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2017年9月2日(土) 練習日誌② 虚領頂勁と後頭部の滑車

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立身中正で立つための練習として。

虚領頂勁(きょれいちょうけい)を取り出してみる。

ここでは。

感覚を養うために。

少し特殊な練習を。


まず。

肩幅くらいで緩やかに立って。

脊椎を。

S字に沿ったまま。

なるべく尾骨から順に。

脊椎の椎骨のひとつひとつが。

間隔を空けて。

伸びるようにしながら。

地面に向けて落としていく。

下から順に。

ということで。

頭は最後まで残ろうとするわけだけれど。

そうすると。

その内に。

首の骨たちも。

下に引かれていくのだけれど。

その代わりに。

頭蓋骨は。

後頭部のある点で。

顎が上がる形で。

回転させられていく。

この一点が。

いわゆる滑車の役割を担うことになり。

虚領しながら頂勁を果たすための。

重要な点になる。

顎を上げず。

逆に虚領を維持しながら。

顎が喉に収まるように。

後頭部を逆回転させることで。

頂勁としての押さえを作る。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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