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2017年2月11日(土) 練習日誌③ 気づかれる前に射線を逸らす

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遊びの練習で。

相手に銃を構えてもらう。

空手ではあるけれど。

一歩出れば届く位置で。

そこから。

近づいたことを悟られずに。

構えた手を押さえることを試してみる。

一歩踏み出すために。

重さを前に傾ければばれる。

素早く動くために。

足底で蹴り出そうとしてもばれる。

反対に。

背は反らせて。

相手から遠ざかるように動いて。

跨を引いて。

その動きで足を一歩前に出す。

背を反らせる動きで。

同時に手が上がって来て。

一挙動で。

前進と手での押さえが成立する。

そのまま。

構えた手にこちらの手を添えれば。

射線はこちらの身体を捉えることはできず。

また。

こちらの手を跳ね返して。

射線を向け直すこともできない。

前に出たいときは。

体幹は弓なりに後ろに反らす。

矛盾したようにみえて。

矛盾したようにみえるからこそ。

相手の反応を遅らせることができる。

構えた相手も。

手を押さえられてから。

あっ。

という言葉を漏らす。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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