理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu

雑記:練習の姿勢

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練習は。

練り習うことであるけれど。

対練は。

互いに練習する場となる。

だけれど。

えてして。

どうしても。

自分のことばかり考えてしまうことがある。

自らの動きが上手くいかないと。

相手の形の練習をするときも。

つい。

それを邪魔してしまったり。

技に掛からないことを目的にしてしまったり。

自覚的にするのも困りものだけれど。

一番困るのは。

無意識にそうしてしまうこと。

自分は。

あくまで自然に振舞っているつもりになること。

ただこれは。

そういった自分が出てしまう。

それを知るための。

ひとつの大事な場。

そう思って。

そうしてしまう自分を探して。

それを解いていく。

それがまた。

ひとつの練習の姿勢。

それを繰り返すことが。

武術としての佇まいを。

練り備える礎となる。

そんな自然の理のひとつ。

練習予定:2017年10月8日(日)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2017年10月8日 日曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

練習予定:2017年10月14日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2017年10月14日 土曜日
時間 9:00~11:30
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

2017年9月9日(土) 練習日誌③ 七星天分肘の上体の動きを

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腕の関節を使って。

折り曲げた腕を順に動かす動きに慣れたら。

両腕を使って。

時間差をつけながら。

ほぼ同時に腕を拡げてみる。

両腕とも。

肘は伸ばしきらず。

肩甲骨は背中で閉じ。

手首は曲がって。

蟷螂手となる。

相手の腕を捌きながら。

前手で。

顔面や。

顎先。

首元を攻める。

練習では。

身長差に応じて。

攻める場所を分けるけれど。

距離が近ければ。

肘で。

相手の脇を打ってみる。

形としては。

足元を攻めるために。

下腿の操作が必要だけれど。

まずは上体から慣らしていく。

そんな練習の一幕でした。

2017年9月9日(土) 練習日誌② 関節を曲げて末端を置いていき

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相手とぶつからずに慣性を伝える練習。

相手に右腕を伸ばして出してもらって。

外側から。

相手の腕をどかしていく。

自分の腕を上げて。

前腕で相手を触れたところから。

肘が相手の腕の下を潜るようにして。

手首側は少し遅れるように。

また。

指先は。

その手首に遅れるように。

順番に動いていく。

但し。

相手の腕の周りを。

自分の腕が回るのではないことに注意。

上手くできれば。

相手の腕が動かされるというよりは。

そこに連結した。

相手の身体が先に動いて。

こちらに背を向けるように。

ひっくり返ってしまう。

何度か感覚を掴んだら。

前腕を宛てるのではなく。

掌を宛がって。

同じように腕を動かしていく。

きちんと。

指先が最後に動くようにして。

相手の腕が動くことに固執しなければ。

前腕を宛てたときと同じように。

相手の身体がくるりとそっくり返ってくれる。

結果として。

自分の手形が。

勾手(こうしゅ)や蟷螂手(とうろうしゅ)になったりする。

そして。

しっかり掴まれているわけではないのに。

抗いがたい。

そんな練習の一幕でした。

2017年9月9日(土) 練習日誌① 足の付け根を緩めて足を伸ばす

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足を動かす練習。

力を緩めて動かすことの効果を知る。

床にマットを敷いて。

ごろんと寝転がる。

仰向けに寝て。

片足を折り畳んで膝を鳩尾に近づける。

そこで。

相手に上から脛を持って。

床に圧し潰すように。

圧し掛かってもらう。

この状態で。

足を伸ばして相手を跳ね除ける。

普通に。

脚力で除けようとしても。

完全に圧し掛かられている状態では。

意外と力が出ない。

ここで。

自分の胸を少し持ち上げ。

代わりに骨盤は下方に引き延ばし。

上下に伸びた状態を作る。

その状態を止めると。

骨盤は上に引き上げられる。

それと共に。

お尻周りの力を緩めると。

足はスライドするように動いていき。

相手はふっと浮かされたように。

押さえ込むことができなくなる。

骨盤と。

足の付け根の関節と。

周りの筋肉の関係。

それを感じるために。

寝転んで他ごとの意識を遮断してみる。

そんな練習の一幕でした。

2017年9月2日(土) 練習日誌③ 頂勁を強めて浮かせしむる

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頭蓋骨の回転で。

頂勁の押さえがわかってきたら。

正座で座ったところから。

その力を強めてみる。

背筋は伸ばして。

だけれど肚は回転して落とすようにして。

相手に。

前に突き出した。

両手を握ってもらって。

その状態で。

顎を引いて。

首の力を緩めて。

脊椎を上方に引き延ばしていく。

相手に掴まれている。

両腕の力はなるべく最小限にして。

肩から釣り下がっているようにしておけば。

相手も自分も。

特に何も感じないけれど。

首を伸ばした後に。

ついと両腕を斜め上方に動かせば。

押さえていたつもりの。

相手の身体は。

不意に後方に流し崩されてしまう。

振動は。

伝わるもの。

気づかない幅の方が。

効果的に働くことがある。

そんな練習の一幕でした。

2017年9月2日(土) 練習日誌② 虚領頂勁と後頭部の滑車

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立身中正で立つための練習として。

虚領頂勁(きょれいちょうけい)を取り出してみる。

ここでは。

感覚を養うために。

少し特殊な練習を。


まず。

肩幅くらいで緩やかに立って。

脊椎を。

S字に沿ったまま。

なるべく尾骨から順に。

脊椎の椎骨のひとつひとつが。

間隔を空けて。

伸びるようにしながら。

地面に向けて落としていく。

下から順に。

ということで。

頭は最後まで残ろうとするわけだけれど。

そうすると。

その内に。

首の骨たちも。

下に引かれていくのだけれど。

その代わりに。

頭蓋骨は。

後頭部のある点で。

顎が上がる形で。

回転させられていく。

この一点が。

いわゆる滑車の役割を担うことになり。

虚領しながら頂勁を果たすための。

重要な点になる。

顎を上げず。

逆に虚領を維持しながら。

顎が喉に収まるように。

後頭部を逆回転させることで。

頂勁としての押さえを作る。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2017年9月24日(日)

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愛知の練習予定日です。

日付 2017年9月24日 日曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2017年10月8日 日曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

練習予定:2017年9月23日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2017年9月23日 土曜日
時間 9:00~11:30
場所 -

日付 2017年10月14日 土曜日
時間 9:00~11:30
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

