理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu

2017年 よい年をお迎えください

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気がつけば今年もお仕舞い。

今年は。

今年も。

色々な練習に挑戦しました。

会員さんたちも。

層を重ねるように。

できることが増えていっていて。

それと共に。

挑戦できる。

練習内容も増えてきています。

これを繰り返して。

気がつけば。

以前とは違う景色。

以前とは違う場所に。

立っていられると。

面白いなと思います。

兎にも角にも。

皆々様が。

よい年をお迎えいただければ。

これ幸い。

来年もよろしくお願いいたします。

再見!

2017年12月10日(日) 練習日誌③ 単純に腕を投げ当てる

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腕の重さを単純に感じるために。

パンチミットに対して。

腕を放り投げて当ててみる。

だらりと腕の力を抜いて。

身体で揺らして放ってみる。

放物線を描きながら。

その延長上にミットがこれば。

重さが相手に伝わるのだけれど。

いくつかの理由で。

慣れない内は。

重さを伝えることに失敗する。

例えば。

ミットに到達する前に。

自分の肩や背中で威力を止めてしまうこと。

腕が伸び切ろうとすると。

その腕を支えてしまう。

すると。

上腕以降の重さくらいしか使えず。

また。

運動もそこで止められてしまう。

他には。

ミットに当たったところで。

拳や腕を固めてしまう。

これも。

衝撃に備えようとしまうため。

できれば。

ミットに拳が当たっても。

後から来る前腕や上腕を邪魔しないように。

手首や肘がゆるゆると。

軽く曲がるくらいがちょうどよい。

流れを止めているのは。

ほとんど自分の癖だったりするので。

それを知るのも大事なこと。

そんな練習の一幕でした。

2017年12月10日(日) 練習日誌② 体重は掛けずに慣性を伝える

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三日月返しと水月返しの締めくくり。

顎先と首筋を打ったら。

前に出ている相手の膝裏から。

前方に向けて蹴りこむ。

もしくは。

鳩尾と天柱を打ったら。

膝蹴りを再び鳩尾に向けて。

そのまま下に潰しこむ。

いずれも。

最後は下向きの力を掛けるのだけれど。

上の位置を取ると。

つい。

下向きに体重を掛けたくなる。

けれど。

体重を掛ける行為は。

その体重を支える行為に繋がって。

その結果。

末端ではじめに支えとなる。

抵抗を作ることになる。

すると。

相手に体重は多少掛かるものの。

末端から反作用も掛かるので。

その反作用に耐えるために。

自分の体重は幾らか使われてしまう。

なので。

重さは自分で制御できるところで。

浮き身になることで。

少し下向きに移動させ。

その慣性を末端までの動きで相手に伝える。

成功すると。

結構な勢いで。

地面に潰れてしまうので。

加減に注意。

そんな練習の一幕でした。

2017年12月10日(日) 練習日誌① 返す刀で逆から打つ

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三日月返しと水月返しの練習の続き。

顎横。

鳩尾。

それぞれを振り打ったら。

体幹の回転を切り返す動きで。

軽く。

小さく。

肘を突き上げる。

打点の拳はあまり動かさず。

そして。

すぐさま肩回りの筋肉を緩めて。

肘が再び脇に収まる動きで。

拳を。

相手への打点を迂回するように。

相手の裏に滑り込ませて。

打ち抜く。

顎横から首筋へ。

鳩尾から後頭部の天柱へ。

相手は。

一方を打たれたと思ったら。

次の瞬間には。

他方を同じ手で打たれるという。

理解し難い状態になる。

その速さを体感するために。

空中に手を置いてもらって。

それを表と裏から打ってみる。

掌に衝撃を受けている間に。

手の甲側からも衝撃を受ける。

その挟み込みに。

驚きを隠せない。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2018年1月13日(土)

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愛知の練習予定日です。

日付 2018年1月13日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2018年1月27日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2018年2月10日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2017年11月26日(日) 練習日誌③ 掌打と沈墜と

