚えたら。

そこからの展開を少し練習する。

まずはふたつほど。

一つ目は。

後退時に前足を下げるとき。

身体が浮き身になっているので。

そのまま下がりきるのではなく。

前足が。

後ろ足を追い越す間際で。

後ろ足が。

逆に前に出るようにする。

蹴ったり。

跳んだり。

することなく。

足が入れ替わり。

かつ。

後退する慣性も。

前進する慣性に入れ替わる。

二つ目に。

相手に押されながら。

後退するとき。

相手の圧を受けながら。

その圧を使って。

後ろ足の浮き身と組み合わせて。

徐々に後退していく。

そうして下がりながら。

どちらかの足が着地するときに。

浮き身を使わずに。

その動きを止め支える。

すると。

水平移動してきた慣性が。

そこで反射して。

押してきた相手に返り。

その形勢を逆転することができる。

一体となることで生まれる現象。

そんな練習の一幕でした。

2018年9月29日(土) 練習日誌③ 後ろ足に浮き身を掛けて後退

Permalink:

前足に浮き身を掛けて。

前方に出ることができたら。

後ろ足にも浮き身を掛けて。

後退できるようにしてみる。

方法は。

前足とそう変わらず。

大腿骨を。

支えている力を緩めて。

足首の力も併せて緩める。

後ろ足の支えがなくなると。

重心配分が崩れて。

自然と。

後退が始まる。

少し移動が始まれば。

その移動を阻害しない程度に。

下方への重さだけを支え直せば。

後退する慣性が残り。

水平移動するように。

後退していくことができる。

浮き身を掛けるときに。

後ろ足の膝を。

少し内側に傾けてやると。

崩れる方向が変わって。

横への移動を実現することができる。

そうして。

重心の移動を覚えると。

段々前後左右自由に。

移動することができるようになる。

練習場を。

それぞれが思い思いに。

どこかに移動していく様は。

面白いさまだった。

そんな練習の一幕でした。

2018年9月29日(土) 練習日誌① 体幹からの動きと移動の連環

Permalink:

