理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu

2020年6月20日(土) 練習日誌④ ゆっくり緩めて拮抗緊張を抑える

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緩めて動かすことを改めて。

前腕を立てて。

上腕を地面に水平に近く。

傾ける。

この前腕を相手に握ってもらって。

この。

持ち上げた力を緩めて。

腕は直角のまま。

腕を下ろしていく。

このときに。

脱力を意識し過ぎて。

ストンと落とそうとすると。

素早く落ちることが。

脱力ができていること。

と思ってしまって。

腕を下げる力を入れてしまう。

すると。

それは。

単に肩の根本近くの力で。

相手を引き下げようとすることになって。

末端近くの力の勝負になる。

まずは。

運動。

慣性を使うために。

そんなストンと落とす必要はなく。

持ち上がった腕が。

ふわりと。

ゆっくりとでよいので。

下方に浮遊して。

下っていくというくらいで。

ゆっくり緩めていく。

こうすることで。

反対の落とすための。

拮抗筋の緊張を抑えることができて。

この腕を掴んでいる相手は。

感覚的には。

ずしりと重く。

引き込まれるような感覚で。

耐え難さを得ることになる。

速さは求めず。

それでも。

ことを起こせば。

伝わるは速く。

そんな練習の一幕でした。

2020年6月20日(土) 練習日誌③ 気沈丹田でトルクを上げて慣性を高める

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横隔膜を押し下げて。

内臓を下げ留めることで。

身体操作的な。

気沈丹田を実現する。

その状態で。

股関節は自由に。

固めることなく。

鬆腰鬆跨(しょうようしょうこ)にしておくけれど。

腰椎部分は。

腹圧を掛けた状態で。

あまり捻じったりせず。

その固まりで動くようにする。

代わりに。

胸骨は自由度高く保って。

重さは丹田に。

上体は緩やかにする。

上虚下実を実現する。

そうして。

丹田部分を。

緩めた股関節を使って。

動かし始めて。

上体はその動きで。

勝手に作用を受けるようにする。

その結果。

重さが集約された丹田で。

十二分にトルクが発揮されて。

末端への慣性が起こり。

上体を緩ませておけば。

後は特別な操作せずとも。

相手に作用を起こすことがし易くなる。

理屈は理屈。

実践は実践。

そんな練習の一幕でした。

2020年6月20日(土) 練習日誌② 内臓を上に伸ばして浮かせしむる

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腹圧を掛けて。

内臓を下方に押し留めることで。

重心を低く保つことができたら。

遊びとして。

反対に。

呼気で。

横隔膜が上がるときに。

そのまま。

肋骨も持ち上げることで。

内臓を縦に。

上に。

伸ばしてやるよう。

身体を操作する。

相手に。

こちらの腕を掴んでもらって。

呼吸をしながら。

下方から上方への。

落差を作ってやりながら。

少しだけ。

前方にも重心移動すると。

相手は。

みえない重心の上方への作用がわからず。

身体が浮かされて。

前に進んでくる。

力に耐えることが難しくなる。

遊びではあるけれど。

腕を掴む瞬間。

手刀がかち合う瞬間。

契機を測って仕掛けると。

よくわからずに。

力が失われたように感じる。

そんな練習の一幕でした。

2020年6月20日(土) 練習日誌① 腹圧を高めて重心を落として安定を

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久しぶりの練習は。

気沈丹田として。

腹圧を高めて。

重心を低く保つ練習をする。

呼吸としては。

所謂。

腹圧呼吸という形をとる。

吸気は。

横隔膜を下げて。

お腹よりは。

背中側を膨らますようにする。

あくまで。

内臓が肚に集まり。

肺は肺として。

肋骨に囲まれた空間にあることは忘れない。

呼気は。

横隔膜は戻っていくものの。

肋骨を。

閉じながら。

下に保つようにして。

横隔膜が上がり過ぎないように。

制御してやる。

そうすることで。

呼吸を通して。

腹圧は高いまま。

内臓の集まりは低く。

重心も低いままを安定を保てる。

前に掌を出してもらって。

腹圧を掛けているときと。

掛けていないときで。

どちらが押される力に。

安定して耐えられるかを確認する。

そんな練習の一幕でした。

