理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu

2018年11月10日(土) 練習日誌④ 身体で受けから攻めまでを誘導する

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站椿の腕の枠で。

伝達と操作を学んだら。

相手に一本突いてもらって。

受けと攻めを連動させてみる。

相手の突きを。

自分の前手で。

作った枠を。

胸郭の後ろ倒しで。

上方に上げるようにする。

体幹からの動きは。

末端での反作用を逸らしてくれるので。

相手の突きは。

難なく上方に流れて。

残った後ろ腕で。

同じく站椿の枠を。

潰して開くように。

身体の展開で。

肩の前後を起こして。

肩が引かれるときに。

こちらの衝きとして。

射出していく。

自分の腕に備わった。

各筋肉を細かく操作するのではなくて。

身体の動きで。

それらの動きが自動で起こるようにする。

ちょっとした遊びで。

身体を細かく使うことで。

衝捶は。

三連打させてみる。

勢いあまって四連打してるときもあったけど。

それはご愛嬌。

そんな練習の一幕でした。

2018年11月10日(土) 練習日誌③ 枠を潰して開放する

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站椿の腕の枠を使って。

相手に。

衝撃を起こす練習をする。

腕の枠を。

自分の身体。

肩の位置を変え。

上腕を操作して。

潰すようにする。

そのときに。

上腕の屈筋を働かせないようにして。

きちんと。

相手への圧力を変えずに。

潰すようにする。

そうするだけで。

水の管の片方が圧縮されたように。

腕に触れた相手に。

その慣性が流れ出る。

加えて。

潰した枠を。

掛かった圧力を使って。

開放していく。

このときに。

単に相手側に拡がるのではなくて。

自分の枠も戻すようにして。

その枠の運動を大きくしていく。

開と合。

合から快速に。

開まで繋げると。

それがそのまま捶法となる。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2018年12月8日(土)

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愛知の練習予定日です。

日付 2018年12月8日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2018年12月22日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2019年1月12日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

日付 2019年1月26日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 安城市内
場所 拳法場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2018年11月10日(土) 練習日誌② 腕を通して身体で操作する

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站椿の腕の形を整えたら。

相手に。

その両腕に触れてもらって。

その腕を通して。

相手に慣性を伝える練習をする。

と言っても。

小難しい理屈は置いておいて。

意識として。

自分の腕で何とかしようとしない。

それだけに気を付ける。

そして。

自分の身体を。

適当に動かして。

相手の身体が。

どうなるか。

それを観察するようにしてみる。

身体を。

横に回転させてみたり。

上に仰いでみたり。

下方に礼をしてみたり。

その動きに合わせて。

通過する慣性に影響を受けて。

様々な形で。

撚れたり。

歪んだり。

様々な崩れをみせてくれる。

そうして。

腕を能動的に使わない。

受動的に使う感覚が養われる。

そんな練習の一幕でした。

2018年11月10日(土) 練習日誌① 受動筋で站椿の腕を囲う

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站椿の腕の形を整える。

手首が頂点にくるように。

指先は。

少し垂れ下がり。

肘は。

手首と肩に吊られるように。

遂肘。

肩は下方に落ち。

沈肩。

各節々で。

部分を支えるように。

支えることを。

受動筋に任せるように。

力みはないけど。

弱くもない。

そんな状態。

そうして腕で。

自分の胸前の。

空間を囲う。

相手にその腕に触れてもらって。

軽く押されても。

自分は。

それを押し返そうとせず。

抵抗感を出さず。

腕は。

自分の付属物でしかないように意識する。

そんな練習の一幕でした。

2018年10月27日(土) 研勢塾合宿⑤ 浮き身による開脚と回転あれこれ

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研勢塾の合宿初日2コマ目の後半。

みんなが大好き。

浮き身による。

足の開脚と。

180度ターン。

360度ターン。


足の開脚は。

その結果だけを求めると。

つい跳躍してしまうので。

1コマ目の正中線の落下を使いながら。

両足が左右に。

押し出されるようにする。

ここでも。

試行する前に。

正中線の姿勢を整えるのが大事だと思う。

そうすることで。

浮き身のための。

跨から下への荷重を。

外しやすい位置に自分を置くことができる。

また。

重心線も整うことで。

足裏の摩擦への分散を防ぐことができる。


そして回転の練習。

こちらも。

足を回転させることを考えるより。

骨盤を回転させて。

足が捻じれる状態を作る方が先。

足は地面に着いたまま。

すでに後ろを向けるぐらいに回転させて。

荷重を外して。

足を入れ替える感じ。

360度ターンまでいくと。

180度ターンで生まれた慣性で。

どこかに回転軸が生まれるので。

その軸を活かすことで。

くるりと回り易くなる。


さりげに。

延々と足を閉じたり開いたり。

くるりと回ったり戻ったり。

しているだけの方が。

汗が沸いてくる。

そんな合宿の一幕でした。

練習予定:2018年11月24日(土)

