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2019年12月21日(土) 練習日誌④ 散漫になることで反発し難くなる

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相手と向かい合って。

さていざ参らんと心構えすると。

対立する構造。

衝突する構造が成立して。

闘いが始まってしまう。

ここで。

片方は。

周りの世間体などを気にして。

争いを。

押さえようとする意識で。

対峙してみる。

気持ちはどちらかというと散漫で。

周りを気にした感じ。

すると。

対立するための軸が消え。

相手は。

動きの起点が取り難くなる。

その結果。

例えば。

相手の横に並んで。

拳を押さえることが。

なぜか容易にできるようになる。

その上で。

相手を倒そうとするのではなくて。

寧ろ。

何か地震でも起きていて立っているのが危ないから。

相手も一緒に身を屈ませようと。

そんな気持ちで動いてみると。

反発心も反発力も生み出しにくく。

敢え無くその場にしゃがまされてしまう。

一対一で向かい合っても。

敢えて散漫とすることで。

御し易くなるという不思議な状態。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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