2020年2月22日(土) 練習日誌④ 手首を落として連鎖でその身を落とす

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関節の連動を学ぶために。

ちょっとした遊びの練習をしてみる。

手首について。

塔手を取った状態から。

一旦手首を緩めて。

中指が。

地面に水平になる状態にする。

そこから。

手首が塔手に戻る方向に。

手首を向けることは。

前腕の前端を下げることになり。

肘側を上げることになり。

上腕の肘側が上がることは。

上腕の肩側が下がることになり。

鎖骨と。

肩甲骨が下がることになる。

身体としては。

下方に力が向くことになって。

自ら起こせば。

安定するし。

相手に強制されれば。

下方に慣性が掛かることになる。

反対の動きは。

反対の作用を起こす。

試しに。

相手の手を取って。

強制的に塔手を作るように。

手首を下げてやると。

そこに連鎖するように。

地面に崩し落とされてしまう。

末端の操作で。

体幹に作用する。

そうした連動性を体感することで。

自分の身体の理解を進める。

そんな練習の一幕でした。

2020年2月22日(土) 練習日誌③ ずらすと受けるを分けて行う

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相手の攻撃を捌く。

そのときに。

攻めが起動するそのタイミングで。

躱す。

逃げる。

逸らすなど。

いろんな動作をこなすのは。

とても大変なので。

まずは。

単純な動きに限定して。

相手が一歩入って。

打ってくる。

そこに対処する動きを分解する。

まずは。

相手が一歩入るときに。

自分の。

今の立ち位置をずらす。

このときに。

地面を蹴る動きは使わずに。

体幹を基にして。

移動することによって。

実現する。

すると。

少なくとも相手は。

始めの予定からは。

少し行動を変える必要があって。

元のエネルギーが減少する。

加えて。

自分の視覚で捉える情報も。

やや斜になることで。

前後の位置関係ではなくて。

少し。

左右の位置関係になって捉えやすくなる。

その状態で。

相手の攻撃に対して。

受ける。

逸らす。

そうした防御行動をとる。

ずらすことと。

防御すること。

時間的に分割することで。

こちらの頭の使い方を分けると共に。

同時に扱う複雑さを軽くする。

そんな練習の一幕でした。

2020年2月22日(土) 練習日誌② 体幹の動きを基に地面を移動する

Permalink:

立って移動するときに。

地面を蹴らずに。

移動することを学ぶために。

まずは。

足を使うことを抑制するため。

地面にお尻をつけて。

その状態で動くことを練習する。

そこから。

自分の身体の。

構造を崩してみること。

例えば。

お腹を凹ませれば。

重心が崩れて。

後方に転がっていく。

そんな原初的な動きで。

体を崩し。

地面を転がるように。

動こうとする。

足や腕は。

その崩れた先の。

新たな支点を生み出すために使う。

立った状態で。

足を無意識的に使うよりも。

一旦。

地面に戻って。

座った状態で。

体幹主体で動くことを経験する。

そんな練習の一幕でした。

2020年2月22日(土) 練習日誌① 身体より出て伝わる時間でその後に伸びる

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捶を打つ練習。

体幹と腕を繋げた状態で。

身体の重みも使いながら。

相手に腕を宛てていく。

キックミットを持ってもらって。

的に向けて。

一打放つ。

このとき。

的に当たるまでは。

能動的に。

腕を伸ばそうとする。

筋肉を使うのではなく。

身体と繋がった。

その状態を保つことに無心する。

そうして。

的に当てていくと。

身体と。

同期した動きによって。

体幹の慣性が。

ミットに伝わるようになる。

ひとまず。

腕を。

伝達物として捉えるために。

ここでは。

そのまま。

身体の動きを止めず。

前方に進む力を出し続ける。

すると。

ミットに当たった直後は。

互いの運動が作用する時間となって。

相手が。

その運動量をこらえきれずに。

平衡を崩して。

のけぞったり。

後退したり。

ミットとこちらの肩との距離があくと。

それを埋めるように。

自分の腕が伸びることになる。

伸ばすのではなく。

伸びる。

その自然な感覚を得ることも大事。

そんな練習の一幕でした。

2020年2月15日(土) 練習日誌④ 動きながら腕挙げるに意を合わす

Permalink:

