理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu

2017年9月24日(日) 練習日誌② 床に圧しつけられる反作用を使って

Permalink:

力を緩めて慣性を伝える練習の。

ちょっとした遊びをひとつ。

自分が床に寝転んで。

地面に垂直に腕を立てる。

掌は天井を向けて。

肩はぺたりと床につける。

天井に向いた掌に。

相手の掌を合わせて。

上から床に向かって圧しつけてもらう。

ただ単に。

相手を押し返そうとすると。

相手の方が有利なので。

そう簡単に押し返すことはできない。

そこで。

相手が圧しつける力が。

自分の肩で床から反作用をもらっていることを信じて。

肘を支えている関節を。

少しだけ緩めてあげる。

うまくできれば。

ちょっとしたバランスの乱れと。

床からの反作用の伝達で。

相手の身体が崩れてしまい。

もう少し上方への力を足すと。

簡単に相手を押し返せてしまう。

相手は。

態勢を十分に保っているつもりなので。

押し返す力を。

留めることができなくて。

あれ、という顔をする。

そんな練習の一幕でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿

~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

Powered by Blogger.