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愛知の練習予定日です。

日付 2018年11月24日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2018年12月8日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2018年12月22日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2018年10月27日(土) 研勢塾合宿④ 正中線揺れて後退せしむる

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研勢塾の合宿初日2コマ目。

はじめに。

正中線を整えて確認をしてから。

両手を掴まれて。

前方に三歩進めるという練習。

相手は自分の進行を止めてくるけれど。

それを気にせずに。

後ろにある足を。

交互に前に踏み出すことができれば。

歩んでいくことができる。

文字にすると。

結果だけみると。

それはそうだというところだけれど。

歩みを止める相手を意識すると。

全く進めなかったりする。

ただ。

兎にも角にも。

後ろにある足を。

前足よりも。

前に特定量進めるということが大事。

このときに。

川村先生に指導をいただくのだけれど。

床を指して。

ここ。

と示してくれる。

大事なのは。

その。

ここ。

という場所にきちんと足を置けるかというところ。

大雑把に。

その辺り。

ではなくて。

そこ。

に足を置くことが求められている。

そして。

それが守られると。

重心の移動ではなく。

正中線の運動が引き起こされることで。

相手は。

その運動の影響を受けて。

後退させられることになる。


重心を動かさずに動くその様は。

ダンスとかで。

ゆっくり歩くパントマイムを彷彿とさせた。

相手にもたれずに。

自力でゆっくり足を上げて。

前に歩んで。

ゆっくり足を下ろす。

相手にもたれた反作用を受けずに。

自分の運動をする。

そんな合宿の一幕でした。

2018年10月27日(土) 研勢塾合宿③ 正中線で相手を動かせしむる

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研勢塾の合宿の合宿初日1コマ目の後半。

正中線を整えたら。

正中線を使って相手に作用する練習へ。

まずは。

相手に真横に慣性を与える。

細かい内容は伏せつつ。

キーワードだけ出すと。

大転子。

電車。

重心移動しない。

といったところ。

ここでも。

相手との接触面の圧力を変えず。

自分の正中線で。

相手の正中線を押すようにするだけで。

正中線の動き自体は小さくすると。

衝突することなく。

ペアが不意に横にずれていくという。

面白い感触を得ることができた。


続いて。

正中線と上体を保ちつつ。

下盤で回転を与える練習。

真横の場合は。

接触面に圧力を与えないよう。

手を置いていくという注意をしたけれど。

こちらは。

反対に腕を含めた上体を。

きちんと固めておくことが重要。

慣性の与え方が異なるため。

身体の操作にも若干調整が必要なのだろう。

正中線の回転によって。

相手に遠心力が与えられる。

なので。

自分の回転が止まったところで。

相手は大外に向かって。

射出されるように崩されていく。

足で踏ん張ろうとしても。

腰回りから動かされてしまうので。

疲れるだけだ。

周りもぽんぽん崩される風景。

そんな合宿の一幕でした。

2018年10月27日(土) 研勢塾合宿② 中丹田の回転を意識する

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研勢塾の合宿初日1コマ目。

ペアを組んで昨年同様正中線の確認から。

それぞれ正中線を出した姿勢を作り。

ペアでその姿勢を整えていく。

今年は。

毎コマ正中線をはじめに確認する時間を確保。

繰り返し確認することで。

二日目には。

それぞれすぐに正中線を出せるようになっていった。

今年の自分の注意点は。

腰の引きが弱いこと。

昨年同様ここでの注意は合宿中気をつけることにする。

そうこうして。

正中線を整えたら。

上中下丹田を下方に落下させることで。

ペアに慣性を伝える練習に移行する。

こちらも恒例だ。

今年は。

研鑽クラスまで進んでいる参加者が多いこともあり。

昨年よりも効果を出している人が多く。

より深い指導が与えられているようだ。

僕も川村先生に後ろから肩に手を添えられて。

肩を後方にもたれるように。

回転させることを指導いただく。

腰の引きが強く速いことで。

相手に煽ってしまっているようだ。

ということで。

注意点を元に修正。

中丹田の後方回転と。

下丹田の前方回転が。

調和する感覚が得られたので。

以降もこの感覚を養いながら合宿を進めていった。

ペアに作用する慣性も。

明らかに強くなった。

ところで。

さらにアドバイスをもらう。

接触面の圧力を変えないこと。

自分は下がりながらも。

寧ろ腕は上がるようにする。

すると。

本当に触れている圧力は変わらないのに。

突然腰が抜けたように。

身体が落下させられる。

手ごたえが全くないため。

これは上手くやるとかいうよりも。

いかに信じられるかという要素が強い。

そんなこんなで。

今年も収穫の多い合宿になりそうなはじまり。

そんな合宿の一幕でした。

練習予定:2018年11月17日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2018年11月17日 土曜日
時間 9:00~11:30
場所 -

