理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu

2018年12月8日(土) 練習日誌① 前腕傾けるために身体を傾けて

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右腕の上腕を地面と平行に。

その前腕を立てて。

地面と垂直に構える。

その前腕を。

相手に両腕で掴んで捻じってもらう。

まずは。

その行為を。

掴まれた瞬間に。

正中線を出すことで。

相手の基盤を揺らして抑える。

それから。

掴まれた前腕を。

倒してあげると。

相手はその腕を掴んだまま。

地面に圧し潰されてしまうのだけれど。

このときに。

自ら能動的に。

前腕を倒そうとすると。

反作用が生じて。

自分の身体も崩れてしまう。

なので。

自分の体幹を。

左方に軽く歪まさせて。

その作用で。

右腕の前腕が。

体の内側に向かって倒れるように誘導する。

勢いを増したければ。

前腕が倒れ始めるときに。

自分の身を真っすぐに起こし直せば。

より強い慣性が掛かって。

強力に倒すことができる。

ここに。

相手の重みも加わって。

自分の力はそれほど使うことなく。

相手の地面への落下を起こすことができる。

きちんと制御してあげないと。

結構な勢いで地面に倒れ込むので。

注意が必要。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年1月12日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2019年1月12日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年1月26日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年2月2日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2018年11月24日(土) 練習日誌④ 圧される動きで相手を御す

