理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu

2019年8月24日(土) 練習日誌① 脹脛・腿・臀部を緩めて中腰る

Permalink:

足を開いて立ち上がったところから。

中腰に移行する。

そのときに。

単に。

下半身の力を抜いて。

身が下がってから。

力を入れ直すのではなく。

面倒ではあっても。

脹脛(ふくらはぎ)。

腿(もも)の前面。

臀部(でんぶ)。

の三か所を意識して。

各処を緩めることで。

ゆるりと。

中腰になりたい高さまで。

下がることを試していく。

各処だけ緩めようとしても。

その拮抗筋も。

一緒に緩めてしまって。

結果として。

力が抜けるということになり易い。

だけれど。

まずは。

ある部位を緩めることで。

姿勢の変化が起きることを。

地味ながらも。

何度も試して。

感覚や。

状態の違いがあるかを見つめていく。

そんな練習の一幕でした。

2019年8月17日(土) 練習日誌④ 脱力することと緩めること

Permalink:

脱力することと。

緩めること。

その違いを。

軽く体感してみる。

単純に。

腕を上げてみて。

脱力すると。

腕は自然落下に任せて。

すとんと。

肩を引っ張るように落る。

緩めていくと。

腕は次第に下方に向かって。

ゆるゆると降りていく。

1か0かの脱力と。

その間の緩め。

その間の中で拮抗して留まる。

膨らんだ風船は。

その身を緩やかにして。

でも。

その中の空気を拮抗する。

その口を緩めて。

空気がある程度出ていくまでは。

内圧は緩みながら。

風船自身も緩んでいく。

脱力は。

風船の弾性を失わせること。

割れて四散すること。

接続も。

拮抗も失われて。

勁力も散っていく。

言葉ですべてを理解するのは難しいけれど。

ある程度体感を交えて。

理解を進めていく。

そんな練習の一幕でした。

2019年8月17日(土) 練習日誌③ 拮抗筋を縮めず緩める

Permalink:

ただ単純に。

動き方を見つめる練習。

立ち上がった状態で。

腕を。

站椿のように上げる。

腕が。

そこに留まっているのであれば。

完全に。

折れ曲がったり。

伸びきったり。

極に至っていなければ。

そこには。

感覚はなくても。

腕の各処の。

筋肉同士が。

拮抗していることになる。

例え。

なるべく力を抜いて。

力を入れている感覚はなくとも。

そうして。

意識は頭に保ったまま。

前腕が。

外に開く気持ち。

或いは。

上腕二頭筋の辺りが。

緩む気持ちをもつ。

決して。

上腕三頭筋が縮む気持ちはもたない。

せっかく。

拮抗しているのだから。

力を緩めさえすれば。

拮抗は破られて。

変化は生じる。

力みのない。

拍子のない動きのための。

第一歩。

そんな練習の一幕でした。

2019年8月17日(土) 練習日誌② 意識の置きどころと気持ちの置きどころ

Permalink:

身体を動かすに当たって。

意識と。

気持ちを分けてみる。

意識。

意を念じるところは。

頭に置いて。

気持ち。

神経に作用を与えるところは。

各処。

各形に合わせて。

置き換えていく。

意識を。

頭に保つのは。

極端な偏りを作らないようにするため。

すべてを。

ひとところに向けてしまうと。

それ以外が。

すべて虚になってしまう。

無意識的な虚は。

おざなりになるだけで。

隙になってしまう。

それを避けるために。

それに慣れるまでは。

意識の置きどころと。

気持ちの置きどころ。

それを何となく分離して。

身体に対しての。

気持ちの配分を意識的に御していく。

慣れるまでは。

頭が疲れるかも。

そんな練習の一幕でした。

2019年8月17日(土) 練習日誌① 鎖骨の角度と作用の流れと

Permalink:

馬歩などの。

架式で立ったときの。

腕の形を整える。

肩甲骨は大きな骨だけれど。

背中側に。

作用が流れるようにすると。

そこから。

周り込んでは支えにくいので。

鎖骨側に。

作用が流れるように。

鎖骨の角度を合わせる。

鎖骨は。

首元から。

やや湾曲しながら。

肩幅の。

端近くまで伸びていって。

そこから。

上腕骨に繋がっていく。

そこで。

この鎖骨の肩側の端を。

少しだけ。

前に向けてやって。

上腕骨との角度が。

外に出ていかないように。

内に向くように置く。

肘も。

遂肘とはいっても。

脇を絞り込んでしまうと。

前方からの力が。

これまた外に逃げてしまうので。

緩やかに。

下に向ける程度にする。

その状態で。

前から拳を押してもらうと。

力の作用は。

両の腕を円環的に中心に集まって。

足の方に流れていってくれる。

逆に。

肩を鋭角にした場合との差を確認して。

腕が保てるかを確認していく。

そんな練習の一幕でした。

2019年8月10日(土) 練習日誌④ 股関節の軸の方向に合わせて立つ

Permalink:

股関節の。

鉤状の球関節は。

骨盤の横から。

単に水平に刺さっているのではなく。

やや前方に。

やや上方に。

重さを支えるように。

向かっていることを知って。

その意識と。

自分の身体の運用を合わせていく。

その向きを。

活かすように。

骨盤の位置を整える。

前傾させ過ぎず。

後傾させ過ぎず。

また。

股関節の位置が。

自分の踵から後方に出過ぎず。

大腿骨。

脛の骨。

それらを順番に辿って地面に落ちるようにして。

同じように。

前方からの衝撃が。

脊椎を辿って。

きちんと骨盤に向かうように。

立ち姿を整える。

その状態で。

相撲の立ち合いのように。

こちらは立ち姿のまま。

相手に。

ぶちかましのように前から。

肩で胸に当てられても。

その衝撃は。

地面に流れて。

自分の体をその場に残すこともできる。

向かってくる相手の勢いに。

変に備えて。

体を崩すことがなければ。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年8月24日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2019年8月24日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年9月14日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年9月28日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 卓球場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2019年8月10日(土) 練習日誌③ 脚を回転させるように骨盤を動かす

Permalink:

大腿骨と骨盤は。

股関節で結びつく。

その関節は。

骨盤の横から。

球関節を差し込むように。

存在している。

なので。

その鉤状の球を。

脚で。

回すようにしてやると。

骨盤を回転させるようにして。

脚からの力を。

伝えてやることができる。

試しに。

足を前後にして立って。

左右の足を。

腰を落とし気味にして。

膝が曲がった形にする。

そうして。

その形を維持して。

足首を曲げるようにして。

滑車のように。

脚を回して。

連動させるように。

骨盤から上を回転していく。

股関節の。

力の緩めと締めで。

連鎖させる動きもできるけれど。

まずは。

単に回転させることで。

脚を蹴り伸ばして動くのとは違う。

異なる運用で。

身体が前に出る。

運動を前に起こせる。

ということを学んでみる。

そんな練習の一幕でした。

2019年8月10日(土) 練習日誌② 前に出た慣性を活かすように御する

Permalink:

三才歩で。

相手の捶を。

当たる。

もしくは。

当たる直前で。

躱していくと。

相手は。

自分の捶が当てらえるものと思って。

自分の慣性を前に出してしまう。

すると。

運動線が前方に維持されて。

拳に集約されることになる。

なので。

その拳を。

その慣性を邪魔しないように。

上下。

左右に。

ずらしてあげると。

相手は自分の拳を中心に動こうとして。

その拳の移動に。

合わせて動くことになる。

ここで。

その拳を掴んで引いて。

無理やり移動させようとすると。

相手は。

その作用反作用に反応して。

運動線を。

自分の身体の重たい方に戻してしまう。

運動は。

その名の通り。

動きが運ばれるもの。

その動的な状態の変化を。

体験的に学んでいくことが必要。

そんな練習の一幕でした。

2019年8月10日(土) 練習日誌① 当たってからすり抜けるように

Permalink:

三才歩の練習にて。

上体を軸回転すると。

相手に動きが読まれてしまうので。

はじめに一歩出ても。

そちらにすぐに重心は移さずに。

二歩目に合わせて。

身体が自然に推移するように気をつける。

最初は。

一歩出たところで止まって。

相手に。

胸の真ん中に手を宛がって。

軽く押してもらいながら。

二歩目を動くようにして。

相手の腕を。

回避しながら動けるかを。

体験的に試してみる。

回転すれば。

その軸を押されてしまうし。

一歩目で重心を移し始めていれば。

躱す隙間がなくて。

やはりその体を崩してしまう。

慣れてきたら。

相手に。

一本捶を放ってもらって。

一歩目では体はそのままに。

相手の捶が。

自分の胸に触れるくらいで。

二歩目を動いていく。

うまく。

回転もせず動けていれば。

相手の捶は。

自分の胸の表面を。

滑るように外れていく。

後の先のための備えにもなる。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年8月17日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2019年8月17日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2019年9月21日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

2019年7月27日(土) 練習日誌④ 跨を緩め浮き身を掛けて三才歩

Permalink:

足を肩幅くらいに開いて。

膝を少し緩めて立つ。

そこから。

相手が一本捶を放つに対して。

三才歩を施していく。

ここで。

わかりやすく。

片足に体重を移してから。

前に歩み出すと。

間が合わない。

かつ。

相手にも気取られてしまう。

ので。

片方の跨を。

少し緩めて。

土踏まずの。

少しの空間を使いながら。

軽く浮き身になって。

その間に。

反対側の足を前に出すようにする。

見た目としては。

その場に立ったまま。

おもむろに。

片足が前に出てくるよう。

そして。

実際には。

少し軸がずれているので。

相手は芯を捉えにくくなって。

その捶を外すことも。

簡単になる。

そんな練習の一幕でした。

2019年7月27日(土) 練習日誌③ 合一した慣性からの三穿掌

Permalink:

下丹田と中丹田。

外三合。

これらの合一で単換掌を打つ。

すると。

前足の方向に。

まとまった慣性が生じて。

そこに導かれるように。

身体の支えを外してあげると。

前方に歩み出すことができる。

その慣性に乗りながら。

身を開いて。

穿掌を。

三連続で放つ。

足で頑張って踏み込むことはせず。

身体の開きによって。

足は。

とっとっとっと。

ついていく形。

脊椎を中心に動いては。

遠心力に振られてしまうけれど。

開く動きで。

左右の軸は。

慣性の軌道上を辿れれば。

邪魔されることなく。

一息で連掌できる。

素早い三連撃は。

単純ながら効果は高い。

そんな練習の一幕でした。

2019年7月27日(土) 練習日誌② 身の開きと腕を合わせて衝捶を

Permalink:

身体の動きと。

腕の外三合を一致させる練習。

捶を打つ肩と。

同じ側の跨を軸にして。

身体と腕が開くような形にすると。

衝捶を打つ形。

八卦掌では穿掌を打つ形となる。

動きの。

慣性を合わせることは。

説明の上では。

理解できるところだけれど。

身体が。

分解されておらず。

練られていない状態では。

各節が錆びていて。

上手く慣性を伝えあうことができず。

合計した力が出ない。

一度。

分解することによって。

勁の通り道を。

滑らかにしてから。

その動きに合わせ直すことが必要。

合一させてから。

崩して。

再度合一するか。

先に崩してから。

合一を目指すか。

その道程は幾つかあるけれど。

目的を理解していないと。

その過程そのものが崩れてしまう。

そんな練習の一幕でした。

2019年7月27日(土) 練習日誌① 身の転回と腕を合わせて単換掌を

Permalink:

肘の開き。

肩の開き。

外三合を合わせるところから。

動きの起点と終点。

それらの間が合うようにする。

それを馴染ませたら。

動かす肩と。

反対側の跨。

こちらの跨を軸として。

身を外に転回させて。

そこからの動きと。

腕の動きを合致させていく。

転回と言っても。

脊椎を中心に回るのではなく。

重たい上体部分が。

なるべく動くように軸をとる。

これまで。

なるべく節をばらばらに。

動かす練習をした上で。

それらの運動を合わせ込んで。

各部分の慣性が。

一致した状態で。

単換掌を打ち込んでいく。

その慣性の合算の大きさも去ることながら。

一拍で放たれる。

その間を読むことは難しい。

後は。

それを流れの中に組み込むか。

起こりを決して。

無拍子に至らせる。

そんな練習の一幕でした。

2019年7月20日(土) 練習日誌④ 走りながら芯をずらして捕獲を避ける

Permalink:

自分の立っている軸をずらして。

その場で相手のタックルを受け留められたら。

少し移動しているところで。

それを横から組み敷こうと。

タックルしてくる動きにも対処する。

横からの動きに対して。

単に逃げようとすると。

相手は。

こちらの芯の線形的な動き。

今の動きの延長上の動きを。

読み取ることができて。

それを追って捕獲することができる。

なので。

延長上の動きではなく。

意図的に。

相手の軌道からは。

急旋回が必要となる位置に。

自分の芯を置き。

なおかつ。

少し芯と軸が向く方向を変えてやる。

すると。

相手は。

芯に対して直接的にぶつかることはできず。

腕で引っ掛けることしかできず。

かつ。

歪んだ力を発揮することしかできない。

その力は。

こちらの芯からは外れているので。

回転させられるに。

少し任せてやれば。

ずるりと滑り落ちて。

相手だけが遠心力で振り回されることになる。

相手の力を。

十二分に発揮させない。

そんな練習の一幕でした。

~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

Powered by Blogger.