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雑記: 教えることは学ぶこと

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なんだか至極当たり前かもしれないけれど。

教えることは学ぶことだ。

何かを教えるとき。

言葉や身振りも使ったりして。

手本を示したり。

原理を伝えようとしたり。

色々な手段を使ってみる。

その中で。

実はそれまで曖昧だった事に気付いたり。

当たり前だと思っていたことが。

自分への積み重ねで成り立っている事に気付いたり。

様々な気付きが得られることがある。

そうすることで。

さらに深い原理が浮き出てくることもしばしば。

そこから新たな発展が得られることもある。

それ以外にも。

中々上手く体現できないと悩む会員さんの。

動きや癖を観察したり。

その認識を確かめたり。

素朴な疑問に答えようとしたり。

その期待に応えようとしたり。

そんなことをする中で。

やっぱり新たな気付きが生まれる。

意図と違った動きの中でも。

反対に目を見張るような発見が得られる。

自分が完成していない証明かもしれないけれど。

元々完成そのものに疑いもあるから。

有り難く教えることで得られる学びを享受させてもらっている。

教授と享受。

その循環で互いに得られることがある。

だからして。

教えることにも勇気をもって取り組むのがいい。

一方的に何かコトが起こるということはない。

それも自然の理のひとつ。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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