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2016年4月2日(土) 練習日誌① 形意拳:鶏行歩で米を食す

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形意拳の套路練習。

十二形拳から鶏形。

起式を終えて三体式に構えたところから。

後ろ足では蹴らずに。

前足の拇指球と小指球の支えを外して。

前に進み出る。

そのまま後ろ足を前足の横に揃えて。

爪先立ちに。

再び前足だった足の支えを外して。

前に進み出る。

今度は後ろ足だった足を前に出して。

反対の足をまた追いつかせて横に揃える。

これを繰り返して歩くのが鶏行歩。

身体を回すことなく。

腰を切ることなく。

並行に進み続ける。


足を揃えたときに。

爪先立ちになる側の腕が振り出されて。

肋骨下に差し込む掌法と。

引き手と入れ違いに突きこむ捶法を繰り返す。

鶏が米を啄ばむように。

足が揃って不安定な姿勢に見えても。

蹴らずに落ちずに進み出られれば。

その重心の移動と。

急停止の連続で。

前から止めようとしても。

その歩みを止めるのは非常に困難。

横からみると。

移動に伴う加減速は。

正に鶏のそれに似る。

金鶏食米。


この部分だけを切り取って。

場内を行ったり来たり。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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