太極拳の起式で。

腕を挙げて下ろす。

単体で動いたときには。

相手に触れることで。

容易に。

相手の平衡を崩して。

制御することができる。

だけれど。

例えば。

相手の捶を躱しながら動いて。

同じように振舞おうとすると。

全く力のない腕になってしまう。

これは。

複合した動きになったときに。

腕の挙げ方が変わること。

意を以て。

気を通して。

腕を挙げようとしないこと。

体幹の力を。

腕に通して。

伝達できる腕にして。

腕を操作しないことに起因する。

躱す動作は。

ついでくらいにして。

まずは。

ゆっくり。

套路としての。

動き方を再現することを気にする。

それができれば。

躱しながらも。

同じように。

力をもった腕を操ることができる。

そんな練習の一幕でした。

2020年2月15日(土) 練習日誌③ 伝う腕を保ちて重さを重ねる

Permalink:

自分の腕を最低限に保ち。

自分の体幹で腕を使って。

相手に力を伝達できる状態。

その状態のまま。

相手を打ってみる。

このときに。

相手を打つからといって。

腕を伸ばそうという気持ち。

衝突に備えて。

腕全体を固めようという気持ち。

それを持たないようにする。

ただただ。

モノの如く。

持ち上げ保たれた腕を使って。

相手に衝突させるようにする。

まずは。

軽く。

軽く。

慣れてきたら。

拳と。

手首だけはぐらぐらしないように。

固める力を強くして。

動き出すとき。

衝突した後。

それぞれで手首以外の節々が。

若干遅延するくらいでいい。

逆に。

節々を固めると。

反作用を受けてしまって。

腕の運動を阻害する居着きを生みやすい。

身体と緩く接着した。

動き出しから。

衝突までを操作することで。

体幹の重さ。

また。

腕のそのままの重さを使った。

打撃が実現できる。

そんな練習の一幕でした。

2020年2月15日(土) 練習日誌② 自分の骨と節を身体で伝う

Permalink:

相手に手首を握ってもらって。

骨と節を伝って。

その作用を伝えることができたら。

反対に。

同じように。

自分の体幹側から。

鎖骨。

肩甲骨の付け根。

このくらいから意識して。

上腕骨。

肘。

前腕骨。

手首と。

身体からの力の伝達で。

自分の腕を動かすようにする。

握ってもらった。

相手との接点も使いつつ。

自分の肩から。

相手の肩に。

橋が架かったように。

自分の体幹の動きで。

相手を操作する。

自分の腕は能動的には制御しない。

その代わりに。

腕は全く脱力するわけでもなく。

がちがちに力むわけでもなく。

軽く撓ませるようにして。

自分の力の伝達が。

起こり易いように保つようにする。

このいい塩梅が大事。

体幹を使うことで。

より小さな動きで。

相手をコントロールすることができて。

自分の端を。

幹でコントロールする感覚も学ぶ。

そんな練習の一幕でした。

2020年2月15日(土) 練習日誌① 骨と節を伝って作用する

Permalink:

こちらの右腕を。

相手の右腕で逆手に握ってもらって。

骨と。

関節を伝って。

相手の体幹側に。

力を伝達する練習に取り組む。

そのために。

腕の構造を。

簡単に理解する。

ひとまずは。

手首の関節があって。

前腕は二本の骨があるけど。

まぁそれなりに。

そこから肘関節があって。

上腕骨があって。

その根元で。

肩甲骨が背中側に。

鎖骨が前側に。

繋がっていくという感じ。

これくらいに理解して。

大きな力は掛けずに。

それぞれの節を。

その隙間を少し詰めるように。

軽く押してやる。

押して詰めたら。

その先の骨を伝って。

さらに先の関節を詰める。

そうして肩の付け根までいったら。

そのまま後方に押してやれば。

肩甲骨の端が押されて。

倒れ込むことで。

脊椎を後ろから前に押したり。

肩の付け根を捻るように傾けることで。

鎖骨の端を捻じることで。

前から後ろへ。

胸骨を倒したり。

末端からのアプローチで。

体幹側に触れていけることを学ぶ。

そうして。

圧力を加えながら。

それを解放してやると。

相手の平衡感覚が狂う。

そんな実験にも取り組んでいく。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2020年3月28日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2020年3月28日 土曜日
時間 13:00~15:30
場所 -

日付 2020年4月18日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

練習予定:2020年3月7日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2020年3月7日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2020年3月21日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2020年4月11日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2020年2月1日(土) 練習日誌④ 大まかに中間動作を経験してみる

Permalink:

システマのストライクを。

放つ練習に取り組みながら。

そのストライクを受ける練習も並行する。

少しずつ慣れてきたら。

一歩入ってもらって。

相手が耐えらえるレベルで。

筋肉か。

内臓に聞く打撃を放つ。

ある程度の。

ストライクは。

緊張していなければ。

これまたある程度。

耐えられることを学んだら。

多少当たってもいいものとして。

その場を少しだけ動いて。

直撃は避けながら。

退避する練習に取り組む。

そうして。

躱すという動作を。

所謂順体を維持して行えたら。

そこから。

自分の学んでいる拳種としての。

形の動作を抽出して。

打撃を返すようにしていく。

形として定式ばった動作でもなく。

システマのように無形の動作でもなく。

中間動作としての実現。

動いてくる相手の。

アクションに対して。

こちらのアクションを当て込むのは。

それだけでも慣れなければ難しい。

こうした経験を通して。

動という混沌の中に。

秩序的な動きを織り合わせていく。

そんな練習の一幕でした。

2020年2月1日(土) 練習日誌③ 複合した解放で平衡感覚を狂わせる

Permalink:

自分の関節に圧力が加わると。

そこに対抗する反作用を生み出す。

それを利用して。

ちょっと遊んでみる。

狙うのは。

手首と肩。

相手に。

こちらの片腕を掴んでもらって。

掴まれた接点を利用して。

手首を。

反らせるような圧力を掛ける。

と同時に。

相手の肩甲骨を。

下に押し下げるような圧力を掛ける。

これらが。

解放されると。

肩甲骨は。

上に浮き上がりながら。

手首は巻き込む側に締められ。

その調整が乱れた。

肘は曲がる側に動かされる。

その乱れは。

腕を除いた。

身体の全体部分に拡がって。

調和させようとしていた。

平衡感覚が狂うことによって。

様々な。

反応を示しながら。

その場に立っていられない。

そんな状態に陥る。

その後は。

身体が泳いでいったり。

その場にへたりこんでしまったり。

何にせよ。

自分の三半規管がおかしくなったような。

そんな錯覚を覚えてしまう。

気持ちの悪い体験をすることになる。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2020年2月21日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2020年2月21日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2020年3月7日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2020年3月21日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2020年2月1日(土) 練習日誌② 上半身の重さを跳ね返し過ぎる

Permalink:

要骨の支えが。

乱れた状態にして。

代わりに。

こちらが相手の上半身を使って。

まるで金槌を使うかのように。

相手の下半身に。

重さを加えてやる。

すると。

相手は。

自分の上半身の重さを。

必要以上に支える必要が生じて。

自分の下腿によって。

飛び上がろうとする。

そんな力を発揮しようとする。

実は。

普段は力を上手く統合することで。

少ない力で。

自分の上半身を支えていたのだけれど。

それを。

過剰で分散された力で。

効率悪く上半身を支えているだけ。

それでも。

そのためのこちらが加えた圧力をなくしてやると。

相手は。

自分で出した過剰な力で。

上半身も足も伸び上がり。

まさに。

浮足立ってしまう。

それに合わせて。

また別の移動する慣性が加わると。

自分で飛び上がる力と。

移動する力への抵抗は難しく。

敢えなく地面に転がることになる。

そんな練習の一幕でした。

2020年2月1日(土) 練習日誌① 腰元への圧力で上体の支えを混乱させる

Permalink:

身体のどこかに負担を覚えると。

それを解消しようと反作用が生まれる。

相手にこちらの腕を掴んでもらう。

すると。

相手とこちらに。

接点が生じて。

その骨。

筋肉。

関節を辿って。

相手のどこかに作用を加えるための。

入口が生じたことになる。

それを辿って。

相手の腰骨と。

胸骨の間辺りを狙って。

背骨を回り込むように。

前側から。

もしくは。

後ろ側から。

少し圧力を掛けてやる。

すると。

相手は。

無意識的に。

その圧力を消しながら。

今の状態を維持しようとするので。

その圧力をなくされると。

余分な力を自分で出すことになる。

外力に対して。

その力を消しながら維持することよりも。

内力によって。

余分な力を出しながら消すことは。

難しい。

その結果。

少しだけではあるけれど。

自分の上体を自分で支える構造に。

乱れが入って。

実は上手く支えられていない状態ができあがる。

そのときに。

また別の外力が加わると。

その力に上手く耐えられずに。

身体を崩してしまうことが起きる。

そんな練習の一幕でした。

2020年1月18日(土) 練習日誌④ 助ける力で抵抗する力が弱まる

Permalink:

