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2017年12月10日(日) 練習日誌② 体重は掛けずに慣性を伝える

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三日月返しと水月返しの締めくくり。

顎先と首筋を打ったら。

前に出ている相手の膝裏から。

前方に向けて蹴りこむ。

もしくは。

鳩尾と天柱を打ったら。

膝蹴りを再び鳩尾に向けて。

そのまま下に潰しこむ。

いずれも。

最後は下向きの力を掛けるのだけれど。

上の位置を取ると。

つい。

下向きに体重を掛けたくなる。

けれど。

体重を掛ける行為は。

その体重を支える行為に繋がって。

その結果。

末端ではじめに支えとなる。

抵抗を作ることになる。

すると。

相手に体重は多少掛かるものの。

末端から反作用も掛かるので。

その反作用に耐えるために。

自分の体重は幾らか使われてしまう。

なので。

重さは自分で制御できるところで。

浮き身になることで。

少し下向きに移動させ。

その慣性を末端までの動きで相手に伝える。

成功すると。

結構な勢いで。

地面に潰れてしまうので。

加減に注意。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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