理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu

2019年10月19日(土) 練習日誌③ 押し間違えて為される十字小手

Permalink:

地面と垂直に。

立てた右の前腕を。

相手に。

左手で掴んで押してもらう。

少林寺拳法の十字小手の入り。

このときに。

自分の前腕を。

相手の方向ではなく。

自分からして。

少し右向きに倒してやろうとする。

決して。

相手に勝つことなく。

むしろ。

そちらに力を出しているのに。

押し負けてしまう程度。

その。

押し負けるときに。

戦っているように感じるのは。

肘ではなく。

肩回りになるので。

押し切られるように。

自分の肩回りの力を緩めてやる。

相手は。

こちらの中心ではなく。

倒れる右腕の慣性を相殺しようと。

少し左側に向けてくれるので。

こちらは。

左胸が押されるようにして。

軽く身体を開いてあげると。

予定と異なる。

その軌道に。

自ら平衡を崩して地面に向けて。

崩れ落ちてしまう。

関節を取っていなくても。

その手を離すことなく。

自らぶら下がってぎゅっと掴んでくる。

そんな練習の一幕でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿

~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

Powered by Blogger.