理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu

2019年1月12日(土) 練習日誌② 頭の骨を把握してふわっと乗せる

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力を緩めて。

中立な状態で立つときの。

確認するポイントとして。

頭の位置を整える。

頭蓋骨を。

楕円で捉えると。

頬骨の下端と。

耳後ろの窪みの上端。

後頭部の盆の窪の上端。

この辺りが。

一直線になると。

頭の重さが。

偏りなく水平に保たれる。

二目平視として。

実現される。

要訣のひとつでもある。

単に。

目が真横に並ぶのではなくて。

地面と。

平らな線で並行するようにする。

改めて。

その意味を確認して。

その状態を経験する。

頭蓋に。

偏りが出ていないことで。

その後の動きに。

偏りにより拘束が。

起こらないようにする。

練習場に移動式の鏡が複数枚あったので。

三面鏡的に使って。

自分の目で真横からみた状態を確認。

そんな練習の一幕でした。

2019年1月12日(土) 練習日誌① 正中線をほどいて中立に臨む

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正中線を強く出すのと別に。

強弱をコントロールする。

そのための。

最も弱い。

中立的な状態を作る。

逆説的に。

まずは。

身体の各部位の。

転倒を協調して。

自分が出せる。

なるべく強い正中線を。

出した状態を作る。

そこから。

それらの保ち合いを。

ふっとほどいて。

身体が落ち着くところに。

任せてみる。

そうすることで。

正中線としては。

いつでも出せるけれど。

動きを起こす前の。

最小限の力で立つ。

そのような状態を。

経験し易くなる。

それは。

最も不安定でありながら。

最も変化し易い状態であって。

そこから始めるのに。

適した状態。

慣れないと。

頼りなくて。

落ち着かない気持ちになったりする。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年2月2日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2019年2月2日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年2月16日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年3月2日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年3月16日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2018年12月22日(土) 練習日誌④ 肩甲骨を開くことで動きを起こす

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相手に逆手で。

自分の手首を握ってもらって。

まずは。

正中線を強くして。

相手の引っ張りを打ち消して。

そのときに。

肩甲骨を背中側に。

寄せて合する。

そこから。

正中線を弱めて。

背中に肩甲骨を。

引き込む力を緩めると。

肩甲骨が開き始めて。

体側側に移動しようとする。

その慣性を使って。

手首を掴んでいる。

相手の手が。

自分の肘を動かしてから。

動くように。

自分の手首と肘の間の。

手首よりの場所に。

動きの支点をもっていくと。

その慣性に巻き込まれて。

相手は回転運動を始め。

身を低くすると。

その場に転げ落ちてしまう。

重たい部位をどう動かして。

末端に伝えるか。

そんな練習の一幕でした。

2018年12月22日(土) 練習日誌③ 劈で腕を左右に分かれゆかせる

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形意拳の順番としては反対であるが。

虎形拳を練習してから。

劈拳(ぴーちぇん)の練習に移行。

前手は。

肘を振り下ろしきらずに。

前方に慣性を転嫁して。

後ろ手は。

八極拳の虎僕のように。

自分の腰元まで落とし込む。

腕を。

左右に分かれゆかせることで。

相手が。

邪魔をする腕などを。

落としながら。

自分の打撃を。

滑り込ませる。

単に。

それぞれの腕が。

それぞれの動きをすると。

練習するのではなくて。

両方とも。

統一された起源の中にあって。

表現が変わった動きである。

そうして認識することが大事。

そんな練習の一幕でした。

2018年12月22日(土) 練習日誌② 先端を分銅のように揺らし打つ

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正中線の強弱で。

腕を振り上げ振り下ろす。

八極拳の虎僕(こぼく)と。

形意拳の虎形拳。

いずれも虎を模した動作。

それぞれを練習。

身体の中心から。

発せられるその力は。

非常に強力であるが故。

そこで振り下ろされる。

腕を力強く相手にぶつけると。

自分の腕ももたない。

なので。

打ち当てるその先端は。

分銅のように。

その手前を鎖かの如く。

緩やかにしておく方がよい。

それは。

ドアをノックするように。

手首を緩めて。

また。

前腕を打ち当てるのであれば。

肘を特に緩めて。

そうして。

先端を揺らし打つか。

もっと近接して。

腕全体を緩めて。

相手をその場に組み敷く。

虎が。

全身で相手に覆い被さる。

その形に入ることが大事。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年1月26日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2019年1月26日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年2月2日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年2月16日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2018年12月22日(土) 練習日誌① 頂肘と沈墜と十字と浮き身

