理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu

2019年6月8日(土) 練習日誌① 運動線を端に寄せて

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ただそこに立った状態にみえながら。

ただ立っているのとは。

異なった状態を作ってみる。

そのひとつの手段として。

質量的な重心線はそのままに。

運動線を他の位置に置く。

まずは。

ただ単に。

足幅の狭い並行立ちで。

跨を緩めれば。

足が右斜め前方に出るように。

胸郭を倒し。

けれども。

頭は水平にしてみる。

正面からみると。

少し傾いているかなというくらい。

その形で。

身体の質量としての重心は。

元の真ん中に収めておく。

見た目としては。

そこに立っているようにみえて。

慣性としては。

右斜め前に滑り出せる状態。

このずれがあることで。

相手は。

その標的の位置の割り出しが難しくなる。

ひとまずは。

地味なれど。

自律的に。

そういった差を自覚的に作るところから。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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