体幹からの動きと。

移動を連環させて。

行動の隙間を埋めていく。

そのために。

塔手の状態から。

肚を右に撚り始め。

右肩。

右肘。

右手首と。

相手を外に振る力を加える。

このときに。

肩が動き出す頃には。

相手の方に歩み出して。

相手の。

背中。

或いは上腕の前辺りに。

位置づくようにする。

相手は。

近づいてくるのが。

見えたとしても。

そこに対応しようとするときと。

腕からの勁力が入り始めるときが。

同時であるため。

その対応が難しくなる。

近寄った状態で。

さらにもうひとつ作用を加えると。

対応力を超えたことで。

非常に小さな動きの連続で。

相手を制することができる。

そんな練習の一幕でした。

2018年9月8日(土) 練習日誌④ 欄捶で間合いをずらしながら

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末端の動きと。

体幹の動きの。

時間差を使いながら。

欄捶を放つときに。

間合いを少しずらしてみる。

肚を捻じって。

鎖骨。

肩を通過して。

捶が放たれるときに。

跨を引き込みながら。

浮き身を掛けていく。

その前に。

重心を少し。

横方向に振り出しておくことで。

欄捶を放ちながら。

斜め前に。

滑り出ることができる。

相手は。

始めの軌道を計算していて。

その軌道を受けたり。

躱したり。

何らかの対応をしようとするけれど。

浮き身で滑った分だけ。

その計算が乱れて。

少しずれたところからの打撃に。

大きくその調子を崩されることになる。

そんな練習の一幕でした。

2018年7月21日(土) 練習日誌④ 弓歩から一歩前に進む

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弓歩の姿勢をとると。

後ろ足は。

膝が外に向いて。

跨を通して。

他の部分と張りを保つ。

そうなることで。

そのままでは。

地面を蹴ることができない形となる。

そこで。

相撲のすり足で挑戦した。

身体の遣い方によって。

腸腰筋を使って。

無理やりのように。

前に一歩出てみる。

両足が。

その張りを保ったまま。

前方からの。

押し込みにも耐えられる姿勢を保ったまま。

それでいて。

一歩前に歩み出すことができる。

試しに。

相手に二人掛かりとかで。

前から押してもらって。

その状態で。

前方に出ていくことができる。

重心を動かすしかない状態だから。

重心を動かして進むことができる。

そんな練習の一幕でした。

2018年7月21日(土) 練習日誌② 内野手から重心を動かして横に向かう

Permalink:

内野手のように。

中腰で構えたら。

跨を緩やかにして。

左右にゆらゆら揺れてみる。

そのまま。

片方に偏ったら。

その慣性を使って。

両足を。

蜘蛛のように。

ひょいと動かしてみる。

或いは振り子のように。


そうして動く動きは。

肚を使って。

重心を振っている動きであって。

脚で蹴って。

横に動かそうとする動きではなし。

試しに。

横から相手に肩を押さえてもらう。

足で蹴ろうとすれば。

肩で押し合って膠着してしまい。

肚で振って動けば。

肩でぶつからずに。

相手が動き飛ばされて。

簡単に横に向かうことができる。

重心を動かしたときに。

浮き身を使うことができれば。

頭を上下することもなく。

真横にただスライドすることもできる。

そんな練習の一幕でした。

2018年7月14日(土) 練習日誌② 相撲から能楽のすり足へ

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相撲のすり足を重ねて。

押し相撲で腸腰筋を活性化させたら。

腰を上げていって。

ほぼ直立に近いところまで。

立ち上がる。

その状態で。

相撲のすり足の感覚を使って。

肚から上は。

真っすぐを保って。

すり足で歩く。

それはまるで。

能楽の。

すり足で進むが如く。

そうすることで。

バランスを崩した。

倒れるこむような歩行ではなく。

床を平行に。

重心が移動する。

そんな歩行を実現できる。

試しに。

すり足で歩いているところを。

前方からゆく道を塞いでみる。

肩などを押して。

それを留めようとしても。

運動がすぐに伝わって。

後方に弾き飛ばされてしまう。

そんな練習の一幕でした。

2018年7月14日(土) 練習日誌① 押し相撲で腸腰筋を活性化させる

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相撲で四つに組む形をとって。

押される側は。

ただ形を維持するだけにして。

押す側は。

すり足でぐっと押していく。

押される側は。

一人。

二人。

三人と増やしていって。

それを蹴り出しではなく。

すり足で。

下腿の運動を。

上体に伝えることで。

しっかり押していく。

はじめは。

押すこと自体が難しいので。

押される側に。

後ろを向いてもらって。

こちらにもたれるようにして。

それを押していく。

跨を使って。

押していくことで。

腸腰筋が活性化されて。

軸を作らずに。

足を浮かせて。

移動させることができるようになる。

地味ながら。

地道にも。

鍛錬することができる。

そんな練習の一幕でした。

2018年6月30日(土) 練習日誌② 肚と跨を通してすり足を進める

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すり足で。

身体の調和を崩さずに。

歩み出る練習。

腰を高くしていると。

繋がりがわかりにくくなるので。

相撲の。

立ち合いの形から。

足を上げずに。

前に進むようにする。

ただでさえ。

腰を下ろしているため。

普通に歩こうとしても。

跨が使えない。

一度。

肚で前方への張りを掛けて。

跨を引くようにして。

足を前方に弾き出していく。

腰を低くするが故の。

気づける点が多い。

そこで感覚を掴んで。

高い姿勢でも。

同じように歩く。

上手くできていれば。

前方から。

誰かに押しに来てもらっても。

そのまま。

歩みを止めることなく。

押し切ることができる。

そんな練習の一幕でした。

~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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