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2016年11月5日(土) 練習日誌③ 鎖骨を緩めて慣性を伝える

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体幹の動きを相手に伝えるときに。

上手く行かないときは。

大抵自分の力みが邪魔をしていること。

中でも。

鎖骨。

肩甲骨。

肩。

これらの力みは起こりやすい。

要訣で言えれば。

沈肩墜肘を守るということになるのだけれど。


相手の両肩に。

自分の両手を置いて。

ここから。

自分は下後方に移動することを試す。

劇的な効果を起こすことはひとまず考えず。

鎖骨から手首まで。

各部分を緩めたまま。

身体が単に動くということができれば。

相手は思いの外踏ん張らなくてはいけない羽目に陥る。

だけれど。

引っ張ってやろうとすれば。

肩や指先に力が入るし。

それではと。

相手に圧力を掛けないどこうとすれば。

鎖骨や肩甲骨を。

浮かすように力を込めてしまって。

相手に何も作用させないようにしてしまう。


鎖骨と肩甲骨が。

まさに首飾りのように首に掛かっていて。

動いたら動いただけ。

自然に遅れを持って動くようにする。

そこに任せることが大事だ。


そういった動きの癖を。

みつけては元に戻していく。

そういった活動も身体を練ることにつながる。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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