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2016年9月3日(土) 練習日誌③ 丁字に一歩を踏み出す

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太極拳の金剛搗碓(こんごうとうたい・すい)で。

開いた足と垂直の方向。

丁字に足を踏み出す。

歩の進め方。

それ自体はただ前に進む。

その歩法と変わらない。

肚を一度右に寄せて。

右足に重心が乗る前に。

跨を緩める。

ただそれだけ。

但し。

一瞬右足だけで立つときに。

右膝に荷重が掛からないように注意。

大腿直筋を緩めて。

膝が爪先から出ないようにしておく。

そうして。

重心を固定させずに。

ゆらりと出た一歩は。

進める歩の方向に運動を伴わせてくれる。

試しに。

歩を出すところに。

相手に立って両手を前に出してもらって。

歩を出したときに。

両手に触れてみれば。

それだけで相手は慣性を受けて。

後方に退がらされてしまう。

しかも。

この前方への推進力は。

自分で前足で止めていることで。

いつでも発揮できる状態になっている。

歩を進めて止まっているところから。

相手に両手で身体を押さえてもらって。

好きなときに。

この前足の支えを抜けば。

足を前後で止めていても。

全く押さえることができない。

自由自在。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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