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雑記: 緊張を加えないこと

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ある技術や形を練習するときに。

はじめて取り組むときは。

どうしても。

その動きを始動させるときに。

ある種の緊張が走ってしまう。

それは頭の切り替え。

脳の切り替えのために。

仕方のないこと。

なのだけれど。

その緊張は。

筋肉の緊張も呼んで。

溜め。

居着き。

といったよくない状態を呼び込んでしまう。

この。

ある種の緊張が存在する。

ということを。

知っておくことが大事だと思う。

知っていれば。

それを止めることができる。

同じような動作をしても。

上手く行くときと。

上手く行かないとき。

その要因のひとつに。

この緊張が存在することを知っておくといい。

所謂。

これからやるぞ、せーの。

といったような弾み。

切り換えのようなスイッチ。

これをなくしていくことが必要になってくる。

ただ支えを外す。

矢を番えた指の力を。

そっと緩める。

矢を留めた摩擦が足りなくなると。

勝手に矢が放たれていく。

起こすのではなくて起こる起こり。

そこへのこだわりが。

拍子を消して。

無拍子へ繋がっていくのだと思う。

そんな自然の理のひとつ。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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