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2019年9月21日(土) 練習日誌③ 行くときの慣性で交差させる

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肚を右方に回して。

胸郭はその場を留める。

肚がある程度回ったところで。

胸郭を留めるための。

力を緩めていくと。

それまでに張った力を使って。

胸郭が肚に追いつくべく。

ぐるりと回っていく。

このときに。

肚がその位置に固定されるように。

弓の位置を固定するようにして。

弦と矢だけが。

動くように仕向ければ。

所謂。

弾勁となるのだけれど。

弦が動き始めた直後に。

弓の固定を解いてやると。

弓が元の位置に戻るときに。

弦がその慣性によって弓を追い抜いて。

交差して。

入れ替わることになる。

行き交った弓に引かれて。

再び弦が震動することになる。

この交差を。

どれだけ繰り返して。

加速度の高い力を。

積み重ねられるか。

それがひとつの目指すところとなると。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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