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2016年3月5日(土) 練習日誌③ 足のアーチの支えを外す

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蹴らないで進む練習を深めて。

足の裏のアーチ構造の理解を少し。

足の裏は骨が複数組み上がってできている。

細かな構造はさておいて。

ひとつのポイントは。

そのアーチ構造だ。

土踏まずはその現れのひとつとして。

拇指球、小指球、踵の三点の二点ずつを結んで。

足の裏には3つのアーチが存在する。

二次元的に捉えれば。

3本のラインが備わっているということ。

足の内側の拇指と踵のラインは。

反対側の足の支えがあるのでまずは気にせず。

拇指と小指、小指と踵の二本のいずれかを。

接地させないようにして崩してみる。

そんな足の裏の感覚。

例えば相手と前方で四つに組んだ状態で。

拇指と小指のラインを外してみる。

注意点はひとつ。

組んだ手は相手を押さないこと。

鎖骨は下に押し下げて。

身体との密着度は上げておきたいけれど。

手先で相手を押してしまっていると。

末端からの反作用が起こってしまって。

自分で爪先のラインを外すよりも先に。

踵に重心が集まってしまって。

ラインを外しても重心が移動しなくなってしまう。

勿論。

踵も点ではなくて面で捉えることができれば。

ここからも操作はできるのだけれど。

いきなりそれは難しいので。

まずは相手を押さないようにして。

重心が土踏まずの中にあるようにしてから試してみる。

上手く行けば。

ほとんど何かしたのかわからない内に。

支えが外された重心が滑り出して。

四つに組んだ相手を後退せしめてくれる。

こうして。

少しずつ自分の身体を味方につけていく。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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