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2016年12月10日(土) 練習日誌③ ビンタされてから気付く法

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練習過程の遊び練習。

跨と胸。

鎖骨と肘。

肩、手首の緩み。

それらが小さく。

ほぼ同時に緩み動かされると。

右手が腰横に下がったところから。

顎元に上がるまで。

予備動作が取れないために。

動きが読めなくなる。

そのまま。

再度力を緩めるように。

相手の肩口や。

胸辺りに触れさせながら。

腕を下ろしていくと。

防御が間に合わずに。

当て崩されることになる。

尤も。

多少防御が間に合っても。

押さえに来た部位から慣性は伝わるのだけれど。


右手が上がったところから。

鎖骨が後ろに引かれるように。

身体を弾いて。

その作用で肘を外に張り出すと。

手先は内側を軽く掻くように弾ける。

そこに相手の頬があれば。

打たれるまで気付けないビンタの完成だ。

頬では試せないので。

相手に顔に見立てた拳を上げてもらって。

徐に掌で弾いてみる。

小さい動きなのに。

身体まで引っ張りもってかれる衝撃に。

実際の顔では練習できないことが理解される。

これは。

肉体的なダメージも去ることながら。

喰らったら精神的なダメージも計り知れない。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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