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相手に右腕を掴まれて。

刃物を首に宛がわれる。

脅される状態。

胸骨の中心に押し付けられることもある。

思わず。

刃物に圧せられて。

逃げたい衝動を表現して。

胸を後ろに倒していく。

この動きで。

降参を示すように。

残った腕を上方に上げていく。

そのまま。

相手の刃物を持った拳を。

自分の胸に押し付けさせるように固定して。

後方に倒す胸と。

調和をとるように。

跨を引いて。

正中線を成立させながら。

下方に落下を加える。

すると。

相手は。

こちらからの明確な圧力を。

作用を感じないのに。

腰と膝が砕けて。

その場に崩れ落ちる。

相手側に一切戦いを仕掛けずに。

制圧する基本の形。

そんな練習の一幕でした。

2018年11月24日(土) 練習日誌③ 蹴らず寄りて肘を交差す

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足を前後に開いて。

胸を大きめに倒しながら。

軽く跨を引く。

身体の重心バランスを傾ける。

正中線を斜めに傾けることで。

運動線が前方に向き。

前足に寄ることができる。

後ろ足で蹴らないことで。

起こりのない動きになる。

相手に。

一本突いてもらって。

その動きで。

前足に寄りながら。

傾けた胸で。

両腕を打ち上げる。

両手を前方で交差させて受けることで。

その慣性。

前方に推進する慣性と。

胸が倒れる回転の慣性で。

相手の侵攻を止めながら。

崩しを加える。

そのまま。

その場に落ちるようにして。

沈墜と十字勁を発揮して。

頂肘を。

相手の脇下に打ち込んでいく。

単純な動きながら。

嵌ると非常に危険な交差法になる。

なので。

まずはゆっくり形をこなす。

そんな練習の一幕でした。

2018年11月24日(土) 練習日誌② 押されて伸びて推し返される

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直立して。

拳を肩の高さに上げて。

肘を緩めて。

拳と肩の間に垂れさせる。

この状態で。

相手に拳を前から押してもらう。

腕が。

最低限保たれる力で。

自然に象られていれば。

押された力で。

鎖骨の端と。

肩甲骨が。

後方に倒れるように誘導できる。

この。

肩が後方に移動する動きは。

胸が後方に倒れる動きと同じで。

上腕を上方に。

傾ける動きになって。

上腕の力を適切に抜けば。

前腕が前方に倒れて。

結果として。

腕を伸ばす動きに変換される。

相手が。

こちらの拳を押す力が。

廻り回って。

相手を推し返す慣性となって戻る。

相手は。

こちらを押しながら。

その慣性で。

後方に崩されて。

進もうとしながら後退する。

そんなわけのわからない状態を味わう。

そんな練習の一幕でした。

2018年11月24日(土) 練習日誌① 変化はみえずとも慣性伝わりて

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パイプ椅子に座って。

腿の上に乗せた両腕を。

上から掴んで拘束する。

この状態で。

腕は受動筋で。

自然に維持した形で。

胸郭を。

背もたれを乗り越えるように。

後方に倒していく。

このときに。

肘関節は。

無理に固めるのではなく。

相手の抵抗を。

跳ね返せずに。

伸びていってしまっていい。

ただ。

自分から伸ばすことはしない。

曲がっている力と。

相手が押し留めようとする力。

その対決の結果。

伸びてしまうようにする。

一見すると。

何も起こっていないようにみえるけれど。

本来なら。

腕二本持ち上がる力が。

相手に伝達していることになり。

伸びた肘を。

曲げ直しながら。

自分の拳を。

相手の腕と身体の間に。

滑り込ませるようにすると。

相手はそれを止めることができなくて。

腕を簡単に持ち上げることができる。

伝わっているという実感はなくとも。

現象は起こっている。

そんな練習の一幕でした。

2018年11月17日(土) 練習日誌④ 胸を倒すと腕は上がりて位置は下がる

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パイプ椅子を使った練習を経て。

胸を自由に後ろ倒しできるようになったら。

立ち上がって。

相手を下方に崩す練習に移行する。

相手に両掌を上に向けて差し出してもらって。

両掌を重ねて正面に立つ。

そこから。

胸を後方に倒し始めて。

同時に。

骨盤を前傾させるように。

大転子を後ろに引いていく。

このときに。

胸が倒れると。

腕の付け根も回転して。

特別に緩めることをしなければ。

腕全体は上がっていく。

これが力まない状態。

そうしながら。

身体全体は低くなっていくことで。

掌の相対的な位置は。

始めと変わらず。

それが伝達のための繋ぎとなって。

相手に。

身体が鉛直に落下する慣性が入っていく。

すると。

掌の圧力は全く変わらないのに。

不意に腰が崩されて。

下方に落とされてしまう。

上手くできるようになればなるほど。

相手への力感が得られずに。

狐に化かされたような気分になる。

それもまたおかし。

そんな練習の一幕でした。

2018年11月17日(土) 練習日誌③ 前から押されるのも下に引かれるのも同じ

Permalink:

