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2017年12月23日(日) 練習日誌④ 慣性を操って真上に持ち上げる

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ちょっとした遊びで。

相手の身体の慣性を操って。

重さを中和してみる。

相手にこちらの肩に手を置いてもらう。

こちらは。

ほんの弱い浮き身を使って。

相手に前方からの慣性を掛ける。

跳ね飛ばさない程度に留めると。

相手はそれを埋めるように。

自分から前方への慣性を。

その身の中に作り出す。

そうしたら。

前後に開いている足の。

前足を鷲掴みにして。

そのまま真上に持ち上げてやる。

普通なら。

人体を真上に持ち上げるのは結構大変なのだけれど。

相手は。

自分で慣性を前方に生み出したことで。

こちらに向けて。

軽く倒れこむような状態になっている。

なので。

相手の重さは。

直立に立ちながらにして。

こちらの方に流れ込んできているので。

重さがこちらに移っていて。

持ち上げやすくなっていたりする。

芸としてではあるけれど。

現象としては面白い。

持ち上げられた方は。

驚いた後にちょっとした恐怖を味わえる。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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