理を愉しむ中国武術を目指して <東京功夫 小桜会> Menu

2018年7月21日(土) 練習日誌② 内野手から重心を動かして横に向かう

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内野手のように。

中腰で構えたら。

跨を緩やかにして。

左右にゆらゆら揺れてみる。

そのまま。

片方に偏ったら。

その慣性を使って。

両足を。

蜘蛛のように。

ひょいと動かしてみる。

或いは振り子のように。


そうして動く動きは。

肚を使って。

重心を振っている動きであって。

脚で蹴って。

横に動かそうとする動きではなし。

試しに。

横から相手に肩を押さえてもらう。

足で蹴ろうとすれば。

肩で押し合って膠着してしまい。

肚で振って動けば。

肩でぶつからずに。

相手が動き飛ばされて。

簡単に横に向かうことができる。

重心を動かしたときに。

浮き身を使うことができれば。

頭を上下することもなく。

真横にただスライドすることもできる。

そんな練習の一幕でした。

2018年7月21日(土) 練習日誌① 内野手のように中腰で保つ

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相撲の仕切りのように。

足を大きく広げて。

跨の間に身を落としたら。

背中を反らせて。

顔を上げるように。

中腰の状態まで身体を上げてくる。

跨の位置を。

膝よりも高くして。

内野手が。

いつ球が来ても反応できるように。

中腰で構えた状態を。

保つようにする。

このときに。

跨に。

緊張が入らないように。

いつでも。

横に移動できるように。

跨を。

緩やかに保つようにする。

相撲の仕切りから。

身体を上げてくるときに。

そのまま。

内野手の構えになれるか。

それとも。

跨を緊張させてから。

改めて緩めて構えているのか。

その推移を。

じっくり自分で感じてみる。

そんな練習の一幕でした。

2018年7月14日(土) 練習日誌④ 張りを崩さず馬歩から弓歩へ

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体の張りを保って。

馬歩を成したら。

その張りを保って。

保ち続けて。

弓歩に移行する。

架式から架式へ。

その過渡式。

その間を大事にする。

どのように動けば。

張りが崩れないか。

どこを起点にすれば。

弓歩への動きを。

引き起こすことができるか。

それを。

ゆっくり。

感じながら動く。

ひとつの着目点として。

弓歩の。

後ろ足になる膝に気をつける。

膝を。

くるりと下方に向けるのではなく。

なるべく元の位置を保つようにして。

跨で。

馬歩のときの後方に。

引くようにする。

すると。

膝が伸ばされるようにして。

踵は隙間を求めて。

捻り出されるようにして回転する。

そうして作られた後ろ足は。

馬歩から継続して。

力を分散する要となって。

どの時点でも。

その構造を保ち続けてくれる。

そんな練習の一幕でした。

2018年7月14日(土) 練習日誌③ すり足と重心の移動と

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相撲の四つに組んだ状態で。

互いに。

右足を前に出しているところ。

そこから。

自分の右足を。

相手の裏に運ばせる。

相手の前足の。

前を通って。

裏に進める。

それを。

すり足の作法で執り行う。

決して。

後ろ足に。

一旦重心を移したり。

後ろ足の。

突っ張る力を高めることはしない。

すり足を。

しようとすることで。

軸を作らず。

前足を。

うっすら浮かして。

移動せしむることで。

重心が前方に。

相手の裏に。

進み抜けることで。

相手の身体がその運動で浮かされて。

簡単に後退させられる。

或いは。

簡単に引っくり返されてしまう。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2018年8月4日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2018年8月4日 土曜日
時間 9:00~11:30
施設 文京区総合体育館(本郷三丁目 or 湯島)
場所 スポーツ多目的室B面

日付 2018年8月18日 土曜日
時間 9:00~11:30
場所 -

日付 2018年9月22日 土曜日
時間 9:00~11:30
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

練習予定:2018年7月28日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2018年7月28日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2018年8月11日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2018年8月25日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 卓球場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2018年7月14日(土) 練習日誌② 相撲から能楽のすり足へ

