理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu

2017年7月29日(土) 練習日誌① 丁寧に真っすぐ下がることを

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跨を緩やかにしながら。

真っすぐに下がることを試みる。

人の身体は。

多関節構造であるが故に。

単に。

重さが真下に動くように。

下がっていこうとすることは。

逆に工夫が必要になる。

小八極の起式から。

真下に降りていく動作でも。

それは同じくして。


真下に降りようとするとき。

必然的に。

膝は曲がり。

骨盤は前傾する。

これらしか意識しないと。

上半身そのものは。

骨盤に伴って前傾してしまう。

その場合。

重心は前方に煽るように出ていこうとして。

重さは真っすぐ下に向かわない。

ので。

脊椎のどこかで。

その前傾を打ち消すように。

弓なりに後傾させる必要がある。

見た目としては。

胸が真っすぐ維持されたままなので。

後傾させていることはわからないけれど。

この後傾の動作が。

肩甲骨の可動を起こし。

その後に腕が振り上げられる。

布石になっている。


弓なりの動きに合わせて。

盆の窪辺りの力を緩めて。

自然と顎が引かれるようにすることで。

頭の振り子動作も止めておくことも肝心。

ただ下がるという動作に。

丁寧な体の制御が求められる。

それができれば。

起式で肚前に添えた両手を。

下から支えて止めようとしても。

身体ごと地面に圧し潰されてしまう。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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