正座で互いに向かい合って。

こちらは腿の上に腕を置き。

相手に片手を。

順手で掴んで押さえてもらう。

この状態から。

相手を制御しようとすると。

基本的に。

相手は上から圧し掛かることもできて。

そう簡単には。

動かすことができない。

そこで。

まずは。

自分の腕を軽く軸回転させて。

相手の突っ張った腕を使って。

相手の腕を。

肩甲骨が背中に閉じる側に。

圧力を掛けてあげる。

相手が。

自分の腕を身体に密着させることを。

助けてあげる形。

相手は。

無意識に肩を身体から離す方に。

抵抗を掛けようとする。

そこに合わせて。

自分の腕の軸回転を。

逆回転に転じてやると。

相手は。

その回転に乗る力を。

元から出してしまっていたことから。

まるで。

自分でそうしたかのように。

正座したまま。

横にコロンと転がってしまう。

自分の作用で。

相手からの反応を引き出す。

遊びとしてとても面白い。

そんな練習の一幕でした。

2020年1月18日(土) 練習日誌③ 手首を締めさせて肘の拘束を緩める

Permalink:

こちらが。

相手の手首を掴んで。

もう片方の手は。

相手の上腕辺りを掴んで。

相手の肘を伸ばさせようとしている状態。

相手の肘は曲がっていて。

関節を固めることで。

伸ばされようとするところを。

耐えようとしている。

ここから。

相手の手首を。

手首が曲がる方向に。

助長するように。

押し込んでやる。

決して。

相手の肘に作用が入らないよう。

手首を。

曲げさせ込める感じ。

勿論。

手首を曲げさせられることにも。

相手は抵抗すすことになるけれど。

手首への曲げを抵抗することと。

肘への伸ばしを抵抗することは。

その前腕の筋肉作用として。

矛盾した行為になっている。

そして。

手首への曲げさせを緩めながら。

肘への伸ばさせを。

強めていくと。

手首の解放と共に。

肘が伸びてしまって。

最終的に。

こちらの作りたい形に持ち込むことができる。

とても嫌らしい技術だけれど。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2020年2月15日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2020年2月15日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2020年3月28日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

2020年1月18日(土) 練習日誌② 追撃を掃除道具で再現して

Permalink:

追撃が入る様子を。

掃除用のモップで体感してみる。

モップといっても。

クイッ〇ルワイパーだけれど。

モップ部分が取り外せて。

ちょうど平らになっているので具合がいい。

根元の板が動きやすいけれど。

それはそれでよく。

取って側を相手に両手で押さえてもらって。

互いに軽く押し合う。

その状態から。

モップを取り外した。

板の部分を。

拳で叩いてあげる。

注意するのは。

拳側ではなく。

モップを元から握っているもう一方の手。

こちらは。

相手に向けて押し込んでいるのだけれど。

板を叩くことに。

板側に引き戻さずに。

相手側に押し込み続けること。

ついつい叩く瞬間に。

拳の方に引き付けて。

板を挟むように力を変えてしまうことがある。

それを我慢して。

相手に向けて押し込む力と。

拳の叩きの力が重なると。

叩いた力は。

相手が固めている筋肉たちを通過して。

腰などを崩して。

後退させることが簡単にできる。

そんな練習の一幕でした。

2020年1月18日(土) 練習日誌① 関節の隙間と運動の余裕と

Permalink:

