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2018年11月17日(土) 練習日誌④ 胸を倒すと腕は上がりて位置は下がる

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パイプ椅子を使った練習を経て。

胸を自由に後ろ倒しできるようになったら。

立ち上がって。

相手を下方に崩す練習に移行する。

相手に両掌を上に向けて差し出してもらって。

両掌を重ねて正面に立つ。

そこから。

胸を後方に倒し始めて。

同時に。

骨盤を前傾させるように。

大転子を後ろに引いていく。

このときに。

胸が倒れると。

腕の付け根も回転して。

特別に緩めることをしなければ。

腕全体は上がっていく。

これが力まない状態。

そうしながら。

身体全体は低くなっていくことで。

掌の相対的な位置は。

始めと変わらず。

それが伝達のための繋ぎとなって。

相手に。

身体が鉛直に落下する慣性が入っていく。

すると。

掌の圧力は全く変わらないのに。

不意に腰が崩されて。

下方に落とされてしまう。

上手くできるようになればなるほど。

相手への力感が得られずに。

狐に化かされたような気分になる。

それもまたおかし。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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