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2016年2月17日(水) 練習日誌① 接触されていないところを動かす

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定例練習の期間が空いてしまうこともあって。

中継ぎに軽い練習会を開催。

まずは立身中正を目指して姿勢の修正から。

それから体幹をぶらして動く練習を少し。

跨と肚と胸と肩を波打つようにずらして動かす。

部分部分を動かしてみたらば。

2人一組になって対人練習に。

我は軽く腰を落としてただ立ち居る。

彼に身体のどこか好きなところを押してもらう。

ここにおいて。

押されたところからより体幹に近いところ。

体幹でもより丹田に近いところ。

丹田ならより中心に近いところを。

立つために固定しているその力を外す。

手首を押された肘を。

肩を押されたら胸を。

胸を押されたら肚や跨を。

そんな具合。

決して。

押されたところを抜いて吸収しようとしたり。

押されたところで頑張って抵抗しようとしたり。

接触されたところを中心にしないこと。

上手く動かすことができたらば。

部位を動かした力は末端に向かって。

さらに彼に流れ行き。

彼の押した力は抜き流されて我に来ず。

こちらはあまり作用を受けずに。

あちらは複雑な作用で崩れてしまう。

力を抜くことと。

固定していた力を外すこと。

この違いを知るための練習。

そして。

体躯の大小を無効化していく練習。

体重では10kg以上差がある男性が。

女性を押し出そうとしても。

押し切れずにその場で一人相撲を取ってしまう。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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