打撃を入れるときに。

深く浸透させるための追撃で。

肘を動かしていくことを。

もう少し分解してみる。

そのために。

相手に捶が。

押しあてられたところから。

相手の抵抗と。

こちらの押し込みが。

拮抗しているところから始める。

その状態で。

肘を動かす代わりに。

肘を支えている。

その力を。

緩めてあげる。

そうすることで。

上腕と。

前腕を。

動かないように。

固定している状態が。

解放されて。

肘が動くようになる。

このことで。

上腕より元。

身体の動きが。

運動として。

慣性として。

相手に伝わって。

はじめに抵抗していた力では。

後から動いてきた力に。

抵抗しきれなくなって。

その作用を大きくする。

深く浸透させるために。

拳を握って。

手首を固めたとしても。

肘まで固めないことが。

大事であることを学ぶ。

そんな練習の一幕でした。

2020年1月11日(土) 練習日誌④ 重さの運動の衝突を感じる

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相手と向かい合って。

プレッシャーをどれくらい感じるのか。

その感覚を味わってみる。

相手と自分。

その間の空間が。

どれくらいの距離離れているか。

空間の中に。

相手の腕がどこに位置づいているか。

そこに影響を受けるのは。

当然として。

プレッシャーを感じる源は。

精神的なものか。

気迫的なものか。

その辺りを探っていく。

そうした。

感情と気概的なものもあるけれど。

その前に。

物理的な現象にまず気を払う。

それは。

自分の身体が。

統合されたときに。

重さとして。

どこに向かおうとしているか。

前に向かっていれば。

プレッシャーは強くなって。

後ろに向かっていれば。

プレッシャーは弱くなる。

前後均衡して重力方向だけに向かえば。

ニュートラルに感じることになる。

そして。

慣性の方向は。

軌道を描くこともできるので。

自分が構えた。

腕や足の障害物を。

抜けるような方向性を描かれると。

その脅威を減らすことができず。

より大きなプレッシャーを感じることになる。

複雑な領域を扱う前に。

まずは。

一番基本的な物理的な領域を扱う。

そんな練習の一幕でした。

2020年1月11日(土) 練習日誌③ 受けの反作用を利用して掴まずに崩しこむ

Permalink:

相手の捶などの。

打撃に対して。

衝突点に固執するのではなく。

関節点を動かすと。

相手からの反作用は。

関節点の動きに使えて。

同時に。

相手とは接触を保つことになる。

それを利用して。

動き出した。

関節点に運動をさせて。

相手の。

任意の点に向かわせると。

接触点での。

作用反作用の方向が。

それに伴って制御されて。

相手も。

その向かってくる点の場所に。

慣性の集約を受けることになる。

なので。

相手の前腕を。

こちらの前腕で受けつつ。

自分の肘を相手の肘に。

自分の肩を相手の肩に。

自分の脊椎を相手の脊椎に。

それぞれが弧を描いて。

近づくように動かせば。

相手はその何重かの運動に巻き込まれて。

平衡を保つのが難しくなって。

地面に崩し落としこまれることになる。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2020年2月1日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2020年2月1日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2020年2月21日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2020年3月7日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2020年1月11日(土) 練習日誌② 肩の内閉じで肘の衝撃を深くする

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打撃の衝撃を重ねる練習。

肘を使った打ち込み。

肘を使う時点で。

肘そのものの位置はずらせないので。

代わりに肩を使っていくことになる。

まずは。

相手の左での打ち込みを。

外から。

軽く右腕で流したところから。

相手の。

腕の内側に。

自分の前腕と肘を。

落とし込んで。

上腕を振るようにして。

肘を。

相手の脇などに打ち込む。

ここでも。

当たるまでは。

上腕や。

肘回りの筋肉は緩めるようにして。

相手の身体に。

肘が密着してきたら。

肘回りの関節を。

軽く固めるようにして。

それと共に。

自分の肩。

鎖骨と前腕のつなぎ目を。

自分の身体の正面方向に。

移動させるようにする。

鎖骨の。

腕側の端が。

その位置をずらしながら。

弧を描いて。

相手に近づいていけば。

どうとでもよいけれど。

まずは簡単な作法から始める。

そんな練習の一幕でした。

2020年1月11日(土) 練習日誌① 肩甲骨の開きで捶の衝撃を重ねる

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捶を打って。

衝撃を重ねて乗せる練習。

相手の捶を逸らしたところから。

自分の打は。

腕を鉤状にしつつ。

脇をただ開くようにして。

地面と前腕が水平なところにもっていくようにする。

このときに。

肩を上げたりせず。

沈肩は守るようにする。

そして。

捶そのものは。

身体を大きくは使わずに。

単に腕を伸ばすようにして。

相手に打ち込むようにする。

拳。

腕は緩めておき。

相手の胸部などに。

その拳が触れて。

柔らかく接着したら。

拳と。

手首を固めて。

衝突点に作用反作用が生じるようにする。

それと共に。

自分の肩甲骨を。

閉じたところから。

外側に開くようにして。

自分の肘の位置が。

打撃した時点よりも。

少し外に回り込むようにする。

肩甲骨の。

移動のさせ方で。

重なった衝撃の。

方向性が変わっていくが。

単に開くのがまずは簡単。

慣れていけば。

肘を打ち上げたり。

打ち下ろしたり。

様々な方向に打ち分けることができる。

いずれにせよ。

自分の身体を。

大袈裟に固めずに。

そこそこの威力の打撃を打てる。

そういった状況を作ることが大事。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2020年1月18日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2020年1月18日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2020年2月15日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2020年3月28日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