2017年9月2日(土) 練習日誌① 採楼勾拌の足の操りを再確認して

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八極拳の。

採楼勾拌(さいろうこうはん)における。

足の操りを確認していく。

左足側に骨盤を寄せてから。

軽く。

右側に骨盤を戻しつつ。

跨の力を緩めて。

膝が振り出され。

膝が降り戻されるときに。

脛が振り出される。

このとき。

形の上では。

前足底が。

先頭になって終わっているようにみえるけれど。

例えば。

相手に足裏が当たるときは。

踵側が先導するように注意する。

というわけで。

実際に相手の脛などに宛がって確認。

土踏まずで相手の脛を捉えて。

土踏まずに圧を掛けるのではなくて。

踵が動き続けるように。

足首の力を緩めていく。

どちらかというと。

相手に当たったときに。

足首を固めないように。

という方が近い。

上手く再現できれば。

すっと相手の脛を捉えたところで。

相手はその場に立っていられなくなる。

斧刃脚(ふじんきゃく)も同じような足遣い。

こちらも同様に試してみる。

とはいえ。

足の正面から当てると。

膝を壊しかねないので注意。

そんな練習の一幕でした。

2017年8月27日(日) 練習日誌③ まずはローキックを蹴られるように

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下段を攻められるときの。

練習をしたいので。

その前に。

まずはローキックを蹴られるように。

足を操っていく。

右足で蹴るため。

腰を左に切って。

右腰が前に出るようにする。

ここでは。

まだ右足は動き出さないように我慢。

それから。

左に捻じった力を。

緩めて解放することで。

右腰が中央に戻ろうとするときに。

腿の付け根の力を緩めて。

膝を動かし始める。

そのまま。

腰を戻し続けて。

膝が自然と引き戻されるときに。

脛側が弾き出される。

順番に。

撓った力が。

末端の方に伝わっていくけれど。

足首を固めないようにして。

足の甲で衝撃を強めようとはしない。

上手くいけば。

この蹴りだけで。

相手の身を崩すこともできる。

本当は。

これをいなす練習をしたいのだけれども。

最低限の威力がないと。

練習にならないので。

そんな練習の一幕でした。

2017年8月27日(日) 練習日誌② 左右の切り替えしで顔前を通して

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太極拳の套路練習。

起式で両手を左方に刺しこんだところから。

本来はその前の動作から。

続けるのだけれど。

一旦切り分けてから。

後で統合するようにしてみる。

なので。

右方への纏絲を作るために。

中腰の状態で。

左膝を軽く内側に挟み込む。

それを止めることで。

左肩を前に。

右肩を後ろに。

少し揺らしていく。

その揺れが。

中央に戻るとき。

左右の腕の緩みで。

両腕の前腕が跳ね上がって。

顔の前をなぞるように。

ワイパーのように移動していく。

そのときに注意するのは。

あくまで。

末端を最後に動かしたいので。

指先よりも。

手首が先行するように。

手首の力を固めないように注意する。

また。

右腕はその前の動作で。

若干伸びているため。

回旋する前に。

少し畳まれる時間を必要として。

両手の回旋運動は。

左。

右と。

少し時間差ができるような形になる。

この部分の連動ができてきたら。

身体の動きを。

手を差し込むところから繋げて。

全体性を確認していく。

そんな練習の一幕でした。

2017年8月27日(日) 練習日誌① 棒を後方に流していく

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棒を使った練習として。

前方に槍のように突き出すのではなく。

後方に引き流していく。

棒を右腰に構え。

相手にはその端を握ってもらう。

そこから。

普通に引こうとすると。

腰を引いてしまうのだけれど。

ここは。

左側に腰から上を捻じって。

左の肩が後方に。

右の肩が前方に出る形を利用して、

左腕は伸ばし。

右腕を畳んでいく。

引き抜くというよりは。

後方を突き刺す感じ。

そうすると。

棒の端を握った相手は。

棒で引っ張られるというよりは。

棒を握ったまま。

身体全体が。

前方につんのめってしまう。

棒はあまり動かずとも。

相手だけが。

棒よりも後方に進められてしまう。