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両足を開く。

浮き身からの沈墜を使った遊び。

かめはめ波だとか。

波動拳ぽいことをしてみる。

腰に両手を揃えて。

正中線の撚りを使って。

両手を揃えたまま。

前方に掌打を放つ。

正中線の撚り返しも使うことで。

両肘が身体に小さく折り畳まれて。

両の掌が前方に推し出される。

これだけでも。

相手を退け崩すことはできるけれど。

ここに。

もう一工夫を加える。

相手に。

両掌が到達する頃に。

両足を開く要領で。

浮き身からの沈墜を掛ける。

慣れてこれば。

見た目ではわからない程度に小さくできる。

すると。

掌が触れたところから。

落下の慣性も加わることで。

耐えるための。

相手の腰が砕けつつ。

正中線を撚って得た慣性も加わって。

相手は。

背中と腰から。

後方に引かれるように弾け飛ぶ。

ちょっとした遊びだけれど。

案外。

様々な身体操作が収まっていて。

いい練習だったりする。

そんな練習の一幕でした。

2017年11月26日(日) 練習日誌② 水月返しと三日月返し

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テニスのフォアハンドとバックハンドの動きを利用して。

少林寺拳法の。

水月返しと三日月返しに取り組んでみる。

ここでは。

正中線の撚りを。

一往復半使う。

左足を前にしたところで。

相手が打ち込んでくるのに対し。

右に撚りを掛けて。

前手である左腕を。

右方に動かす。

この腕で。

相手の打ち手を絡める。

そこから。

左に撚りを掛けて。

左腕の先端を加速させて。

相手をさらにのめらしたら。

右腕を肩、肘、手首と。

両腕が交錯するように振り出す。

最後に。

再び右に撚りを掛けて。

右手の先端に衝撃を伝える。

相手の構えによって。

顎先を狙って三日月返しとするか。

鳩尾を狙って水月返しとするか。

趣向は異なるものの。

ここでは細かなところは置いておいて。

ひとつの身の遣い方で。

両腕が同時にばらばらに動く感覚を養う。

加えて。

きちんと中国拳法として。

腕の振り出しではなく。

肘から小さく入って。

縦に前腕を振るう。

蟷螂拳の劈(へき)に繋げて。

地面に伏せさせる練習も加えた。

そんな練習の一幕でした。

2017年11月26日(日) 練習日誌① フォアハンドとバックハンド

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正中線を撚る練習から。

バットを振る復習をして。

同じように。

テニスの。

フォアハンドと。

バックハンドにも挑戦する。

今度は片手ずつ。

とはいっても。

やることは変わらず。

正中線を撚って。

それに引き摺られるように。

肩。

肘。

手首と。

順に動いていく。

片手を。

正面から。

足を前後に。

両手で押さえていても。

正中線を撚り始めると。

背中や。

腰から。

後方に退かされてしまう。

フォアハンドであれば。

正面から顔面をはたくように。

バックハンドであれば。

横を通り過ぎざま同じく顔面を薙ぐように。

身体の中の。

小さな動きで。

末端を弾くような動きが作り出せる。

そんな練習の一幕でした。

2017年11月25日(土) 練習日誌③ 撚りと逆の撚りと

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身体の撚りを使って楼膝拗歩(ろうしつようほ)を練習。

前足が地面に着いたところから。

身体を左に撚ることで。

左腕が。

肩。

肘を先行させて。

指先が最も遅れるように動かしていく。

それだけだと。

右腕は。

肘が前に出ていくだけで。

なので。

左への撚りを。

途中から右への撚りに切り替える。

とはいえ。

そこまで能動的に切り替える必要はなく。

それまでの動きを。

止めてあげるだけでいい。

その減速によって。

左腕は。

膝前を通って脇後方に。

右腕は。

肩。

肘の引きで。

掌が前方に出ていく。

これらの動きを。

簡単に試行。

相手にお腹辺りを右腕で衝いてもらって。

左腕を上から乗せるようにして。

動きを掛ける。

そっと乗った腕につられて。

相手は態勢を崩しながら。

その後の右掌で。

顔面横を煽られて。