2019年12月21日(土) 練習日誌④ 散漫になることで反発し難くなる

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相手と向かい合って。

さていざ参らんと心構えすると。

対立する構造。

衝突する構造が成立して。

闘いが始まってしまう。

ここで。

片方は。

周りの世間体などを気にして。

争いを。

押さえようとする意識で。

対峙してみる。

気持ちはどちらかというと散漫で。

周りを気にした感じ。

すると。

対立するための軸が消え。

相手は。

動きの起点が取り難くなる。

その結果。

例えば。

相手の横に並んで。

拳を押さえることが。

なぜか容易にできるようになる。

その上で。

相手を倒そうとするのではなくて。

寧ろ。

何か地震でも起きていて立っているのが危ないから。

相手も一緒に身を屈ませようと。

そんな気持ちで動いてみると。

反発心も反発力も生み出しにくく。

敢え無くその場にしゃがまされてしまう。

一対一で向かい合っても。

敢えて散漫とすることで。

御し易くなるという不思議な状態。

そんな練習の一幕でした。

2019年12月21日(土) 練習日誌③ 弱い力で結合してその先を操作する

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細胞の結合や分子の結合が。

分子間力などの。

弱い力で結合するように。

相手に触れたところから。

とても弱い力で推すことで。

相手の中に作用反作用の連鎖を生んで。

こちらの力を流し込む。

そんな経路を開拓する。

自分の前に一人立ってもらって。

その後ろに。

後ろから両手で両肩を押さえて。

もう一人立ってもらう。

前の一人は。

こちらに片手を差し出して。

こちらは。

その片手に軽く片手を添える。

そこから。

弱い力を出して。

その反作用は循環して用い。

一人目をモノかの如く結合させる。

その一人目を用いて。

二人目に対して。

反作用を利用する循環の動きを起こす。

後は。

こちらの任意の操作を伝えることで。

二人を共に押し下がらせたり。

後ろは左に前は右に崩し散らせたり。

前の一人だけ下に潰したり。

後ろの一人だけ剥がし飛ばしたり。

好きに動かして遊んでみる。

そんな練習の一幕でした。

2019年12月21日(土) 練習日誌② 螺旋の軌道が反作用を調伏する

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反作用を利用して。

相手に浸透させる打撃とするためには。

反作用を受ける瞬間に。

固定されるところなく。

支点が動き続けていて。

かつ。

その支点が。

相手に近づいていることが望ましい。

そのように考えると。

例えば。

拳や掌が力点とした場合に。

肘が支点として。

その力点を中心として。

それも動き進む力点を中心として。

肘が螺旋に動くことで。

それらの条件を満たせることがわかる。

螺旋階段の。

軸を追って。

降りていくのか。

昇っていくのかの如く。

後は。

その軸が。

柔らかく進行して。

反作用が返り。

返った反作用が使われる。

その時間を作り出す。

そうすることで。

調伏された反作用が。

螺旋に巻き込まれて。

循環することが可能になる。

そのように。

形が取られていることを。

改めて見直して理に沿うように。

捉え直す。

そんな練習の一幕でした。

2019年12月21日(土) 練習日誌① 掌で打ち身体を開き浸透させる打開

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拳ではなく掌を使う打法。

八極拳の打開を練習。

手を左右に開いて打つのだけれど。

相手に当てるときに。

なるべく肘がまだ曲がっている間に。

掌が触れるようにしていく。

相手に掌が触れたら。

手首が柔らかく折れていき。

手首の先に行き当たるまでは。

柔らかさを保つ。

手首に到達するときに。

まだ。

身体が開く途中であるのがいい。

そうすると。

相手の身体の中に。

慣性が浸透しつつ。

返る反作用を使って。

さらに浸透を深める二度打ちが成立する。

慣れてきたら。

真横ではなく。

自分の身体に水平に打ってみる。

打の動きも。

身体の展開も。

どちらも小さく。

さりげなく。

例えば。

相手の斜め前に入りこんで。

相手自身の腕などで。

死角となった肋骨に宛がうようにして。

当て込んでやると。

内臓に響くような打撃が入って。

とても耐え難くなる。

大きく身に着けて。

小さく使えるように。

そんな練習の一幕でした。

~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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