理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu

2018年1月20日(土) 練習日誌② 両腕の開きから頂肘を

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胸と背中の。

交互の緩めによって。

腕を真横に開く練習から。

応用として。

八極拳の頂肘に繋げてみる。

身体に対して。

①前面。

②後面。

③前面と。

入れ替えるように力を緩めて。

①から②で正面に両腕を上げ。

そのまま胸前に腕を抱え込み。

②から③で脇に収まった肘を。

再び水平に跳ね上げる。

この流れの中で。

跨の動きで。

足を前方に滑り出させて。

身体を真横に展開させる。

相手の捶を捌きながら。

入れ替わるように打つことも。

前手を挙げて。

防御している腕を。

横から捌いて滑り込むことも。

体幹の動きを中心に。

制しながら自由に入ることができる。

本当に肘を宛がってしまうと。

危険なので。

まずは入り込むところと。

宛て込む一瞬手前まで。

それでもひやりとする。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2018年2月10日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2018年2月10日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2018年2月24日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2018年3月10日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2018年1月20日(土) 練習日誌① 縮んでから両腕を開く

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東京の練習始め。

体幹からの慣性を使って。

両腕を浮かせてから。

背中側を緩めると。

若干背中が丸まるように。

胸側が縮んでいく。

それにつられて。

両腕も拳が胸前に。

吸い寄せられてくる。

ここで再び。

腹筋の上部など。

前面の力を緩めるようにすると。

肩甲骨が。

背中の中央に寄せられていって。

その動きで。

肩。

肘。

手首の順で。

真横に両腕が開いていく。

太極拳の。

蹬一跟(とういつこん)の打や。

八極拳の。

打開の動きになる。

試しに。

相手に軽く胸を狙って。

捶を放ってもらって。

丸まる動きで手を捌き。

そこから両腕を開いていく。

攻撃をいなされた後に。

堪えられない力が入ってくるので。

思わず後方に飛ばされていく。

油断すると結構危ない。

そんな練習の一幕でした。

2018年1月13日(土) 練習日誌③ 手首を柔らかくして伝達する

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相手に刃物を持ってもらって。

正面から突き込んでもらう。

刃はもちろん。

引いて潰してあるけれど。

その刃の横から。

或いは握った拳を横から。

手の甲で触れて。

そこから。

手の甲で押すのではなく。

手首を柔らかく。

曲げながら。

手首が先行するように。

相手の触れた点を潜るようにする。

但し。

完全に潜ってしまうのではなく。

自分の手の甲が。

相手の腕に。

少しでも被るようにする。

すると。

自分の腕の運動が。

相手に伝わって。

その運動で相手の身体が。

腕を含めて制御できる。

そのまま。

手首を先行させて。

運動を続けると。

相手の腕を。

刃物を制御することができる。

後は。

手首の動きのために。

自分の身体をどう繰るか。

それを色々試して学んでいく。

手の甲で触れたときは手首。

前腕で触れたときは肘か手首。

上腕で触れたときは肩か手首。

その法則を掴んでいく。

そんな練習の一幕でした。

2018年1月13日(土) 練習日誌② 片腕で制して打つ

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力を込めず。

浮かした腕は。

体幹の運動を。

相手に伝達させ易くなっている。

それを使って。

相手が構えた前手に向かって。

軽く一方踏み出して。

こちらの前手を触れさせる。

相手の手に触れたら。

決して。

自分の前腕を自分で曲げることなく。

障害物に当たっているから。

勝手に曲がる程度に。

腕が押し畳まれるようにする。

すると。

自分が前進した慣性が。

相手に伝わり。

身が崩れていく。

そこから。

畳まれた腕の。

上腕の力を緩めることで。

前腕が下方に運動する慣性を得ることで。

相手の前腕も押し下がり。

自分の拳が相手の内に滑り込む。

ここから。

勢いよく。

自分の前手側の。

肩を後ろに引くことで。

短距離の打撃を。

相手の胸元に打ち込んでみる。

どこにも。

腕力を活躍させることはなく。

それでも。

打ち込まれた衝撃は大きい。

軽く当てただけでも。

顔を歪ませるほど。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2018年1月27日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2018年1月27日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2018年2月10日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2018年2月24日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2018年1月13日(土) 練習日誌① 腕を浮かすように