パイプ椅子を使った練習の続き。

椅子に乗った。

骨盤から上が整ったら。

両腕を肩の高さまで上げて。

その両拳を前から押してもらう。

このとき。

腕で対抗せずに。

肩までその慣性を誘導したら。

胸郭が後ろ倒しにされることになる。

胸郭が。

倒されるということは。

下方に垂らされた腕を。

下方に引かれることと同じ。

胸郭の回転を。

腰椎の前傾と。

首の前回転を生み。

前から押された力は。

椅子を下方に圧しつける力に。

変換されていく。

そのまま。

必死に相手に押してもらえば。

椅子に伝わった慣性で。

自分が乗った椅子ごと。

後方に滑っていくぐらいになる。

身体を整えなければ。

そもそも。

椅子が動くというよりも。

自分が後方に倒されて。

すぐに椅子ごと後ろに倒されてしまう。

注意深く。

身体の整えとそうでないときの。

体験をしていく。

そんな練習の一幕でした。

2018年11月17日(土) 練習日誌② 骨盤を倒して調和を成す

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パイプ椅子を使った練習。

胸の緩みを練習したら。

骨盤を緩めで前方に倒してみる。

まずは。

開始位置に注意。

骨盤が垂直より。

やや前傾するように位置させて。

腿の裏から。

お尻の筋肉を。

緩めるようにして。

上半身が。

腿につくところまで。

一気に脱力する。

あまり調子に乗ってやっていると。

頭が揺れてくらくらするので。

注意だ。

なるべく。

前面の筋肉で引っ張らないように。

それができたら。

骨盤を前に倒そうとしたときに。

胸郭を背もたれを超えるように。

後ろ倒ししながら。

首の裏が緩んでいると。

それぞれが調和を保って。

前にも後ろにも倒れない。

それができたら。

身体に沿わせて腕を下に垂らして。

その腕を。

さらに下方に引っ張ってもらう。

調和が成立していれば。

腕の引きで。

胸が倒れようとして。

それを頭と腰の回転が支えて。

引かれている腕の側の。

お尻が椅子に刺さるようになるだけで。

その姿勢を保っていられるようになる。

そんな練習の一幕でした。

2018年11月17日(土) 練習日誌① 椅子を使って中丹田の回転を

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パイプ椅子を使って。

中丹田の回転として。

胸の柔軟と。

首の緩めを練習していく。

パイプ椅子に。

深めに座って。

骨盤の上端が。

椅子の背もたれに触れるようにする。

その状態から。

腰椎はなるべく逸らさずに。

胸郭を。

椅子の背もたれを超えて。

背もたれの上にもたれさせるようにする。

肩甲骨が。

背もたれの裏に向かうイメージで。

このときに。

後ろ側の首筋を。

緊張させないように注意して。

胸郭が倒れると。

頭はその位置を維持するように。

顎が自然に引かれていくことを。

感じるようにする。

胸郭が後ろに倒れると。

頭は前に倒れる。

その関係に慣れるようにする。

それを。

力みで作るのではなく。

緩みで起こすように。

後ろに倒して。

前に戻してを。

繰り返す。

慣れない内にやりすぎると。

腰椎を逸らしてしまって。

腰に圧力が掛かるので。

お臍を前に突き出さないように。

なるべく引き気味にすることも忘れずに。

後。

回数はほどほどに。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2018年12月22日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2018年12月22日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2019年1月12日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年1月26日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

練習予定:2018年12月15日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2018年12月15日 土曜日
時間 9:00~11:30
場所 -

日付 2019年1月19日 土曜日
時間 11:30~14:00
場所 -

日付 2019年2月23日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2019年3月23日 土曜日
時間 12:00~14:30
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

