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2016年6月18日(土) 練習日誌③ 形意拳:引き手と突き手は諸共に

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形意拳の套路練習。

鶏形から金鶏食米。

焦って進まずにはじめの動きを復習。

身体の動きと腕の動作を合わせる。

そのために。

胸郭の動きに注目。

壱で胸を一度突き出して。

弐で少し引き戻す。

このときに肩が少し前に出て。

参で肩甲骨を寄せ直す。

これを繰り返し。

参で肩が後ろに引かれるのに合わせて。

ぶらりと腕を前方に放る。

もしくは折り畳んでいた腕を。

解放して前に突き出す。

いずれも前に前に向かわせる動き。


前に腕が出ているときは。

弐の動きを契機にして。

後ろに肘を打つかのごとく引き手する。

腕は左右あるので。

弐で引き手し始めながら。

参で突き手をすると。

動きが交錯するように入れ替わる。

弐で相手を掴んで引き崩しながら。

参で交差させて打ち込める。


腕に注目すると。

左右の動きを協調させるために。

頭は混乱し易くなる。

胸に着目すると。

動作は一種類しかない。

そうはいってもなのだけれど。


胸の動きは肚から起こり。

総合するとその動きはやはり。

鶏が米を啄ばむように。

首を前後しながら進むかの如し。


左右に身を振らない鶏行歩は。

その他にも利点があるのだけれど。

それはまたの機会に深めることとして。

まずはその場で両手を出し引き。

そんな練習の一幕でした。

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~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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