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2017年1月28日(土) 練習日誌② 勁は伝わり相崩せしむ

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壁に両肩を縫い留める。

それを胸骨と。

鎖骨の作用で崩す練習。

1対1では問題なく。

相手が体重を掛けようと。

足を前後にして押してきていても。

肩を押す腕を。

下からそっと添えながら。

前に押し返すことができてしまう。

それは。

その後ろに2人ほど足しても同じことで。

3人分まとめて押し返せたりする。


そこから遊びの実験。

1対1で。

勁が働いて崩れているというだけで。

その後に押し返す力が増しているわけではないことを。

簡単に体験してみる。

押して来ている人が崩れたら。

見た目としては崩れていることはわからないけれど。

第3者に押している人をはがしてもらう。

後ろから腕を回して。

べりべりと。

簡単に剥がれる。

したらば。

はじめから剥そうとしている状態で。

同じように勁を渡してみる。

すると。

今度は剥そうとする人も。

同様に相崩れていて。

剥すことができなくなる。

さらにまた別の人に。

押している人。

剥そうとしている人。

2人をまとめて横から押してあげる。

相崩れた2人は。

まとめて横によたよたと乱れ散らされる。

勁は伝わるもの。

経験しながら覚えていく。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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