そのまま地面に倒れ伏せられる。

それほど衝撃を感じない故に。

止めることもまた難しい。

そんな練習の一幕でした。

2017年11月25日(土) 練習日誌② 撚り続けて膝行する

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片手投げの作法の中で。

歩かず歩き。

蹴らずに進む練習を混ぜる。

正中線を撚って。

右足の踵を軸に前足底を回す。

身が捩れてきて。

左足の跨の力を緩めると。

左膝が倒れて右膝の裏に寄ってくる。

右足の前足底の回転を止めると。

その回転は。

左足が右足を軸に回転し始めて。

前方に出ていく。

そのまま続けると。

自然と相手の懐の前に歩み出て。

そのまま。

右の跨も緩めると。

左膝をついた立ち膝になる。

それでも撚りを止めなければ。

左膝を中心に。

右足が回転して抜けて。

相手の横を抜けるような軌道になる。

この。

留まることのない移動は。

相手に伝わる慣性となって。

節目のない動きは。

堪えるための捉えも許さない。

合気道だと。

膝行と呼ばれるような動きに似る。

撚りの動きひとつで。

相手の腕の絡めと。

進行による崩し。

両方が成立して。

相手はなすすべなく床に放り出される。

あまり焦ってやると。

うっかり事故になる恐れがあるので。

ほどほどにするべしだ。

そんな練習の一幕でした。

2017年11月25日(土) 練習日誌① 正中線の撚りからの片手投げ

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正中線を撚(よ)る練習から。

右足同士を前に。

右手を相手の右手が掴む。

交差捕りの状態。

ここで。

正中線を右に撚る。

その撚りによって。

少し遅れて。

鎖骨と肩甲骨が移動し。

力の緩めによって。

肘が外に張り出し。

最後に。

手首が折れて。

指先が動き出す。

すると。

手首を掴んでいた相手が。

こちらの動きに繋がって。

不意に。

前にのめってくる。

そのまま。

正中線の撚りを続けて。

相手に背を向けながら。

相手の懐に入り込むと。

少林寺拳法の片手投げという技になる。

途中。

相手の手を潜るのだけれど。

腕を上げる動作は。

正中線の撚りから生まれていないので。

どちらかというと。

身を下げるときに。

脇の力を緩めて。

腕を置いていくようにして潜っていく。

腕の力でやろうとすると。

相手はすぐに察知して。

重心を後ろに下げてしまうけれど。

正中線の撚りから始めると。

察知する頃には。

すでに崩れ始めているので。

止めること能わずとなってしまう。

気づくころにはもう遅い。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2017年12月23日(日)

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愛知の練習予定日です。

日付 2017年12月23日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2017年11月11日(土) 練習日誌③ 体幹の捻じりと蟷螂の足と

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大木の捻じりの。

正中線の撚りから。

足を前後に立って。

後ろ足の。

膝を緩めていくと。

膝頭が。

前足の膝裏に寄ってくる。

そのまま撚りて。

蟷螂の尾のごとく。

跨を緩めて。

浮き身になれば。

両足のどちらも軸にならずに。

後ろ足を。

前方に持ってくるように。

回旋することができる。

足が回旋で振り出されたら。

正中線の撚りを反転させると。

各関節の戻りによって。

つま先が立つように。

踵が押し出されるように。

蟷螂拳の揪腿(しゅうたい)が放たれる。

地面を蹴って移動することなく。

身一つの。

翻りで。

下段への足の振りが振舞われる。

試しに。

相手の前足に。

引っ掛けてみれば。

大きな衝撃を受けるわけでもないのに。

膝や腰が。

均衡を崩したように。

力が抜けて屈曲する。

上体への慣性の入力ではなく。

下半身からの慣性の入力は。

また一味違った感覚がある。

そんな練習の一幕でした。

2017年11月11日(土) 練習日誌② 体幹の捻じりと交差の手と

Permalink:

大木を捻じる練習から。

頭上からみて。

時計回りに。

正中線を撚っていく。

それに合わせて。

それに遅れるように。

両の肘が。

右方へ曲げられていく。

右肘は上がり目で水平に。

左肘は下りて立てられるように。

腕の屈伸で形を作るのではなく。

身体内部の撚り合わせで。

自然と赴くままに。

試しに。

相手に右腕を掴んでもらって。

正中線の撚りを掛ける。

反作用のない。

腕の移動に乗せられて。

相手は前のめりに。

掴んだ腕が伸ばされて。

立てられた左前腕に捉えられる。

そこは。

梃子で関節が極まるというよりも。

右と左。

その交差する力で。

身体が流されていくよう。

加えて。

相手が突き込んでもらって。

同じように。

正中線の撚りで腕を操り。

突き出した腕に触れる。

ただ。

触れる。

それだけで。

突きの軌道というよりも。

身体の軌道が逸らされて。

相手に背中を向けるほど。

引っくり返されてしまう。

後は。

慌てて走って逃げるか。

地面に捻り逃げるかできる程度。

そんな練習の一幕でした。

2017年11月11日(土) 練習日誌① 下がりて腕は上がらざりて

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正中線を立てながら下りる練習。

骨盤。

胸郭。

頭骨。

それぞれを。

回転を使いながら。

積み木のようではなく。

釣瓶のように。

正中線を引き延ばしながら。

下ろしていく。

その効果を確認するために。

前に立ってもらった。

相手の肩に。

両手を置いて。

ゆっくり下がっていく。

上手くいけば。

自分の降下に従って。

相手も膝を屈していく。

けれど。

肩に乗せた両の腕を。

自分の降下に合わせて。

持ち上げてしまうと。

相手に慣性が伝わらない。

そうと。

わかっていても。

相手との衝突を避けるように。

無意識で。

腕を持ち上げてしまう。

なので。

太極拳の起式を意識して。

自分が降りながら。

肩回り。

肘回りの力を。

さらに緩めるようにしていく。

套路として。

形を守っていれば。

套路としての振る舞いの方が。

上手くできるときも多くある。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2017年12月16日(土)

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東京の練習予定日です。

日付 2017年12月16日 土曜日
時間 9:00~11:30
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

練習予定:2017年12月10日(日)

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愛知の練習予定日です。

日付 2017年12月10日 日曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2017年12月23日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2017年11月5日(日) 練習日誌③ 羽ばたきを中心から

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大木を捻じる意念の練習から。

形意拳の鶏形の起式へつなげる。

身体を分割して。

丁寧に練習してきた動きを。

正中線の捻じりからの。

より連続的な動きに変換する。

閉足で。

直立した状態から。

跨の力を緩めて。

身を低くしながら。

正中線を撚っていく。

低身の代わりに。

相対的に上がった両腕が。

正中線の捻じりで。

肘から動かされて。

掌に先行した。

手首の動きと相まって。

鶏の羽ばたきのように。

身体の前を捌き散らす。

そこからは。

大木を捻じるのではなく。

大木をそのまま真上に引き抜く意念で。

肘。

手首と。

上方に腕が跳ね上げられる。

指先は。

ずっと地面に向いて。

上がった腕が。

再度落ちるときに。

天を向き直す。

大木の引き抜きは。

梃子を使うように自分の後方に折るのではなくて。

正に天に向けるよう注意。

試しに。

掴みかかってくる相手に。

軽く羽ばたきを掛けると。

下方への慣性も相まって。

地面に向かって。

打ち捨てられる。

そんな練習の一幕でした。

~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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