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2016年9月10日(土) 練習日誌① 接点の手前にぶつけてやる

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足を前後に開いてもらって。

胸を貸してもらう。

掌を胸にぺたりとつけて。

相手を後退させる。

そのために。

掌で押すのではなくて。

肚から捻じり出して。

肩を前方にぶつけるように弾き出す。

そのまま腕を真っ直ぐにしていても。

その衝撃は相手に伝わるのだけれど。

衝撃が大きいので。

敢えて。

肘を曲げることで緩和してあげる。

すると。

自分の肘が。

相手の胸と自分の肩に挟まれて。

そこに滞りが生まれるので。

上腕の筋肉を緩めてあげて。

改めて威力を通すようにする。

すると。

瞬発的な衝撃力ではなくて。

柔らかい力に変化して。

相手の身体を揺らすような作用が生まれる。

また。

継続力のある作用が生まれる。

その結果。

足を前後に開いていても。

ゆるりと後退させられたり。

上体がのけ反って身を崩されたり。

人によって様々だけれど。

理解し難い力の作用で。

思い思いに崩されていく。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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