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2017年11月25日(土) 練習日誌① 正中線の撚りからの片手投げ

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正中線を撚(よ)る練習から。

右足同士を前に。

右手を相手の右手が掴む。

交差捕りの状態。

ここで。

正中線を右に撚る。

その撚りによって。

少し遅れて。

鎖骨と肩甲骨が移動し。

力の緩めによって。

肘が外に張り出し。

最後に。

手首が折れて。

指先が動き出す。

すると。

手首を掴んでいた相手が。

こちらの動きに繋がって。

不意に。

前にのめってくる。

そのまま。

正中線の撚りを続けて。

相手に背を向けながら。

相手の懐に入り込むと。

少林寺拳法の片手投げという技になる。

途中。

相手の手を潜るのだけれど。

腕を上げる動作は。

正中線の撚りから生まれていないので。

どちらかというと。

身を下げるときに。

脇の力を緩めて。

腕を置いていくようにして潜っていく。

腕の力でやろうとすると。

相手はすぐに察知して。

重心を後ろに下げてしまうけれど。

正中線の撚りから始めると。

察知する頃には。

すでに崩れ始めているので。

止めること能わずとなってしまう。

気づくころにはもう遅い。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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