理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu

2018年10月27日(土) 研勢塾合宿⑧ 足幅広げて波返しを

Permalink:

研勢塾の合宿初日4コマ目。

初日の最後は。

これまたみんなが大好き波返し。

はじめは。

そのひとつ前の練習として。

その場で膝を上げる練習から。

上げない足に重心を移動させる動きを入れない。

ここで。

わざと足幅を広くとって練習することで。

足幅を狭く戻したときに。

簡単に膝を上げられるようになる。

そこから。

波返しそのものに移行。

こちらも。

なるべく足幅は広めにする。

はじめは。

感覚がどうにも掴めずに。

足を上げている間に。

倒れ込み始めて。

頭は動き。

床に大きな衝撃を与えて着地してしまう。

それでも。

一生懸命にその単純動作を繰り返しながら。

川村先生の受講生へのアドバイスに耳を傾ける。

頭を動かさない。

跨は引くけれど。

お尻は大きく前方に動かす。

上げていない方の脚に対応した腕は。

後ろに振らず前に保つ方がよい。

上げていない方の脚は内側に倒すくらいで。

などなど。

そしてまた頭は動かさない。

と聴いているときに。

ふと理解したのは。

頭は動かさないけれど。

首から下も動かすなとは言われていないということ。

跨から下しか動かさないことに。

自分は固執してしまっていたことに気が付いた。

そこからは。

言われた通りに。

頭を動かさないことに注意すると。

その前よりも波返しが。

上手くできるようになった。

それが理解できると。

身体でまとめる重心線とは別に。

慣性でまとめる運動線のようなものが意識できて。

移動していくということへの感覚が。

これまでよりも実感し易くなった気がする。

これも大きな収穫だ。

そんなこんなで。

波返しにみっちり一時間取り組み。

波返し着地してからの。

横回転の慣性をパートナー同士で試して飛ばして。

その場での落下。

横移動の慣性の伝達。

回転での遠心力の伝達。

前方への脚踏み。

これら4つの崩しの復習をして。

初日の日程が終わっていった。

一日でも大分濃いな。

そんな合宿の一幕でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿

~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

Powered by Blogger.