2018年10月28日(土) 研勢塾合宿⑬ 軸足なく自由な運足を

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研勢塾の合宿二日目4コマ目。

二日目の最後も。

波返しを含めたナイハンチ。

鉄騎初段として。

大転子を意識した。

横移動の。

その途中に蹴りを挟んでいく。

浮き身になっている間に。

膝上げから蹴りに繋げて。

そのまま四連打。

合わせて五連打していく。

初日から続いた練習で。

蹴るために。

軸足を作る必要がなく。

いつでも。

自由な時に蹴りを放てる。

この状態に慣れていくことで。

足の踏ん張り。

というものが必要なく。

重心先行の動きと結びついて。

居着かない動きの。

体現が促進されていく。

そんな気がした。


個人的には。

この軸足を作らない動きと。

重心先行を使って。

前足に寄りながら。

下丹田の切り返しで。

歩み足からの順突きですぐに返ったり。

斜めに歩んでの横から突きを放ったり。

身体の自由度をさらに愉しむ。

そんなコツを得られたことも大きな収穫だった。


ということで。

合宿の全工程が終了。

スパイシーなカレーの楽しみ方も覚えてきたし。

参加者の皆様とも交流できたし。

来年の開催も期待しています。

改めまして。

合宿参加の皆様に感謝を示したい。

指導いただいた川村先生への感謝は当然のことながら。

そんな合宿の一幕でした。

2018年10月28日(土) 研勢塾合宿⑫ 余分な力を使わず連綿と

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研勢塾の合宿二日目の3コマ目。

初日に取り組んだ。

ナイハンチの四連打の磨き上げ。

筋肉の伸張反射を使いながら。

素早く連打していく。

と共に。

相手に掴まれている状態から。

その慣性が発揮されることを確認。

繰り返し。

強めた正中線と。

意識のコントロールの深まりで。

大分身体もこなれていて。

参加者が奇数なこともあって。

僕らは三人組となっていたので。

ひとりが練習者で。

後の二人が。

代わる代わる。

腕を掴んでは飛ばし。

ひとりが飛んでいる間に。

構え直し。

次のひとりをまた飛ばすと。

何のゲームなんだろうとばかりに。

ひとつの型で。

都合20回~30回くらい。

人を放り投げることを繰り返した。

だけれど。

こんな無茶を。

普通の筋肉運動でやっていたら。

とても身がもたないだろう。

それをお喋りしながらできるのは。

それはそれで。

凄いことなのかもしれない。

そんな合宿の一幕でした。

2018年10月28日(土) 研勢塾合宿⑪ 留めた慣性を動きなして

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研勢塾の合宿二日目の2コマ目。

正中線のチェックをした上で。

急激に正中線を出すことで。

両手を握っている相手を。

不意に下に崩し落とす練習をおまけに入れる。

驚くように出すことが大事。


受動筋を活用する練習の続きで。

相手とハイタッチするように。

前腕を垂直にして。

上腕を水平にした形。

掌を後ろ倒しにすることで。

腕の形を繋げてロックする。

これを相手に掴んでもらって。

腕を支える力を緩めると。

その慣性が伝わって。

相手がその場にしゃがみ込んでしまう。

だけれど。

相手にぶつかることを意識して。

自分から肘関節を曲げてしまうと。

寧ろ引き込む力が生じて上手くいかないし。

相手を下に押そうとすると。

反作用を生じて膠着してしまう。


両腕を伸ばして。

両の掌を正面で合わせて。

掌の重みで肘をロックしながら。

同じように肩の力を緩めると。

斬り下ろすように。

同じように相手をその場にしゃがみ込ませることができる。

慣性を使いながら。

反作用を生じさせないこと。

この辺りも意識のコントロールが必要だ。


同じように。

直立した状態で。

両手を前に出して。

パートナーに掌を合わせて押さえてもらう。

ここから。

力を緩めることで。

脛を前方に倒していく。

宮本武蔵の。

踵(きびす)を強く踏み込むべし。

という技法。

実際に。

脛を立てている力は。

脛の前方にあるわけではないけれど。

普段は無意識でそれを行っているので。

自分の身体への指示の出し方を探る必要がある。

僕の場合は。

膝裏の辺りが留めるための指令に混ざっていたので。

その辺りを意識して。

脛を倒せるようにコントロール。

後で信号は丁寧に分離していこう。

身体と対話しながら。

そんな合宿の一幕でした。

2018年10月28日(土) 研勢塾合宿⑩ 力を緩めて伝達を強めて

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研勢塾の合宿二日目の1コマ目。

合宿二日目の開始。

まずは。

腕を受動筋で繋ぐ練習に取り組む。

肘関節を下方に向けて。

拳の重さで。

その関節をロックする。

自分の力で腕を伸ばすのではなく。

重さに引かれて伸ばされる感じ。

それを止めようと。

内部の筋肉が自然な緊張を起こしてくれる。

その腕を。

パートナーに曲げてもらうよう力を掛けても。

折り曲げることができない。

この状態は。

強力かつ。

力の伝達の阻害を排除するために。

必要な在り様となりそうだ。

続いて。

右腕を折り曲げて。

拳が肋骨に沿うような形をとる。

その拳を前方から押さえてもらう。

ここで。

腕を後ろに引いている力を解放すると。

腕が振り子状に動いていく。

その途中で。

上腕の力を緩めると。

前腕が前に倒れ始めて。

突きを放つような形となる。

最後は。

手首を維持している力を緩めると。

拳の重さで。

掌が天井から地面を向くように回転して。

まさに突きの形となる。

注意するのは。

相手に触れている拳を意識しないこと。

ここを意識すると。

末端から遠い腕の各要素が動いたとしても。

手首を固めて押そうとしてしまって。

反作用が生じて動きを止めてしまう。

意識の掛け方も。

大事となる練習となっている。

そんな合宿の一幕でした。

2018年10月27日(土) 研勢塾合宿⑨ 夜も夜として研勢塾

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研勢塾の合宿初日の夜。

去年は僕は一足先にお部屋で休んでいたのだけれど。

今年は。

夕飯後の大部屋での親睦会にも参加。

親睦会といいつつ。

合宿の趣旨が趣旨なので。

当然の如く。

自由形式での技術の研鑽会に突入だ。

ここでは参加者の備忘録的に。

どんなテーマがあったかだけを紹介しておこう。

細かな要点は参加者だけの特典だろう。