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八極拳の頂肘。

身体を正面に向けたところから。

半身に向かって。

骨盤を旋回させていく。

このときに。

単に回転してしまうのではなく。

両の大転子が。

前方にスライドする。

そういった動き方をすると。

前方への慣性が生じて。

大腿直筋の緩めを使って。

浮き身を使うと共に。

正中線を出して。

沈墜を起こしつつ。

十字勁で肘を打つ。

そうすることで。

慣性と浮き身によって。

後ろ足で蹴ることなく。

頂肘の形をとりながら。

何歩分も。

間を詰めることができる。

それは。

間を詰めてから頂肘を打つのではなく。

頂肘の形で間を詰めるのではなく。

その二つが同時に合わさった状態。

来ると思っていない間に。

挟み込まれる動きに。

相手は虚を突かれて。

避け損ねる。

そんな練習の一幕でした。

2018年12月15日(土) 練習日誌④ バネを捻じったように翻って閃通背

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身体を通す撓る力を使って。

くるりと振り返る練習。

太極拳の閃通背(せんつうばい)。

予備練習として。

両足を肩幅くらいに。

並行立ちで開いて。

正中線を軽く出して。

維持したところから。

膝は前。

大転子は後ろ。

板ばねが縮むように。

力の緩めではなしに。

折り畳む。

まずは。

そかから。

正中線を緩めるように。

解放すると。

上方にふわっと浮き上がる。

この感覚を得たら。

今度は。

縮んだときに。

右肘を左の膝に。

左手首を右の肩甲骨に。

それぞれ近づけるようにする。

すると。

捻じりの力が蓄えられるので。

これらを解放する。

畳みと捻じり。

二つの慣性の解放で。

地面を蹴ることなく。

振り返る力が生じて。

くるりと翻ることができる。

後は。

その慣性を整えて套路の形に落とし込む。

まずはそこから。

そんな練習の一幕でした。

2018年12月15日(土) 練習日誌③ 虎が僕すように下方に潰しこむ

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正中線を出しながら。

腕の力を緩めることで。

下方への強力な慣性を起こせる。

それを利用して。

八極拳の虎僕(こぼく)を練習。

顔の高さまで。

上げ込んだ両腕を。

正中線を出すことで。

自分の身体の近くに。

寄せながら。

畳み込む。

虎などのネコ科の動物が。

獲物に襲い掛かる。

そんな形式。

打撃として用いても。

地面に圧すために用いても。

どちらでも使える。

虎にせよ人にせよ。

その腕の太さは。

体幹よりも細いので。

体幹の力を。

腕で受け止めることはできない。

力を緩めて。

相手に伝達するのが一番。

試しに。

相手に腕を水平に前に出してもらって。

両腕で支える形をとってもらい。

そこに虎僕を一発。

その下方の大きな力の。

威力を逃がすためか。

支える脚を地面から外した結果。

漫画のように。

その場に潰れ込んだ。

やはり危険なので。

ほいほい当てるのは止めた方がよさそうだ。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2019年1月19日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2019年1月19日 土曜日
時間 11:30~14:00
場所 -

日付 2019年2月23日 土曜日
時間 10:30~13:00
場所 -

日付 2019年3月23日 土曜日
時間 12:00~14:30
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

2018年12月15日(土) 練習日誌② 正中線を立てて下方の力を強める

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両腕を肩の高さに上げて。

肩と。

上腕の力を緩め。

上腕と。

前腕を下方に落とす。

単に。

力を緩めるだけでも。

充分に慣性は働くけれど。

そこに。

正中線を出す行為を。

足しこむと。

その慣性はさらに強くなる。

すると。

自分の挙げた。

両手を。

相手の両肩に添えて。

正中線を出しながら。

腕の力を緩めると。

突然。

自分の腰や。

膝の力が抜けたようになり。

地面に向けて。

しゃがみ込んでしまう。

注意するのは。

そのときの自分の意識。

身体全体となると。

その慣性が伝わるのも。

一瞬の時間差がある。

その間に。

重くて固いという。

手応えを感じる。

感じようとしてしまうと。

相手の肩を。

自分の掌と手首で。

押し始めてしまう。

すると。

とたんに反作用が生じて。

全く作用しなくなってしまう。

また。

相手の肩に手を添えたとたん。

頼りになるものがあると思って。

腕を支える力を。

先に抜いてしまうのもだめ。

自分で起こすべき。

慣性のきっかけが作れなくなる。

そういった。

自分で注意できる点に注意して。

現象を起こしていく。

そんな練習の一幕でした。

2018年12月15日(土) 練習日誌① 胸で挙げて肩で落とす

Permalink:

椅子に座った状態で。

両腕の上腕を身体の横に沿わせて。

垂れ下げて。

前腕は地面と平行に。

小さく前に倣えのような状態。

この前腕を。

相手に掴んでもらって。

自分の胸郭を。

後ろに倒すように傾ける。

腕の力を緩めなければ。

その力が伝播して。

相手を。

上方に逸らせ挙げる。

そんな効果を生む。

そうしている間に。

それまで。

接合させていた。

肩回りの力を緩めて。

腕の形はそのままに。

腕の支えを取り払う。

すると。

上方に向かう力に。

抗していた力と。

下方に腕が落ちる力が合わさって。

相手は。

自らその腕を追うように。

地面に膝を着くことになる。

腕を離せばよいものの。

それを忘れてしまうほど。

あまり調子に乗ってやっていると。

膝を地面に打ち付けるので。

その辺りは注意。

そんな練習の一幕でした。

2018年12月8日(土) 練習日誌④ 張りて引かれて緩みが疾くなり

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力を単に緩めるだけだと。

速さがなく。

威力が足りなく思える。

だけれど。

それは。

始めの内であって。

緩めの連鎖。

もしくは。

張りを併せることで。

その状態は変わることとなる。

右腕を肩の高さに上げて。

相手に下から支えてもらったら。

腕を支えている力を。

緩めるのだけれど。

そこに合わせて。

体幹を形作る。

正中線を一気に出すようにする。

すると。

力を緩めたことによる。

腕の落下と。

中丹田の回転による。

腕の下方への運動。

それが合わさって。

強め合って。

鋭い力を発することができる。

初めから。

この速い力を練習すると。

緩めの感覚がわからなくなるので。

まずは。

遅くても。

緩める感覚を作り。

後でまとめていく順番。

そんな練習の一幕でした。

2018年12月8日(土) 練習日誌③ 受動筋を緩めて骨を動かせしめる

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右腕を。

上腕は地面に水平。

前腕は地面に垂直に立て。

前腕はやや前傾させる。

その腕を。

相手に両手で掴んでもらう。

相手に掴まれても。

自分の腕を。

その形に保つ。

その筋肉への力の入れ具合は。

全く変えず。

上腕で。

自分の前腕が倒れる。

それを留める力を緩めれば。

前腕が運動する。

その慣性が。

相手に伝わって。

相手は。

その腕が伸びることを。

止めることが難しい。

腕は。

単に腕といっても。

それを形成する。

筋。

骨。

腱など。

様々な要素が存在する。

例え。

腕を掴まれているとしても。

それらの要素の。

どれかが運動を始めれば。

慣性は生じて。

掴んでいることで。

伝わってしまう。

但し。

相手をどうこうしてやろうとすると。

掴まれているところに。

作用を入れようとしてしまい。

そこで反作用が生じてしまうので。

意識の注意も必要。

そんな練習の一幕でした。

2018年12月8日(土) 練習日誌② 受動筋で形を定めて変わるに任せる

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力を伝達する上で。

慣れないと難しいのは。

伝達する腕などの操作を。

作為的に行ってしまうこと。

慣れるための。

練習を少し。

右腕を胸の慣性で持ち上げて。

各関節は。

それより先の。

重さが引かれるようにする。

釣り竿を垂らすように。

根元で支える感じ。

そうして上げた腕を。

相手に両手で掴んでもらって。

自分は。

根元である。

脊椎を動かすようにする。

まずは。

単に捻じり回すように。

このときに。

相手が柔らかく掴んでいれば。

自分の腕は形を変えず。

相手が固く掴んでいれば。

自分の腕は置いていかれるように。

その形が変わるところで変わっていく。

それを無視して。

廻り続ければ。

どこかで相手が慣性に耐えられなくなって。

外側に動かされていく。

どこかで。

腕が離されれば。

元の形に戻っていくし。

仮に相手の踏ん張りが強ければ。

自分は自分の腕を巻き取りながら。

自分の身体を移動させていくことになる。

まずは。

為されるがままに。

そうあるということ。

そこに慣れていく。

そんな練習の一幕でした。

~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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