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相撲のすり足を重ねて。

押し相撲で腸腰筋を活性化させたら。

腰を上げていって。

ほぼ直立に近いところまで。

立ち上がる。

その状態で。

相撲のすり足の感覚を使って。

肚から上は。

真っすぐを保って。

すり足で歩く。

それはまるで。

能楽の。

すり足で進むが如く。

そうすることで。

バランスを崩した。

倒れるこむような歩行ではなく。

床を平行に。

重心が移動する。

そんな歩行を実現できる。

試しに。

すり足で歩いているところを。

前方からゆく道を塞いでみる。

肩などを押して。

それを留めようとしても。

運動がすぐに伝わって。

後方に弾き飛ばされてしまう。

そんな練習の一幕でした。

2018年7月14日(土) 練習日誌① 押し相撲で腸腰筋を活性化させる

Permalink:

相撲で四つに組む形をとって。

押される側は。

ただ形を維持するだけにして。

押す側は。

すり足でぐっと押していく。

押される側は。

一人。

二人。

三人と増やしていって。

それを蹴り出しではなく。

すり足で。

下腿の運動を。

上体に伝えることで。

しっかり押していく。

はじめは。

押すこと自体が難しいので。

押される側に。

後ろを向いてもらって。

こちらにもたれるようにして。

それを押していく。

跨を使って。

押していくことで。

腸腰筋が活性化されて。

軸を作らずに。

足を浮かせて。

移動させることができるようになる。

地味ながら。

地道にも。

鍛錬することができる。

そんな練習の一幕でした。

雑記:身体の構造とテンセグリティ

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建築の概念に。

テンセグリティという概念がある。

テンション(=張り:Tension)と。

インテグリティ(=統合:Integrity)。

これを組み合わせて。

テンセグリティ(Tensegrity)。

検索すると。

割り箸と。

輪ゴム。

その張力だけで。

球体を作って。

跳ねさせても。

その構造を保つ動画などがすぐ見つかる。

張りと張りで。

構造を成すことで。

力が分散されて。

固く頑丈ではなく。

柔軟でしなやかな。

構造を実現する。

人体も同様で。

骨。

筋。

節。

膜。

これらで。

柔軟でしなやかな構造をとることができる。

その構造を。

力みや凝り。

癒着で。

台無しにしてしまうか。

伸びきり。

単なる脱力で。

台無しにしてしまうか。

重力と仲良くなりながら。

調和をとって張りを保てるか。

探求は尽きることがない。

そんな自然の理のひとつ。

練習予定:2018年7月21日(土)

Permalink:

東京の練習予定日です。

日付 2018年7月21日 土曜日
時間 9:00~11:30
場所 -

日付 2018年8月4日 土曜日
時間 9:00~11:30
施設 文京区総合体育館(本郷三丁目 or 湯島)
場所 スポーツ多目的室B面

日付 2018年8月18日 土曜日
時間 9:00~11:30
場所 -

日付 2018年9月22日 土曜日
時間 9:00~11:30
場所 -

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好を用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。

2018年6月30日(土) 練習日誌④ どこかを押せばどこかが押し出される

Permalink:

