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2017年2月4日(土) 練習日誌③ 揪腿の両腕を身の切り返しで

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両腕の間で身をうねらせて。

動きを鋭く。

うねりは切り返しに。

この動きを応用して。

蟷螂拳の揪腿(しゅうたい)の腕の動きに繋げる。


身体の正面に。

両腕を掲げて。

その両腕の中で。

身体を斜めに傾かせる。

肩と肩を結ぶ線が。

天井から見下ろしたときに。

脊椎を中心に。

時計回り。

或いは。

反時計回りに少し傾く感じ。

但し。

肩そのものは。

なるべく動かさないように。


きりきりと。

巻いたネジが戻るように。

その身がぶれるそのときに。

両の腕が。

巻き戻るように横に弾け出す。

あくまで。

留めた力を緩めるだけ。

ネジの回転をコンパクトに。

順。

逆。

順と。

細かく切り返しつつ。

順→逆。

逆→順の間に。

両の腕を操作すれば。

快速に揪腿の受け手と斬り手が射出される。

腿そのものはそれほど意識せずとも。

腕からの勁力だけでも。

とても耐え得るものではない。

力感はほとんどなくとも。

仕掛けられた側への作用は大きいので。

勢いで怪我をしないよう。

慎重に手順を繰り返す。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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