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2017年8月19日(土) 練習日誌② 撓った力は撓った形で

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太極拳の背折靠(はいせつこう)にて。

最後に靠(かお)を打ち出しながら。

併せて。

右腕も湾曲したまま。

けれども。

緩やかに撓(しな)らせて。

打ち出していく。

勁としては。

拳の先端というよりは。

手首の付け根を目掛けて。

拳の先端まで達するのは。

腕が引き戻されるとき。

などなどの。

注意点を守りながら練習。

その上で。

相手に横に並び立ってもらい。

実際に軽く宛がってみる。

距離は。

ほぼ密着に近く。

自分の右足を。

相手の裏にかませた状態。

相手が横にいると。

どうしても。

相手に目掛けて腕を伸ばしたくなる。

それを抑えて。

腕は真横に打ち出すというよりは。

相手の背に抜けていくような。

削り取っていくような。

そんなイメージ。

真っすぐぶつけると。

反作用で衝突してしまってお仕舞いだけれど。

掠めるように薙いでいくと。

相手は真横に弾き飛ばされていく。

勁の伝わり方と。

普段のイメージのずれ。

それを再構築するのも必要。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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