身体の張りを保って。

站椿の姿勢を作って。

足を前後に広げる。

この状態で。

腰を後ろから軽く押してもらって。

身体が保たれているところから。

両手を。

前方から強く押してもらう。

身体の構造が。

張りで保たれていれば。

腰を軽く押している人が。

前方からの衝撃で。

後方に弾き飛ばされる。

反対に。

両手を軽く押して保たれたところで。

腰を強く後ろから押せば。

両手を押している人が。

同様に。

後方に弾き飛ばされる。

張りで保たれた構造は。

水風船のように。

どこかを押せば。

圧力が。

どこかを押し出すので。

触れているところがあれば。

そこから。

流出しようとする。

そんな練習の一幕でした。

2018年6月30日(土) 練習日誌③ 繋がりでシーソーのように

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身体の張りによる繋がりを。

保って動く練習として。

床に寝転んで。

膝を立てて。

腹筋をする。

但し。

腹筋の力で。

腹を締めて起き上がるのではなく。

腰を浮かせて。

上体まで。

緩やかな張りを通すことで。

腰が床に向けて降りるときに。

シーソーのように。

張りを使って。

上体が起き上がれるようにする。

このときに。

首や。

腕の繋がりを。

断っていると。

分離されたことで。

重みが残ってしまい。

起き上がるのを阻害する。

首。

腕まで。

繋がりが保たれていれば。

慣性の伝搬によって。

特に力むことなく。

上体を起こすことができる。

できるときはあっけなく。

できないときは苦しい。

そんな練習の一幕でした。

2018年6月30日(土) 練習日誌② 肚と跨を通してすり足を進める

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すり足で。

身体の調和を崩さずに。

歩み出る練習。

腰を高くしていると。

繋がりがわかりにくくなるので。

相撲の。

立ち合いの形から。

足を上げずに。

前に進むようにする。

ただでさえ。

腰を下ろしているため。

普通に歩こうとしても。

跨が使えない。

一度。

肚で前方への張りを掛けて。

跨を引くようにして。

足を前方に弾き出していく。

腰を低くするが故の。

気づける点が多い。

そこで感覚を掴んで。

高い姿勢でも。

同じように歩く。

上手くできていれば。

前方から。

誰かに押しに来てもらっても。

そのまま。

歩みを止めることなく。

押し切ることができる。

そんな練習の一幕でした。

練習予定:2018年7月14日(土)

Permalink:

愛知の練習予定日です。

日付 2018年7月14日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2018年7月28日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2018年8月11日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 多目的室

日付 2018年8月25日 土曜日
時間 10:00~13:00
施設 刈谷市内
場所 卓球場

※見学・体験OK(費用なし)です。
※体験されたい方は運動できる恰好と室内シューズを用意ください。
※事前にメール連絡をお願いします。
※施設の場所はメールをいただいた後に別途連絡いたします。

2018年6月30日(土) 練習日誌① 膝と足首の楔を作って独立歩

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全身の緩やかな張りを保ち。

ただ肩幅くらいで。

立つことができたら。

独立歩に移行してみる。

足を上げたい側の。

跨を。

後ろに引くようにして。

その引きで。

膝を釣り上げていく。

このときに。

膝と跨。

膝と足首。

足首から指先。

それぞれの張りが。

緩まないように。

保つようにする。

そうして。

立っているときと。

変わらないように。

全身が。

緩やかな張りを保てば。

片足で立った状態でも。

体のどこかを押されても。

勝手に力が分散されて。

独立歩を保ち続けることができる。

そんな練習の一幕でした。

2018年6月23日(土) 練習日誌④ 全身で調和してただ立ち収まる

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脚と腕を整えたら。

肩幅の半分くらいの足幅で。

全身に緩やかな張りを生み出して。

調和して立つことを試みる。

膝を少しだけ前に出すようにして。

骨盤は後傾して引かれないように。

命門(めいもん)を開くようにして。

詰めずに。

腹筋も緩めずに。

軽く張るように。

胸を張らずに。

軽く後方に胸郭が傾くように。

顎を引いて。

頸骨が伸びるように。

そうして。

どこ弛むことなく。

でも。

張り切りすぎるわけでもなく。

足の裏が。

球に乗っているように。

立ち収まると。

腰に両手を添えて。

前方から押されても。

軽くは後退させられない状態になることができる。

その調和。

その調和が。

どれだけ見事に織りなせるか。

それだけで十分なところがある。

そんな練習の一幕でした。

2018年6月23日(土) 練習日誌③ 腕の張りを巡り渡すように

Permalink:

太極拳の。

弸(ぽん)を成すために。

腕の形を整える。

手首の形を。

橈骨と尺骨が並行のままではなく。

少しずらすように。

五指は。

柔らかく張るようにして。

労宮(ろうきゅう)を中心に。

丸く広がるように。

指先から。

手首。

肘。

肩まで。

緩やかな張りを生み出すべく。

決して。

力むことなく。

丁寧に繋げていく。

そうして。

張られた腕は。

どの方向から。

どの方向へ押しても。

腕そのものの形を変えることなく。

体幹の方へ。

その流れを伝えてくれる。

反対に。

張りを崩すこと。

力みで固めることで。

そこに力が集約して。

腕の形が崩れることも試す。

そんな練習の一幕でした。

~神秘と自然への道のりを悠々自適に共に歩こう~ 日本に伝わって、日本で育った中国拳法をベースにして、中国拳法の套路や概念を頼りに道を探求する会です。あくまでも楽しむこと。人生を豊かにする活動でありたい。本質を求めながらもたどり着くことに拘らない。求める過程を楽しんでいきたい。それを目指して、中国拳法の神秘性と実践性、道としての在り様に則って活動します。東京と愛知を中心に練習会を開催しています。

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