バイクの横倒し:胯を落として右肘を落とす。

意念での崩し:シャツの色で目印をつけて。

順突きでの突きこみ:歩み足に寄り足に総合的な身遣い。

正中線での気づかれない肩触り:前に乗り出さない。

骨盤と肚を折った突き:威力出すには体幹側を大きく。

正座から少し上げての浮き身:浮いている間に足を動かす。

正座からの垂直上昇:何人も巻き込まれてた。

チンクチで受け手からの崩し:肩からの動きが大事。

腕相撲での肩狙い:意識が身体を支配する。

負けながらの一教の崩し:運動自体は伝達する。

シャツをつかんでの浮き身崩し:相手の身持ちも影響する。

様々な分野の受講生が参加しているので。

聞きたいことも様々。

その様子をみているだけでも。

色々気づくことや。

学べることがあるので。

とても面白かった。

そして。

限界は自分の頭で作っている。

それぞれの可能性を信じて。

絶対できるんだということ。

意識を高く持っていって欲しい。

そういった薫陶を川村先生から受講生は受けて。

初日の本当の終わりを迎えた。

そんな合宿の一幕でした。

2018年10月27日(土) 研勢塾合宿⑧ 足幅広げて波返しを

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研勢塾の合宿初日4コマ目。

初日の最後は。

これまたみんなが大好き波返し。

はじめは。

そのひとつ前の練習として。

その場で膝を上げる練習から。

上げない足に重心を移動させる動きを入れない。

ここで。

わざと足幅を広くとって練習することで。

足幅を狭く戻したときに。

簡単に膝を上げられるようになる。

そこから。

波返しそのものに移行。

こちらも。

なるべく足幅は広めにする。

はじめは。

感覚がどうにも掴めずに。

足を上げている間に。

倒れ込み始めて。

頭は動き。

床に大きな衝撃を与えて着地してしまう。

それでも。

一生懸命にその単純動作を繰り返しながら。

川村先生の受講生へのアドバイスに耳を傾ける。

頭を動かさない。

跨は引くけれど。

お尻は大きく前方に動かす。

上げていない方の脚に対応した腕は。

後ろに振らず前に保つ方がよい。

上げていない方の脚は内側に倒すくらいで。

などなど。

そしてまた頭は動かさない。

と聴いているときに。

ふと理解したのは。

頭は動かさないけれど。

首から下も動かすなとは言われていないということ。

跨から下しか動かさないことに。

自分は固執してしまっていたことに気が付いた。

そこからは。

言われた通りに。

頭を動かさないことに注意すると。

その前よりも波返しが。

上手くできるようになった。

それが理解できると。

身体でまとめる重心線とは別に。

慣性でまとめる運動線のようなものが意識できて。

移動していくということへの感覚が。

これまでよりも実感し易くなった気がする。

これも大きな収穫だ。

そんなこんなで。

波返しにみっちり一時間取り組み。

波返し着地してからの。

横回転の慣性をパートナー同士で試して飛ばして。

その場での落下。

横移動の慣性の伝達。

回転での遠心力の伝達。

前方への脚踏み。

これら4つの崩しの復習をして。

初日の日程が終わっていった。

一日でも大分濃いな。

そんな合宿の一幕でした。

2018年10月27日(土) 研勢塾合宿⑦ 体幹から順番に鉤突きを

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研勢塾の合宿初日3コマ目の後半。

ナイハンチの型練習の続き。

四連打を復習していく。

この辺りは。

横への掌打によって作られた。

自然な筋肉の張力を。

どこを中心にして。

緩み合わせるのかも要点となる。

その上で。

末端を先行させずに。

緩み合わせの中心から。

末端に向けて順番に動かしていくことに。

注力する。

その中で。

鉤突きを抽出して練習。

流れの中で打つと。

その順番の連鎖を得にくいので。

分割したときは。

引かれた右腕を。

一度。

肩甲骨を押し下げるように指導される。

その動きをすることで。

鎖骨。

肩甲骨に加えて。

肘の動きが起こされて。

拳を押さえられていても。

末端に向けての順序性が確保される。

ただし。

相手が拳に触れていると。

拳で作用を加えようと。

手首から先の力込めが起きてしまうので。

相手のことは無視して。

自分の前腕が。

自分の胸前の。

拳一個分ほど離れたところに。

位置させることだけを考える。

上手くできれば。

川村先生のデモンストレーション上だけれど。

拳を三人掛かりで押さえられていても。

それぞれを崩し飛ばしながら。

その型を完遂することができる。

そんな合宿の一幕でした。

2018年10月27日(土) 研勢塾合宿⑥ 大転子の移動から十字勁

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研勢塾の合宿初日3コマ目の後半。

正中線のチェックから開始。

正中線が立てられているかは。

腕を直下に引いて確認する。

このときに。

他の人がもらっているアドバイスで。

腕を引かれたら。

頭が突き上げられるように。

心持ちをして。

という内容が聴こえた。

自分なりに解釈すると。

腕を引かれるということは。

中丹田の回転を起こされることになるため。

連動して上丹田が回され。

それが荒縄に吊られたるが如しを生じる。

ということなのだろう。

そうして連動するように。

身を保つことが大事だと。

この法則の理解はとても大きな収穫に感じた。


と正中線を確認したところで。

合宿恒例のナイハンチの型の練習に入る。

前回は。

丹田の順番の回転で横移動を起こしていたけれど。

今回は。

大転子の移動で横への慣性を作り出して。

移動していく形をとった。

大転子で動きを先導する。

跨と脛の下方を緩めて。

潰れるように足を進める。

それを二回繰り返せば。

浮き身を伴った横移動が完成する。

そのときに。

置き去りにした腕を回収するために。

肩甲骨が背に寄せられれば。

十字勁を使った。

腕の横方向への飛び出しを起こすことができる。

動きの要点は。

歩を進めるときに。

その場に潰れるようにすること。

試しに。

右腕をパートナーに掴んでもらって。

掴まれた腕を動かさないようにして。

横移動を完遂させる。

上手くできれば。

沈墜を伴う十字勁によって。

パートナーは右方に大きく飛ばされることになる。

そんな合宿の一幕でした。

~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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