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新年の練習始めは。

地味に腕を上げるところから。

胸郭を。

後ろに倒す運動を起点に。

腕を上げるようにする。

そうすると。

力の緩めの。

連鎖を使うことになり。

腕は。

慣性を利用できることになる。

その結果。

力みで持ち上げるのではなく。

運動で持ち上がることで。

余分な力を掛けることなく。

肩の高さであっても。

腕を浮かすことができる。

後は。

そこから力を足すことなく。

身体の動きによって。

腕を制御していく。

試しに。

相手に挙げた両腕を掴んでもらったところから。

相手に対して。

背を向けるように。

身体を回転して身を低くする。

相手は。

その慣性の伝達を受けて。

腕を交差させながら。

地面に転げ落とされていく。

腕を浮かせた後は。

いかに腕に力を込めないようにするかが勝負。

そんな練習の一幕でした。

2017年12月23日(日) 練習日誌④ 慣性を操って真上に持ち上げる

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ちょっとした遊びで。

相手の身体の慣性を操って。

重さを中和してみる。

相手にこちらの肩に手を置いてもらう。

こちらは。

ほんの弱い浮き身を使って。

相手に前方からの慣性を掛ける。

跳ね飛ばさない程度に留めると。

相手はそれを埋めるように。

自分から前方への慣性を。

その身の中に作り出す。

そうしたら。

前後に開いている足の。

前足を鷲掴みにして。

そのまま真上に持ち上げてやる。

普通なら。

人体を真上に持ち上げるのは結構大変なのだけれど。

相手は。

自分で慣性を前方に生み出したことで。

こちらに向けて。

軽く倒れこむような状態になっている。

なので。

相手の重さは。

直立に立ちながらにして。

こちらの方に流れ込んできているので。

重さがこちらに移っていて。

持ち上げやすくなっていたりする。

芸としてではあるけれど。

現象としては面白い。

持ち上げられた方は。

驚いた後にちょっとした恐怖を味わえる。

そんな練習の一幕でした。

2017年12月23日(日) 練習日誌③ 落下からの支えの外し

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浮き身になっている間に。

足を動かす練習から。

並行立ちで。

足を肩幅くらいに開いて。

浮き身になったところで。

片足だけを少し外に開く。

すると。

足を開いた側に。

推進力が生まれる。

ここからさらに。

開いた側の足の。

足首と。

膝の支えを緩めると。

その推進力を保ったまま。

開いた足に寄ることができる。

相手に。

横に立って肩を押さえてもらって。

足の開きと。

寄りを掛けると。

開いた瞬間に崩されて。

寄るところで大きく飛ばされる。

相手の懐に入り込みつつ。

肩を宛てて。

相手に衝撃を伝えて。

跳ね飛ばすときに使える。

直接打撃というよりも。

周りの構造物にぶつける方が効く。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2018年1月20日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2018年1月20日 土曜日
時間 9:00~11:30
場所 -

日付 2018年2月17日 土曜日
時間 9:00~11:30
場所 -

日付 2018年3月24日 土曜日
時間 9:00~11:30
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

2017年12月23日(日) 練習日誌② 浮き身の間に半歩進む

Permalink:

跨と胸と首の緩めから。

足への荷重を抜いて。

浮き身になる。

そのままの降下は。

みんな慣れてきたので。

少し難易度を上げて。

浮き身になった瞬間に。

足を動かす練習をしてみる。

足を前後に開いて。

浮き身になった瞬間に。

後ろ足を前足に寄せる。

跨を前傾させた動きも使うと。

身体が降下するよりも。

足が寄るための。

膝が曲がる動きの方が速い。

そして。

半歩寄る動きは。

前方への重さの移動を起こしていて。

前向きの慣性を生み出す。

なので。

前方に相手に立ってもらって。

手を前に突き出し。

互いの手が触れた状態で。

浮き身から半歩進むと。

その慣性で。

相手は後方に跳ね飛ばされてしまう。

それも。

手に衝撃は感じず。

背中から後退させられる感じ。

そんな練習の一幕でした。

2017年12月23日(土) 練習日誌① 跨の緩めから小纏

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小八極の套路練習。

大纏崩捶して拗步捶を打ち込んでから。

右小纏絲(みぎしょうてんし)だけ。

右の捶が出ているところから。

右の跨を緩めて。

すぐに左の跨の緩めで戻す。

その作用を使って。

一瞬だけ右の肩が。

後ろと前を行き来する。

そこに合わせて。

上腕二頭筋の緩めと。

三角筋の緩めを施すと。

右腕が。

小さく旋回する。

体幹から起こった。

小さな入れ替わりの連続。

最後は。

手首が地面方向に押さえ込まれ。

拳は。

バイクのハングオンのように。

若干握りこまれつつも。

手首より下に垂れ下がらないように注意。

まずは。

相手に手首を掴んでもらって。

ゆっくりと動作を確認。

そのあとは。

肚の動きを素早くして。

運動の速度を上げてやると。

軽く手が振れた感じで。

相手は地面に落とされてしまう。

慣れれば身の揺れでコトが済むけれど。

始めは頭が混乱して苦労する。

そんな練習の一幕でした。

2017年12月16日(土) 練習日誌③ 支えの外しと打ちの起動を分かつ

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肩の突き出しからの。

拳の打ち出しに慣れてきたら。

肩を突き出すまでの過程を。

跨の緩めや。

肚の側面の緩めからの。

体感の揺らしで行うように。

推し進める。

腕を打ち出す方向は。

腕のどの筋肉を。

どのタイミングで緩めるかで。

好きなように変えることができる。

その上で。

足を前後に構えて。

跨や肚を動かした後に。

もしくはその前でも。

好きなタイミングで。

前足の支えを外す。

足首の力の緩めでも。

前足全体の持ち上げでも。

どちらでもよく。

すると。

打ち出そうとする動作とは別に。

支えが外れたことで。

前方に移動する動作が加わる。

普通であれば。

一歩踏み込んでから。

足場を固定して打ち込んだり。

踏み込みと同時に。

体重を掛けて打ち込むことが。

大体の定石になっているけれど。

それらの固定な旋律を外して。

間を使って打ち込むことができるようになる。

そうして。

拍のない動きを目指す。

そんな練習の一幕でした。

2017年12月16日(土) 練習日誌② 腕の開きと上腕の余裕と

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ナイハンチの形から。

少し形を変えて。

肩の慣性で鉤状に拳を振り打ちしたら。

胸前の拳の。

飛距離をもう少し伸ばす。

そのために。

拳が前面に出てくる過程で。

上腕二頭筋の力を緩める。

すると。

前腕が上腕と離れて。

開く方に倒れる。

その分。

腕が曲がって上腕が詰まることがなくなって。

上腕が。

右胸も前まで倒れこむ。

余裕が生まれる。

上腕の胸への倒れこみと。

前腕の外側への開き。

2つが合わさることで。

胸前への鉤突きが。

そのまま。

横への突きに発展する。

ただし。

実際に当てようとすると。

どうしても。

衝撃に備えて肩に力が入りがちになる。

肩に力が入ると。

慣性を止めてしまうので。

相手に当たっても。

力を緩めた状態を保つことが大事。

上手くできれば。

真横に居る相手を。

おもむろに打ち抜くことができる。

そんな練習の一幕でした。

2017年12月16日(土) 練習日誌① 肩甲骨の重さと入れ替えに

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ナイハンチの形を取り出して。

右の拳を腰元に構え。

右の肩を前に突き出す。

肩を前に出す力を緩めて。

鎖骨が後ろに下がって。

肩甲骨が落下する運動を使って。

入れ替わりで。

身体の前面を鉤突きする。

あくまで。

運動の入れ替わりであるため。

力を緩めるだけで。

力を込めるところはない。

つい。

腕を支えないといけないという意識で。

肩に力が入ってしまうので。

終わった形で。

肩が上がってしまっていないかを確認する。

動きがわかったら。

右に構えた拳を。

前方から押さえ込んでもらう。

拳に力を込めてしまったり。

手首を固めてしまったり。

末端からの反作用を受ける所作をしなければ。

肩回りの重さの慣性が。

上腕と前腕を伝わって。

相手を軽々と引き摺りながら。

拳は。

自分の前面に移動してくれる。

あくまで力は緩めるだけ。

そんな練習の一幕でした。

2018年 明けましておめでとうございます

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新年好!

今年も始まりました。

旧年は。

身体をそれぞれ磨いてもらったので。

今年は。

それを活かして。

相手との関係性。

その辺りを。

深めていければよいなと思います。

個性も育てながら。

より自由に。

より愉しく。

そんな一年になることを願って。

今年も。

ゆるゆると進めて参りましょう。

そんな新年のご挨拶。

~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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