日付 2018年12月15日 土曜日
時間 9:00~11:30
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

2018年10月27日(土) 研勢塾合宿① 集まりて再会を感じる

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今年もこの時期が来ました。

ということで。

昨年に続いて研勢塾の二回目の合宿にお邪魔しました。

昨年は。

初めての開催ということで。

知らない人も多く。

集まるときも緊張感が漂っていたけれど。

今年は。

二回目ということもあって。

参加者同士の挨拶も。

懐かしさが伴っている。

そして。

会場も昨年と同じということで。

昨年みられたような。

床の摩擦を確認する作法も。

今年はあまりみられない。

とはいえ。

今年の初参加の方々は。

気にはなっていたみたいだったけれど。

今年は。

ダンスの方や。

テニスの方も加わって。

さらにバラエティ豊かな面々が集まっていた。

そんなこんなで。

参加者が集合したところで。

昨年と同様に。

一日4時間×2日の合宿が開始。

今年も。

ペアを変えながら。

研勢塾の技術を練っていった。

ということで。

川村先生の組んだペアが。

順番に呼び掛けられて。

配置につく。

そんな合宿の一幕でした。

2018年10月20日(土) 練習日誌④ 引くときにも伸ばすように

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跨を緩めて。

前後に移動しながら。

単推手を練習する。

前に出るときは。

肘を緩めて慣性を伝えて。

後ろに戻るときは。

肩甲骨を引いて。

腕を。

弸が発揮されるように。

肘が伸びるように。

誘導する。

身体は。

相手に対して。

平に戻すようにすることで。

見た目は。

腕の長さが短くなったようにみえるけれど。

実際は。

腕は伸び気味に。

身体は引きながらも。

慣性は。

前方に出ていくようにする。

それを知らないと。

相手は。

前方に推し切ろうと進むことで。

反対に。

慣性を流し込まれて。

身体の軸を。

後方に残されてしまう。

その状態で。

軽く腕を下げられると。

不意に。

支えを失って。

その場に崩れ落ちてしまう。

そんな練習の一幕でした。

2018年10月20日(土) 練習日誌③ 少しずつ緩めて運動エネルギーを

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単推手の練習の前に。

推す力を伝える練習を。

相手と対称に立って。

こちらは右手。

相手は左手を出し合わせて。

互いに押し合う。

そこから。

肘の力を。

少しずつ緩めることで。

相手に。

こちらの運動エネルギーが。

伝わっていくことを。

確認する。

単に抜いても伝わらず。

緩めが弱く。

つっかえ棒になっても伝わらない。

肘を。

曲げるのではなく。

肘を。

支えている力を。

そっと緩めていくことが。

伝えるための。

コツとなる。

肘を伸展させし切った状態で。

実現することができたら。

肘を横に張って。

弸を発揮した状態から。

伝えられるようにしていく。

上手く伝えられれば。

相手は腰から。

背中を丸めるように後退する。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2018年11月10日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2018年11月10日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 卓球場

日付 2018年11月24日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2018年10月20日(土) 練習日誌② 跨を伸ばさずに前後に移動

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足を前後に大きく開いて。

地面を蹴らずに前後する。

前に寄せるときも。

後に帰るときも。

跨を伸ばさずに。

緩めることに注意。

進んだ側の。

大腿骨と。

骨盤が。

折れて。

近づくように。

前後が。

左右として。

伸び。

縮みを。

繰り返す。

何度か。

繰り返して。

慣れてきたら。

腕を組んで。

相手に腕を押してもらって。

邪魔してもらい。

それを意に介さずに。

押し崩すことができたら問題なし。

足で蹴っていると。

浮き上がってしまって。

相手を押し返せずに。

膠着してしまう。

まずは。

えっちらおっちら。

前後移動を繰り返す。

そんな練習の一幕でした。

2018年10月20日(土) 練習日誌① すぼめ拡げて肘底捶

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太極拳の套路練習。

肘底捶(ちゅうていすい)。

青龍出水が終わったところから。

左側に肚を向けるようにして。

少し上体を倒すように傾ける。

その偏りを利用して。

両足の。

膝を内にすぼめると。

右足が。

斜め前方に寄って。

そこから。

肚を。

右。

左。

右と。

切り返し直して。

それに連動するように。

肩甲骨を寄せて。

緩めて。

寄せ直して。

一度。

両腕を拡げるようにして。

再び。

閉じ直す。

左手にその身が隠れるように。

右手は。

左肘の。

底を打つ。

そんな練習の一幕でした。

~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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