棒はただの仲介役として。

ただそこに収まるだけ。

そんな練習の一幕でした。

2017年8月19日(土) 練習日誌③ 体幹の捻じりから腕を横に捻じり刺す

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太極拳の起式から。

脇を締めて前腕を床に水平に。

中腰の状態。

そこから。

両腕を左方に傾ける。

この動作を丁寧に練習。

肚回りを。

左方に回転させて。

胸郭。

肩と。

順番に左方にずらしていく。

鎖骨の傾きで。

左の肩が少し後方。

右の肩が少し前方に向いたら。

それらが戻るときに。

両の肘が左方に少し移動する。

肘の揺り戻しで。

前腕が左方に刺すように移動するとき。

上腕の緩めに従って。

橈骨と尺骨の交差が解かれて。

両腕が捻じられていく。

両腕をただ横に刺す単純な動きに見えて。

腕を運用するための。

大事な要素が盛り込まれている。

はじめは。

身体の動きと。

腕の動きと。

時間の流れに困惑するけれど。

次第にそれが自然の動きであることが理解されてくる。

そんな練習の一幕でした。

2017年8月19日(土) 練習日誌② 撓った力は撓った形で

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太極拳の背折靠(はいせつこう)にて。

最後に靠(かお)を打ち出しながら。

併せて。

右腕も湾曲したまま。

けれども。

緩やかに撓(しな)らせて。

打ち出していく。

勁としては。

拳の先端というよりは。

手首の付け根を目掛けて。

拳の先端まで達するのは。

腕が引き戻されるとき。

などなどの。

注意点を守りながら練習。

その上で。

相手に横に並び立ってもらい。

実際に軽く宛がってみる。

距離は。

ほぼ密着に近く。

自分の右足を。

相手の裏にかませた状態。

相手が横にいると。

どうしても。

相手に目掛けて腕を伸ばしたくなる。

それを抑えて。

腕は真横に打ち出すというよりは。

相手の背に抜けていくような。

削り取っていくような。

そんなイメージ。

真っすぐぶつけると。

反作用で衝突してしまってお仕舞いだけれど。

掠めるように薙いでいくと。

相手は真横に弾き飛ばされていく。

勁の伝わり方と。

普段のイメージのずれ。

それを再構築するのも必要。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2017年9月9日(土)

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愛知の練習予定日です。

日付 2017年9月9日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2017年9月24日 日曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2017年10月8日 日曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2017年8月19日(土) 練習日誌① 荷重を抜いてすぐに堰き止める

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相手と軽く押し合いになった形で。

足を前後に開いているとしたら。

前足に掛かっている荷重を。

一気になくしてみる。

前足を持ち上げるのでも。

足首の力を緩めるのでも。

後ろ足に荷重を掛けなおさなければよく。

後は。

上体を倒したりせず。

相手に寄りかかる動きをしなければ。

重心が移動しようとする力で。

相手を後退させることができる。

但し。

この移動は。

それほど俊敏ではないので。

じっくり相手を押し返すことができるに留まる。

加速を増すには。

抜いた荷重による。

重心の移動を。

すぐに堰き止めてやる。

その移動と停止の連鎖で。

上体から腕までの力を緩めると。

体幹で加速された力が。

相手に鋭く伝わることになる。

そして。

相手の体内でも加速が起こって。

単なる後退から。

後方へ弾き出されるほどになる。

先ほどまで。

押し相撲のように。

相手に踏ん張っていたはずなのに。

唐突に弾き飛ばされて。

驚く。

そんな練習の一幕でした。

~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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