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2019年3月23日(土) 練習日誌③ 引かれても緩め回して逆小手

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相手の力を利用するには。

相手が出している力の。

流れを完全に断ちはせずに。

ちょっとした隙間を与えて。

その隙間に。

自分のちょっとした力を加えることで。

その流れを変えてやることが。

ひとつの方法になる。

相手が逆手で。

こちらの手首を掴んで。

引っ張ってくるという形。

このとき。

練習のため。

引かれる側の腕は。

肘を曲げた状態にしておく。

相手が引くときに。

肘を曲げている力は。

はじめそのまま維持しておく。

そして。

引かれるときに。

曲げを支えている力を。

徐々に緩めていく。

いきなり抜いてしまうと。

単に前腕が勢いよく持っていかれてしまう。

徐々に緩めながら。

上腕で肘の関節を操作するよう。

意識を向けて。

引かれる方向ではなく。

横に逃げるように。

肘を動かしていく。

すると。

相手は。

その引く力の変化に巻き込まれて。

掴んだ手首を中心に。

地面に崩れ落ちていく。

少林寺拳法の逆小手のような形。

相手の勢をどう利用するか。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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